墓所這い/Gravecrawler

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/08/06

墓所這い/Gravecrawler

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ホラーといえば、ゾンビ。映画に漫画にゲームにと、随分身近な存在となったゾンビ。
マジックの世界にも満ち溢れているのは言うまでもないだろう。

 

最初は部族シナジーも非常に薄く、スケルトンなどと大差のない扱いをされていた連中であるが、それでもワラワラと数自体は多かった。

 

この有象無象の大群が、「オンスロート」ブロックにてフィーチャーされ一躍強力部族の仲間入りを果たす。

 

その後もちらほらと、しかし確実に姿を見せるものの環境の最先端に君臨するような存在ではなくなってしまう。

 

そんなゾンビ達が再び地の底から這い出し地表を覆い尽くしたのが「闇の隆盛」後の環境である。

 

《ゲラルフの伝書士》と共に颯爽と現れ、ゾンビの1マナ域の鉄板となったのがこの《墓所這い》。

 

1マナでパワー2、ブロックには参加できないが尋常ではないそのしぶとさ。

 

文句のつけようがない高性能ゾンビだ。

 

その墓地から帰還してくる能力を有効活用して、《血の座の吸血鬼》《ファルケンラスの貴種》に食べられ続けるのも彼らの仕事だ。

 

横に《血の芸術家》がスタンバイしていると尚良い。

 

「レガシー」では《ゴブリンの爆撃》で肉片を飛び散らせてはズルズルと元の姿に戻り、さらには「統率者戦」で《ファイレクシアの供犠台》と他のゾンビで無限ストームや無限アーティストでゲームを決めることが出来る。

 

殴ってよし、コンボして良しの超優等生。

 

余談であるが、《墓所這い》を蘇らせたのはゲラルフの姉であるギサ。

 

ゲラルフは「胴のないグールは戦力としてノーカン」と言ったり、この恐怖そのものの1マナ生物をリリアナ姉さんが見た感想がフレイバーテキストにかかれている。

 

このレベルで、まだまだ弱いという扱いをされているということは...この先、より恐怖に満ちたゾンビが姿を見せるのかもしれない。恐ろしや。


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