再誕の宣言/Proclamation of Rebirth
タグ:Card of the Day, MTGシングル, Proclamation of Rebirth, ディセンション, 再誕の宣言, 岩SHOWCard of the Day -今日の1枚- 2013/07/04
再誕の宣言/Proclamation of Rebirth
ここまでくれば、今週は墓地ウィークということにしてしまおう。
本日は白の墓地に関する1枚。
そもそも白が墓地からクリーチャーを蘇らせるのはあまりイメージにない・どっちかといえば黒じゃないの?という方も多いのではないだろうか。
実は、マジックが生を受けた時より、この効果は白が持つものであったのだ。
黒の通称「リアニメイト呪文」は、死者を使役する・ゾンビとして墓から引っ張り出すフレイバーのものが多い。
それに対して白の呪文は、神や聖人が起こした奇跡としての「復活」であり、魂の抜け殻と化した黒の蘇生とは本質的な部分が違うのである。
黒のリアニメイトが条件次第では再度死体に戻るのに対して、白のそれは純粋な復活であるところはフレイバーとして納得できるものだ。
さて、前置きが長くなったが今日の1枚はディセンションからこれを。
3マナで、1マナ以下という制限はあるが3枚ものクリーチャーを復活させるコストパフォーマンスは抜群の1枚だ。
ウィニーの息切れとして普通に使ってもなかなかに強力だが、このカードがトーナメントシーンで真価を発揮したのはもう一つの能力によるところが大きい。予見という能力で、コストと効果は下がってしまうが、繰り返し使えるという点がポイントとなる。
特に登場時から現在まで、環境を問わず存在する相棒が《砂の殉教者》だ。殉教者自身で7マナ貯まるまで粘り続け、7枚目のランドをセット出来ればそこからは釣って回復を毎ターン延々行える。
どんなビートダウンでも、毎ターン二桁回復されるようになってしまってはお手上げである。
最近では《苛立たしい小悪魔》のような新しい相棒になりそうなカードも出てきているので、デッキを作ってみるのも楽しいだろう。