粛清するものクローシス/Crosis, the Purger

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/11/18

粛清するものクローシス/Crosis, the Purger

粛清するものクローシス/Crosis, the Purger

粛清するものクローシス/Crosis, the Purger

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もう13年も前の話になるが「インベイジョン」が出た時の衝撃は今でも覚えている。
「ウルザズサーガ」から始めた筆者にとって、リアルタイムで発売されるセットでマルチカラーが含まれているものは初めてのことだった。

 

しかもマルチカラーが主軸に据えられたセットだとわかると、もう寝ても覚めてもどんなカードが登場するのかばかり考えていたものだ。実に中学生。

 

その「インベイジョン」の看板とも言えるサイクルの1つが今日の1枚《粛清するものクローシス》を含む5枚のドラゴンサイクルだった。

 

彼らはかつて「レジェンド」にて登場したエルダードラゴン達を髣髴とさせる3色の組み合わせと風貌をしており、サイズや能力などはより使いやすく・現実的なものへと調整された、新世代のエルダードラゴンとでも呼ぶべき連中だった。
この中でも、特にその見た目から人気が高かったのがクローシスだ。

 

クローシスが担当するのは青・黒・赤。黒を中心として、それの友好色2つと併せたこのカラーリング、今でこそ「グリクシス」と呼ばれているが、「アラーラの断片」登場以前はこのドラゴンの名を用いて「クローシス」と呼ばれるのが一般的だった。

 

どちらにせよ語尾がシスなので、「リース」→「ナヤ」などに比べると違和感なく移行できたのを覚えている。

 

この色の組み合わせは、手数で勝負できるのが売りだ。

 

ドロー・カウンター・ハンデス・除去(クリーチャー&アーティファクト)・バウンス・火力・土地破壊...繰り出せる技のバリエーションの豊富さには目を見張るものがある。

 

しかし弱点というのも明確にあって、目立つのはクリーチャーに関する部分だ。

 

しかし、それを解決したのがこのクローシス。当時、6マナ6/6飛行という骨太なサイズはフィニッシャーとして申し分なく、グリクシスコントロールはこのカードがあったために成立したと言っても良い。

 

また「オデッセイ」参入後は「リアニメイト」や「Benzo」で早いターンに降臨し、対応できなかった相手の手札をズタズタにする活躍をしたのだった。

 

さて、今週紹介するカードにはある共通点があって毎度おなじみ「○○ウィーク」なのだが、今週はあえてその内容を明かさないでいきたいと思う。何ウィークなのか、楽しみにしてほしい。


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