軍勢の集結/Assemble the Legion
タグ:Assemble the Legion, Card of the Day, MTGシングル, ギルド門侵犯, 岩SHOW, 軍勢の集結Card of the Day -今日の1枚- 2014/02/01
軍勢の集結/Assemble the Legion
各々一兵卒の力は弱くとも一致団結することであらゆる敵を打倒する。
人海戦術と言ってしまえばそれまでだが、志を共にする同志が集えばどんなん困難も乗り越えられるんだ!と言えばそれは美しい響きへと変わるだろう。
そんな思想と、それを共有する者が集うことを表現したカードが、この《軍勢の集結》である。
このエンチャントは、1/1のトークンを自動生産してくれる。
戦闘において、1/1というのは最低基準となるサイズである(アタックしない0/4とかは置いといて)。
このサイズのクリーチャーが頑張ろうと思うなら、飛行なり接死なりが欲しいところだが...
このカードが生み出す兵士トークンが有しているのは速攻。
1/1速攻が敵陣に斬り込んでもちょっとな...という盤面は少なからずある。
このエンチャント、5マナ払ってそれを生み出すだけ?それなら2マナの《苦花》に軍配が...となるわけだが、ここで忘れちゃいけないのが、この生み出されるトークンはターンを重ねるごとに増えていくということ。
これがこのカードを強烈なフィニッシャーへと押し上げている。
例え1/1という最低サイズであろうとも、それが一気に4体、5体と生み出す波状攻撃となれば、これを無傷で捌けるデッキというのもなかなかないものだ。
対コントロールにおいては、対戦相手のありとあらゆるクリーチャー除去呪文を腐らせて以降は手札を温存できる。 相手に何もなければ座っていれば勝てるし、これを必死に排除してきたら手札を使って残りライフを攻め立てればよい。
このカードの存在があるため、コントロール側は赤と白が入っている相手に対してサイド後エンチャントを除去できるカードを絶対に積んだ方が良い。
例えメインで1枚もエンチャントを見ていなくても、そうするに越したことはないぞ。
あるいは、このカードを完全に完封できるカードを使っても良いだろう。《イゼットの静電術師》や《集団疾病》は最高の回答となるだろう。
ちなみに、先ほど例に挙げた《苦花》との対決はなかなか面白い。
お互いに《軍勢の集結》と《苦花》1枚ずつと基本土地のみで戦うと、後手ではさすがに圧倒されてしまう。
しかしこちらが先手ならば...なかなかいい勝負になるので、是非シミュレーションしてみて欲しい。
ダメージレースの勉強に、ほんの少しだけなるかもね。ほんの少しだけ。