Thorn Thallid
タグ:Card of the Day, MTGシングル, Thorn Thallid, フォールン・エンパイア, 岩SHOWCard of the Day -今日の1枚- 2015/03/16
Thorn Thallid
花粉。許すまじ。僕の場合、外よりも電車の中や室内のような、空気の流れの弱いところで地獄を見る時がある。鼻が痒くなるのよ。この時期に、GPとかBMOのようなイベントがなくてちょっとホッとしている。まあ、何も感じずにケロっとしてる年もあったりでよくわからんのですが。今年はちょっとだけダメージがありますハイ。
そんなわけで、今日の1枚は花粉の時期になると思い出すこの1枚《Thorn Thallid》。ティヴァダールさんのいる「ソーン(Thorn)」があるテリシア大陸からは海を隔てたサーペイディア産であるため、このThornはテンプレ翻訳で「茨」で良いんじゃないかな。「茨のサリッド」。見た目は4種類あるが、僕が1番好きなのはこの「昭和ライダーの怪人」感溢れるイラスト。初めて買った『フォールン・エンパイア』からこれが出てきたというのも勿論ある。『ウルザズ・サーガ』のリアル路線に比べて、アンティークなデザイン・画風は中学生だった僕の心を強く打った。頑張って訳した結果、カードとしてはあまり強くもなさそうだが、緑には珍しい直接ダメージを与える能力がこれまた琴線に触れて使った思い出がある。
3マナ2/2、アップキープに胞子カウンターというサリッド固有のカウンターが1つ乗り、これを3つ取り除くと好きなところに1点ダメージ。今見ると、リミテッドではなかなかのやり手になりそうだ。まあフォールンを用いたリミテッドって見たことないけどね...そもそも1パック8枚入りだ。「モミール・ベーシック」では、緩慢だが着実に戦闘を推し進めてくれるなかなかのやり手...ではあるが、3マナは起動しないよと言われると「僕もです」としか返せない。活躍させてやることの出来るケースは極めて稀...
と、思っていたが。《ヘイヴンウッドのセロン》って、2マナじゃないか。これなら、今流行の兆しを見せている「タイニー・リーダーズ」でセロンをジェネラルにしたデッキを組むなら、入るんじゃないか?3ターンに1回という緩慢な射撃も、セロンでバックアップしてやれば除去として機能しそうだ。《胞子撒きのサリッド》でブースト!《スポロロスの古茸》で射撃じゃなくてトークン生成要員として使うサブプラン!...2枚とも4マナ以上じゃねーか。解散解散。