BIGs 人見将亮「みっくすはバントエルドラージについてかく語りき」

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「××は~○○からでしゅ!」のような寒いお約束ギャグが生まれ、《密輸人の回転翼機》をいまだに1枚も持っていないにも関わらずその価格推移だけは人一倍詳しくなってみたり、「TOP8に32枚だと?禁止だぁ!禁止!!」なんて具合に言っているわりに自分はゴリゴリの「青白フラッシュ」をプレイしていて・・・と全く話題の尽きない『カラデシュ』が発売され、早1か月。

 

あ、どうも!ご無沙汰しています、みっくすです!

 

さて、第1回第2回は僕の好みで試行回数も多く、自信がある所謂"オールインデッキ"の二種類を語ってきましたが、今回はフェアデッキの中でも比較的新しい「バントエルドラージ」を掘り下げていきます。

 

しかしなぜ今「バントエルドラージ」なのか、不思議に思った人も多いことでしょう。 決して「ジャンドはBIGsの川崎さんがいて得意気に語るのが恥ずかしい」とか「マジックオンラインで《タルモゴイフ》を持っていない」とかそんな痩せた理由ではなく、諸外国に比べ日本国内ではこのデッキが「嘗められすぎている」と感じるからです。特にアメリカでは主にSCGツアーの常連達が一時期こぞって使用し、それについての戦略記事も豊富な為今でも一定の人気があります。Brian Braun-Duinが世界選手権でプレイしたのも「バントエルドラージ」でしたね。

 

と、前置きが長くなりましたがいつものようにデッキの概要から説明していきましょう。

   

【バントエルドラージとは】

・《貴族の教主》のマナ加速と《エルドラージの寺院》により通常のキャストより1ターン早くエルドラージをプレイして場の優位を取るor維持するフェアデッキ

・デッキリストは世界中で研究されほぼ固まっているため、フリースロットが5~6枚

・青、白、緑の優秀なサイドカードを使用可能でサイド後の柔軟性は高め

・モダンの強いデッキが持つ押しつけや理不尽な2~3キルを持っていない

・「ジャンド」「アブザン」「ジェスカイコン」「バーン」などのフェアデッキに微有利で「親和」「感染」、土地コンボに弱い

・中盤以降にプレッシャーを与えるカードが多く、《変位エルドラージ》と《希望を溺れさせるもの》で戦闘を支配し、勝利を目指す

 

貴族の教主.jpgエルドラージの寺院.jpg変位エルドラージ.jpg

モダンは最序盤の数ターンを最高の動きで終えることが重要なフォーマットですが「バントエルドラージ」は序盤のアクションはマナ加速か《古きものの活性》をプレイするだけで、フェアデッキ特有のフワっと感が悪目立ちしがちです。 カードと戦略は"丸い"けれどもそれを支える屋台骨が少し脆い。このデッキが世間で「パッとしない」と評される理由はこれでしょう。

 

【キープorマリガン】

「バントエルドラージ」のマリガン基準はデッキの特性上、「グリクシス」「ジャンド」「アブザン」などの除去主体デッキと比べて許容できる初手の内容や限度が大きく異なります。その為、フェアデッキにしては少し厳しく下記の要件を1つも満たさない場合はマリガンします。

 

・《古きものの活性》が複数枚もしくはマナクリーチャーと1枚ずつある

・《エルドラージの寺院》が2枚ありその他に2ターン目までにプレイできるカードが1枚以上ある

・《エルドラージの寺院》から2ターン目に3マナクリーチャーを展開できる

・《古きものの活性》とマナクリーチャーと除去はあるが重いところだけは引く必要がある

・初動は《呪文滑り》や除去だがそれ以降、マナトラブルも概ね無く順調に展開できる

 

つまり、モダンのスピードについて行けず、相手を妨害することもできない手札はマリガンします。《古きものの活性》はマナ加速でも除去でもありませんが《エルドラージの寺院》を探してそれ以降のターンで押し返すためのアクションですからキープに値します。

古きものの活性.jpg

マリガン後やサイド後はこの限りではないので、あくまでもメインボード限りのテンプレだということを忘れないように。手札破壊や土地破壊の多い相手にはサイド後マナ関連が多めの手札をキープすることを検討など、よく使用されている定石も活用してください。

 

【バントエルドラージの有利不利】

「バントエルドラージ」は一般的にフェアデッキと分類されるデッキには対処を迫るカード、場を制圧しやすいサイズのクリーチャー群で構成されており、有利と言われています。 半面コンボや速度と手数で負けているオールインには不利で、その中でも特に土地コンボへの耐性がありません。これはバントカラー(白青緑)で採用できるヘイトカードの中に土地コンボ用の物が限定的な打消し呪文しか存在しないことが原因です。フェアデッキにも大きく有利なわけではありませんが、細かく分類すると日が暮れるので今回はおおまかに有利と定義します。

 

『有利』

ジャンド(《反逆の先導者チャンドラ》非採用タイプ)

アブザン

バーン

グリクシスデルバー

グリクシスコントロール(《ゲトの裏切り者、カリタス》《反逆の先導者チャンドラ》非採用タイプ)

トリコトラフト

トリコナヒリ

白黒トークン(エムラ変身コンボ非採用タイプ)

 

『不利』

マーフォーク

感染

親和(サイド後は改善される)

トロン

スケープシフト/RGヴァラクート

ドレッジ

アドグレイス

URストーム

ランタンコントロール

 

ここに挙がらなかったデッキとのマッチアップはこちらのアンチカード採用枚数によって変動したりしますが、体感では五分程度と言えるでしょう。 このなかでも「マーフォーク」と「RGヴァラクート」はお手上げです。

   

【バントエルドラージのセオリー】

ヤヴィマヤの沿岸.jpg空中生成エルドラージ.jpgエルドラージ末裔.jpg

・《古きものの活性》を1ターン目にプレイする際、《森》と《低木林地》or《ヤヴィマヤの沿岸》がある場合はダメージランドから優先して出す

・2ターン目に《変位エルドラージ》と《空中生成エルドラージ》or《作り変えるもの》がプレイできるのであれば、基本的に《変位エルドラージ》は出さない

・《血染めの月》をプレイされる可能性がある相手には、安易にエルドラージ・末裔トークンを生け贄にしない

   

バントエルドラージデッキ画像.jpg


 ※画像をクリックすると、MOで使用できるテキストデータをダウンロードできます。




【除去呪文の選択】

四肢切断.jpg仕組まれた爆薬.jpg

最近、「バントエルドラージ」のデッキリストから《四肢切断》が抜かれているリストを多く見るようになりました。代わりに《仕組まれた爆薬》をメインから3枚投入するのが流行している様ですね。しかしその場合、本来有利とされる「ジャンド」や「アブザン」に対して相手のプレイした2マナクリーチャーを処理できるカードが《流刑への道》だけとなり、後手に回ってそのままリリアナマウントを取られ易くなっているので、僕は《四肢切断》の採用を強くすすめます。《仕組まれた爆薬》は万能なカードですが、序盤のテンポが命のモダンにおいてメインボードに複数枚採用するのはいささかリスクが大きいとも感じています。

 

【3マナのエルドラージ達】

作り変えるもの.jpg空中生成エルドラージ.jpg

《作り変えるもの》と《空中生成エルドラージ》はお互いに《ヴェールのリリアナ》へ耐性がある点においては似たカードですが実際は全く役割が異なります。 《作り変えるもの》は環境の除去が《稲妻》に偏っている時や青いコントロールが多い時に非常に便利なカードで、《空中生成エルドラージ》は主に苦手としている「感染」や「親和」に対して飛行クリーチャーと相打ちをとりつつマナ加速を行う為のカードと言えるでしょう。 現環境における「感染」と「親和」は非常に強く、トーナメントを勝ち上がるに際して倒さなければならないデッキです。その為、今回は《空中生成エルドラージ》の枚数を優先していますが、その分色事故の可能性も少し上昇しています。

     

【主要デッキへのサイドボーディング】

「発掘」

in:2《安らかなる眠り》、1《墓掘りの檻》、1《崇拝》、1《スラーグ牙》
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out:2《四肢切断》、1《仕組まれた爆薬》、1《難題の予見者》、1《現実を砕くもの》
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とにかく負けないことを意識するマッチアップ。 相手は面で押して《燃焼》で勝つのが主なゲームプランで、こちらはクリーチャーのサイズでは負けておらず盤面を膠着させやすいが、手数では不利になりやすい。 《安らかなる眠り》と《墓掘りの檻》は採用枚数を逆にしても構いません。

 

相手の予想サイドカード:《自然の要求》《暗黒破》《突然の衰微》《稲妻の斧》

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「バントエルドラージ」

in:1《スラーグ牙》、1《太陽の勇者、エルズペス》

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out:1《仕組まれた爆薬》、1《呪文滑り》

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《太陽の勇者エルズペス》は一見重いカードに見えますが、相手の《流刑への道》で土地が伸びるのでプレイしやすいカードです。 序盤に基本土地を全部持ってきてしまわないように気を付けましょう。また、今回のリストは相手の《崇拝》に対して無力なのでそこは諦めます。同型に強くしたい場合は《永遠の証人》を採用し、《変位エルドラージ》の能力と併せて《流刑への道》を連打する構成にしてください。

 

相手の予想サイドカード:《崇拝》《世界を壊すもの》《神聖な協力》《太陽の勇者エルズペス》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》

 


「感染」

in: 1《否認》、2《頑固な否認》、1《神聖な協力》、2《仕組まれた爆薬》、1《ハーキルの召還術》

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out: 4《現実を砕くもの》、2《作り変えるもの》、1《希望を溺れさせるもの》

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勝つ時はほぼ完封勝ちなのでわかりやすいゲーム。 相手が《台所の嫌がらせ屋》をサイドインして通常ダメージ勝利を狙ってくるケースもあるので、必要以上に土地からダメージを受けすぎないように。

相手の予想サイドカード:《よじれた映像》《四肢切断》《台所の嫌がらせ屋》《払拭》《呪文貫き》《呪文滑り》

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「バーン」

in: 1《スラーグ牙》、1《崇拝》、1《否認》、2《頑固な否認》、1《神聖な協力》

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out:3《希望を溺れさせるもの》、2《四肢切断》、1《変位エルドラージ》

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通常は有利だがこのリストでは五分程度のマッチアップ。 《難題の予見者》が一番強いのはこの相手で、《希望を溺れさせるもの》は相手のスピードが速すぎるので全部抜きます。 《変位エルドラージ》はサイズに文句はありませんが、能力を起動している場合ではないので減らします。

 

相手の予想サイドカード:《罠の橋》《溶鉄の雨》《流刑への道》《破壊的な享楽》《跳ね返す掌》《二股の稲妻》


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「親和」

in: 1《スラーグ牙》、3《ハーキルの召還術》、1《崇拝》、2《仕組まれた爆薬》、1《神聖な協力》

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out: 4《難題の予見者》、4《現実を砕くもの》

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メインは絶望的、サイド後は少し良くなりますが微不利の印象は拭えません。 一般的には《石のような静寂》が「親和」対策として採用されていますが、これは誤りです。 後手2ターン目では《石のような静寂》で間に合わない事も非常に多く、起動型能力を封じたものの自分の《仕組まれた爆薬》が起動できず盤面を巻き返すことができません。 デッキとしての整合性と逆転の目を残すためにも「バントエルドラージ」が「親和」対策として採用するなら《ハーキルの召還術》がベストです。ただし「トロン」や「蔵の開放デッキ」を対策する場合や、他の「親和」対策カードを別に用意しているのなら《石のような静寂》の採用は正当化されます。

 

相手の予想サイドカード:《ギラプールの霊気格子》《摩耗/損耗》《血染めの月》《四肢切断》《呪文滑り》

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「ジャンド」

in: 1《スラーグ牙》、2《安らかなる眠り》、1《太陽の勇者エルズペス》、2《仕組まれた爆薬》

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out: 1《呪文滑り》、1《変位エルドラージ》、4《貴族の教主》

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《安らかなる眠り》と《作りかえるもの》の相性の悪さに目が行きがちですが、《ヴェールのリリアナ》へ耐性をあげつつ序盤の場を作る役割があるため抜きません。
《貴族の教主》は気持ちとしては抜きたくありませんがあまりにも多くのカードに巻き込まれる為、やむなくサイドアウトです。


 

相手の予想サイドカード:《最後の望み、リリアナ》《大爆発の魔道士》《血染めの月》《滅び》《渋面の溶岩使い》《神々の憤怒》《オリヴィア・ヴォルダーレン》《ジャンドの魔除け》

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「アブザン」

先手
in: 1《スラーグ牙》、2《安らかなる眠り》、1《太陽の勇者エルズペス》、2《仕組まれた爆薬》

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out: 1《呪文滑り》、1《変位エルドラージ》、1《森》、3《空中生成エルドラージ》

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後手
in: 1《スラーグ牙》、2《安らかなる眠り》、1《太陽の勇者エルズペス》、2《仕組まれた爆薬》

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out: 1《呪文滑り》、4《変位エルドラージ》、1《森》

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ジャンドと似たようなゲームプランを取ってくる相手ですが、ジャンドよりもこちらが少し矛盾するプランを取らざるを得ない相手です。
《安らかなる眠り》と《作り変えるもの》は相性最悪な組み合わせですが、このマッチでは3ターン目リリアナのマイナスでマウントを取られないことが最優先されるため
サイドアウトできません。しかしながらジャンドよりも低マナの全体除去が少ないため、盤面が突然崩壊することは稀です。


 

後手の時に《変位エルドラージ》を抜くのは《エルドラージの寺院》経由で2ターン目にプレイした返しで《ヴェールのリリアナ》でマウントを取られることを少しでも減らしたいので《空中生成エルドラージ》を残すためです。相手が《最後の望み、リリアナ》を多く採用している場合は《空中生成エルドラージ》を全部抜きます(《未練ある魂》を採用している相手に《空中生成エルドラージ》を残すというのが先述の「少し矛盾するプラン」です)。


 

相手の予想サイドカード:《最後の望み、リリアナ》《大爆発の魔道士》《滅び》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》《太陽の勇者、エルズペス》《盲信的迫害》

666IS9Kk-Hx.jpg66hlWlLU.jpg117218.jpg66speed.ic.V455FjGdwZ.jpg33.jpg,qc=399630,a2.pagespeed.ic.V8dOcOqrme.jpg33speed.ic.dZNun4B4xG.jpg


 

「グリクシスコントロール」

in: 1《スラーグ牙》、2《安らかなる眠り》、1《否認》、2《頑固な否認》

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out: 1《仕組まれた爆薬》、1《流刑への道》、3《変位エルドラージ》

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大量の除去と《コラガンの命令》でこちらのクリーチャーを捌いてきますが、相手も相手でそうそういつも土地が4~5で止まり、除去は豊富に引けてフィニッシャーもアリ。 なんて手札は来ないので、恐れることはありません。ポイントは《コラガンの命令》撃たれた時に捨てる用のカードを常に手札に残しておくことです。

 

相手の予想サイドカード:《最後の望み、リリアナ》《大爆発の魔道士》《滅び》《血染めの月》《塵への崩壊》

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「アドグレイス」

in:1《否認》、2《頑固な否認》、3《ハーキルの召還術》

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out:2《四肢切断》、4《流刑への道》

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相手が《墓所のタイタン》をサイドインしてくる可能性もありますが、それを警戒する場合は《希望を溺れさせるもの》と《流刑への道》を交換してください。


相手の予想サイドカード:《ファイレクシアの非生》《残響する真実》《すべてを護るもの、母聖樹》《殺戮の契約》
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【採用を見送ったカード達】


《世界を壊すもの》

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一見、除去耐性もあり苦手な飛行を止めながら地上も抑え込めるサイズがあってサイドカードとしては妥当にみえるところですが、重すぎる事や問題に対処した後こちらのライフが残っていない場合が多いこと、不利なマッチアップを覆すヘイトカードでは無いことから不採用。


 

《虚空の杯》

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このカードを使いたい相手にはX=1でプレイすることになり、こちらがプレイする《流刑への道》《貴族の教主》《古きものの活性》との整合性が取れないため不採用。


 

《軽蔑的な一撃》《統一された意思》

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今回は土地コンボへのガードを下げていた為に不採用となりましたが、もし採用するのなら《墓掘りの檻》《神聖な協力》《頑固な否認》をすべて抜いてこれらを採用します。


 

《永遠の証人》

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入れるのであればメインボードの《呪文滑り》の枠。ミラーマッチと「キキコード」「アブザンカンパニー」に有効なカードです。
これは皆さん自身が想定するメタゲーム次第で変更して構いません。


 

《幽霊街》

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おすすめしませんが採用するなら《魂の洞窟》を減らしてメインに1枚、サイドにも追加で1~2枚。


 
 
 

【おまけ】


「バーン」や「親和」の様な試行回数をこなしたわけでなくスペシャリストと誇れないので今回、執筆にあたりマジックオンラインで40マッチほどプレイしました。また、最低でもTOP8くらい入らないと説得力無いなあ・・・なんて考えながら実際に冒頭で紹介したデッキリストのまま10月23日に横浜で開催されたBIGMAGIC Sunday Modernにも出場。


 

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結果


白黒トークン先手○○


トリコトラフト後手○×○


トリコ昇天後手○○


アブザン先手○××


バーン先手×○○


青白鋼親和後手×○○


ID


感染後手○×○


親和後手○○


けちな贈り物4Cスケープシフト後手××


 

ぐぬぬっ、惜しくも準優勝。


 

しかしながらフィールドが予想通りフェアデッキとオールインが多く「バントエルドラージ」にとっては良い環境でした。マジックオンラインとは違い、リアルのモダンイベントはフェアデッキの使用率が高めになる傾向が強いのですが、その理由はまたの機会ということで。


 

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。


 

それじゃ、ばいばいっ!