Hayashi Shoya「BMワンダーフォーゲル部」第23回 <平地・万里の長城>

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text by hayashi shoya

「ワンダーフォーゲル(ドイツ語: Wandervogel)は、戦前期ドイツにおいてカール・フィッシャーらがはじめた青少年による野外活動である。
また、それを元にする野外活動を率先して行おうとする運動。1896年にベルリン校外のスティーグリッツのギムナジウムの学生だったカール・フィッシャーがはじめた。」
―Wikipediaより


お久しぶりです、hayashiです。
最後に掲載させていただいた第22回の記事から、実に13か月が経過していました。見ていてくださった方ももう覚えていないのではないでしょうか。やっぱりここは、初めまして。

あの頃はワンゲル部=登山という認識で《山》だけについて書かせて頂いてたのですが、今回からはもっとテーマを広げて『土地』と言う括りで色々な風景を紹介したいと思います。

正直5回目くらいから「山だけでは無理だろ」などと思いつつ書いてたから思い切って主旨を変えてみたとか、そういうわけではありません。



今回は《平地》のAPACランドである「万里の長城」を、僕が撮ってきた写真と一緒に紹介したいと思います。

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※プライバシー保護の為画像処理を施しています。

まず、万里の長城では、見渡す限りに人間が石にされた状態で配置されています。


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歩いても歩いても周りは石人間だらけです。彼らに何故このような災厄が降りかかったのでしょうか?


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秦の始皇帝の時代からずっとこのままの状態で配備されてる方たちもお目見えします。
さすが龍道が通るパワースポットだけあって、この光景を見ているだけで圧倒されてきますね。








嘘です。


これらの写真は日本の兵庫に存在する「太陽公園」と言う場所で撮らせていただいたものになります。
一応、「萬里長城」とは書いてあるので...。









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本物の万里の長城はこのような外観です。
現存する壁の延長は6,259.6km。とてつもないスケールの建造物が山脈に沿って延々と続いています。


あれ...これどう見ても《山》では?


テーマを広げども、やはり《山》の呪縛からは逃れられないのか......





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こちらがAPACの透明の袋に含まれているRebecca Guayが手掛けた万里の長城《平地》です。幽玄な色合いがたまりませんね。
しかし、そもそもこのイラストからして《山》感が溢れている気がします。
目を細めて見れば、枠デザインと生み出すマナが赤マナに...見えてくる。断言しちゃいます。




そんな事はさておき、万里の長城です。
そもそも何故このような途轍もなく大きなものが作られたのでしょう?
元々は戦争中に各国が建設していた長城があったそうです。秦の始皇帝が中国統一後、それらを全て取り壊して3か国分の長城を繋げ、
そこからさらに少しずつ増設したものが現在の万里の長城になったと言われています。話は大分ショートカットしているので、詳しい事が知りたい方はWikiなり専門書なりを読みましょう。




昨年の9月頃に、杜撰とも言える修復作業が行われて話題にもなりましたね。
万里の長城には「野良城」と呼ばれる国に管理されていない箇所があり、その部分の自然な荒れ方が、千年以上の年月を経たロマンを感じさせてくれると愛好家の間で人気になっていました。
しかし、そのように「荒れ地の聖地」となった場所ほど修復の必要ありと見なされたのでしょうか。なんと、コンクリートでまったいらに埋め立てられてしまいました。
これには愛好家達も怒ります......が、そもそもニュースで放映された比較写真は違う場所の補修箇所であるという話や、このままではあと数年で城壁が完全に崩落してしまうと言う話、そもそも修復に使用した材料もコンクリートじゃないなどの話が続々と飛び出してきて、結局誰が・何が悪いと言うことでは無いのかもしれません。
強いて言うなら、修復が必要になった原因の一つであろう、長城の瓦礫を削って持っていった人達が悪いのでしょうが、きりがないのでこの話はここで終わる事にします。




今回の事件?で世界中の廃墟・遺跡愛好家に愛されている事があらためてわかった、万里の長城。
日本からは簡単に行ける場所ではありませんが、「不到長城非好漢(万里の長城に行かなければ男じゃない)」とは万里の長城にある石碑に記された毛沢東の言葉です。それくらいの事を言われる名所ですので、一度は訪れてみたいですね。



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どれぐらいかかるのか、検索してみましょう。





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大阪からだとやはり少し遠いです。