2014/03/25 花粉光の羽 - Card of the Day -今日の1枚-
タグ:Card of the Day, ラヴニカ, 花粉光の羽花粉光の羽/Pollenbright Wings
この時期、世界が春に向かって生まれ変わっていく素敵な時間の中で、多くの人を苦しめるものがある。「花粉」だ。重度であれ軽度であれ、花粉症持ちの人々はこの時期、涙と鼻水、それから各種症状で地獄を味わうことになる。これが終われば心から春を楽しむことが出来るのだが…
まあこればっかりは自然の摂理であるのでどうしようもない。各種手段を用いて抗うことは出来るが、勝利することは出来ない。僕自身も、ある時期花粉症から解放された(とはいえ年中慢性の鼻炎ではあるが)ことがあった。原因は全くもって不明だが、スッキリとした春を送っていた。…そう、過去形なのである。
今年は、これまで抑えられていたものがぶり返してきたのか、通勤中は涙が止まらない。涙が落ち着くと今度は鼻が…はい、同じ花粉症の皆さん。頑張って乗り切りましょう。頑張りようもないですが…
こんな花粉にまつわるカードがマジックにもしっかり存在する。今回チョイスしたのは、それらの中で最も「花粉感」がなかったイラストのこのオーラ。他の2枚は見ただけで目が潤んで…興味のある方は調べていただきたい。早速カードの紹介に移ろう。
このオーラは、比較的重いものである。マルチカラーの6マナという安くないコストがもたらすのは、直接的な強化ではない。確かに飛行を与えるが、それは6マナよりも軽いマナで達成することが出来る。それでもこのカードは、リミテッドで十分な威力のフィニッシャー足り得る。それだけ、2つ目の能力が強力なのである。
その2つ目の能力は、プレイヤーに戦闘ダメージを与える度に誘発し、そのダメージと同じ数の苗木トークンをばらまく。これは尋常じゃない。5/5につけられると、こちらは巨大なフライヤーに殴られ、相手は脆いとはいえ毎ターン増える生垣にその身を隠していく。なんだったらその生垣まで殴りかかってくるのだ。このカードの実力をなめていた僕だったが、使われた時には花粉症の如く鼻水が止まらなくなった。
《茨の精霊》や《解体するオーグ》につけて…いや、オーバー・オーバーキルだな。