2014/02/17 Hellfire - Card of the Day -今日の1枚-
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突然だが、マジックはメタルだ。さらに言えばヘヴィロックでもあり、プログレだったりもするが、とりあえずはメタルだ。
何の話かと思われる方のほうが多いとは思うが、うんうんと頷いているメタラーも多いと信じている。
マジックのイラストや、カード全体から醸し出される雰囲気が、なんとも言えずメタルだったりするのだ。そんな訳で、今週はメタルCDのジャケットイラストに使用されていても違和感のないカードを紹介して行こう。
栄えある1枚目は《Hellfire》。闇の眷属以外を薙ぎ払う地獄の業炎である。
黒でないクリーチャーをすべて破壊し、自分はその数+3点のダメージを受ける。しかしこのカードを使うデッキなど、どう考えても黒単色以外に有り得ない。相手の防衛ラインを突破したら、全軍をその喉元に殺到させれば決着と相成るだろう。
撃てば勝利と言ってもけして言い過ぎではない、強力なカードである。多少の命などくれてやる。防御面でも、そこまで悪いものではない。
どうせ何もせずに殴られていれば、これで受けるよりも多いダメージを受ける場合がほとんどだろう。《滅び》?いや、ごめんなさい。攻めてナンボのデッキに入れてナンボである。相手も黒単だったら?そこはもうこんなカードのことは忘れて仲良く握手しようぜ。
イラストは、業炎が十字軍の騎士たちを骨まで焼き払う中、高笑いするデーモンが描かれている。素晴らしい。実にメタルだ。
このイラストの上の方に「HELLFIRE」とおどろおどろしいロゴで描けば立派なジャケットの誕生だ。
教科書通りの80年代~90年代初頭のヘヴィメタルを堪能できるだろう。「レジェンド」自体が、ヘヴィメタル感溢れるエキスパンションであり、1つのアルバムであるとまで言ってしまっていいだろう。ヘヴィメタル・ブームも終盤に差し掛かった94年発売、ヴィンテージもののアルバムである。