巨大カキ/Giant Oyster

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Card of the Day -今日の1枚- 2014/01/20

巨大カキ/Giant Oyster

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いよいよ日本列島も冬の終盤といったところ。とにかく寒いが、冬ならではの美味しいものを食べられるのは良いことだ。

 

とくに、冬に本番を迎えるもので言えば牡蠣(カキ)。海のミルクとも言われるこの2枚貝、僕は冬と言えばこれだと思っている。

 

最近は某ウィルスの影響もあってか生食することができるものは限られてしまったが、それでも焼いてよし蒸してよしお鍋にいれてよしと、大車輪の活躍を見せる冬の味覚である。

 

マジックの世界にも牡蠣はしっかりと存在しているようだ。

 

この《巨大カキ》は、じっくりと対戦相手のクリーチャーを除去・無効化するシステムクリーチャーである。貝の成長は非常にゆっくりとしたものである。

 

少しずつ少しずつカルシウムを摂取して貝殻を大きくしていくのであるが、まるでその過程を見るかのごとくこのカードもゆっくりとした効果を持っている。

 

対戦相手のクリーチャーを1体タップして、カキ自身がタップである限り捉え続け、さらにその捕まっているクリーチャーはターンを迎えるごとに-1/-1カウンターが置かれて縮小していく。

 

このクリーチャーはカキのロックから解放されるとこのマイナス修正からも解き放たれる。これがどういうことか想像してみると、なかなかに恐ろしい事実が浮かび上がってくる。例をあげて《ゴブリンの先達》君に出演してもらおう。

 

ゴブリン君は《シヴの浅瀬》の道案内をしていた。その時、ある岩の割れ目に足を滑らせてしまう。

 

アイテテ...と身体を起こそうとしたところ、この岩が閉じてしまって足はガッチリと食われてしまったのだ。どうやらこの岩はカキだったらしい、己の身を守る自衛本能で殻を閉じてしまったのだ。

 

これは外せそうもない。途方に暮れているところに《容赦ない潮流》が襲ってくる。潮が満ちて、ゴブリン君は息が出来なくなり、最終的には溺死を...うーんこわっ。やめよやめよ。

 

現在唯一のクリーチャータイプ「カキ」の持ち主である。恐らく最初で最後であろう。というか、何故再編されなかったのだろうか。


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