メイエルのアリア/Mayaels Aria
タグ:Card of the Day, Mayaels Aria, MTGシングル, アラーラ再誕, メイエルのアリア, 岩SHOWCard of the Day -今日の1枚- 2013/10/10
メイエルのアリア/Mayaels Aria
君たち、好きやろ?勝利条件カード。
なんらかの条件を達成すれば、「相手のライフを削りきる」「相手がライブラリーからカードを引けなくなる」の2大条件以外の方法でもあなたを勝利に導いてくれるカード。
だがそれは、決して近道ではない。
大抵は、気の遠くなるような労力をかけて、それでも時間が足りずに先にこちらが撲殺されてしまうような、果てしない回り道である。
暴言かもしれないが「無駄」とさえ言える努力に、何故人は挑みたくなるのだろう。
誰だって、チャレンジャーでありたい気持ちはずっと持ち続けている。
しかし人の世はかくも住みづらく、どこかで「妥協」しなければ生きていくことは出来ない。
しかしゲームの中でなら...せめてゲームの中ぐらいは、チャレンジャーでありたい!そんな熱い心をくすぐる勝利条件カードは、今日もプレイヤーを惹きつけてやまない。
今回紹介するのは、勝利条件カードの中から《メイエルのアリア》。
ナヤカラーの3マナエンチャントで、巨大クリーチャーをコントロールしていればそれぞれのサイズに応じたボーナスを獲得出来る。
パワー5なら、「ガルガンチュアン合格です。もっと大きくなれよ」と自軍のサイズアップ。
正直この能力だけで押し切れそうというか、オーバーキルな香りがするが、気にしないで次に進む。
パワー10なら、「おめでとう!君も今日から大祖始クラスだ。これとっときなさい」と10点ゲイン。
殴りに行って十分打ち勝てるサイズの生物がいて、なおも自分の身を守る必要があるのかと。
そして20点到達なら、「お前がチャンピオンだ」でエンドロールが流れ出す。
殴ったら勝ってるとかは言うんじゃない。
相手が無限ライフコンボを決めていても勝てる可能性があるのだ。
このカードでの勝利を狙うならば、相性が良さそうなカードは《大祖始》《苔橋のトロール》《セラのアバター》《黄金たてがみのアジャニ》《倍増の季節》《Berserk》《憎悪》《アクロスの巨像》といったカード達か。
うーんなんともオーバーキル。
ちなみに「アリア」とは「詠唱と訳され、オペラ、オラトリオ、カンタータなどの大規模で多くの曲を組み合わせて作られている楽曲における、叙情的、旋律的な独唱曲、または類似の曲に付けられる曲の名前」だそうだ。
メイエルは「ファッティ万歳」のようなことを歌っているのだろう。