炎の中の過去/Past in Flames
タグ:Card of the Day, MTGシングル, Past in Flames, イニストラード, 岩SHOW, 炎の中の過去Card of the Day -今日の1枚- 2013/07/26
炎の中の過去/Past in Flames
燃えろよ燃えろ、炎よ燃えろ。
キャンプファイヤーを髣髴とさせるイラストでこの1枚をチョイス(本当は焼き討ちだけど気にしない)。もう随分と過去の思い出を、このカードのイラストはフラッシュバックさせてくれた。
カード自体も「イニストラード」のテーマ、フラッシュバックに関係するもの。
自分の墓地にあるインスタントとソーサリーをもう一度キャストできるようになるというもの。
国や次元が変わっても、炎を見ることで過去の何かを思い出すという、人間の本能的な部分は変わらないようだ(イラストのオリヴィア様は吸血鬼だけど気にしない)。
類似カードは《埋め合わせ》《ヨーグモスの意志》。
《埋め合わせ》の効果範囲を広げた分、重くなったのは当然だが獲得できるアドバンテージではこちらの方が圧倒的に膨大だ。
レガシーでは未来永劫禁止と言われる超絶パワーカード《ヨーグモスの意志》と比べると、挙動・狙い自体は近いが流石に分が悪い。しかし、ヨーグモスには出来ない芸当をしっかり備えてはいるのだ。
それが、レガシーの「ANT」でよく見られるアクション。
《陰謀団の儀式》スタックで《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動、赤マナをひねり出しつつスレッショルドを達成。そこからディスカードした《炎の中の過去》をフラッシュバックし、墓地に眠る呪文を連打して《冥府の教示者》フラッシュバックに繋ぐ...という、今では定番の勝ち筋。
以前は《不正利得》がこのポジションを務めていたが、それをこのカードがまさしく「炎の中の過去」にしてしまったのだ。