「BMワンダーフォーゲル部」 第19回 ゼンディカー《山/Mountain》#243
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2015.9.4 失われていた"同盟者"、パックを剥く楽しさを何倍にも増幅させる"トレジャーカード"、そして絶賛大暴れ中の"エルドラージ"を新しく引っ提げて。 最近色んな次元に再帰する事の多いマジック。この10月発売の新セットは、背景世界に興味のある方ならずっと、ずーっと気になっていたであろう、次元ゼンディカーのその後がついに明かされます。 以前の『ゼンディカー』の時もそうだったのですが、ゼンディカーを舞台としたブロックは3色をメインテーマにしたブロックの次に顔を出す傾向がありますね。アラーラしかり、タルキールしかり。 『エルドラージ覚醒』にて同盟者という部族も消え、多元宇宙最悪の脅威・エルドラージも文字通り覚醒し、後は次元を食い荒らされて終わり...なのかと思っていましたが、『戦乱のゼンディカー』では新たな同盟者も存在するようで、まだ抵抗中なようです。 |
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全体的に『新たなるファイレクシア』っぽい雰囲気になってきましたが、何故だか元ミラディン次元(現:新ファイレクシア)に比べると希望が見出せそうな、なんとなく、なんとなくですが勝利への糸口があるように見えます。 |
既にウラモグが公開され、タイタンと呼ばれる超巨大エルドラージがこの次元にまだ合計3体いるとの情報が明かされました。はっきりと、唯々絶望的なのですが...それでも希望が垣間見える理由は、この地に住む者達が諦めていないだけでなく、次元そのものも成されるがままになるのを拒み、エルドラージに抗っているから、でしょうか。 |
元ミラディンは、次元の保護者と言えるカーンが精神を乗っ取られたのもあってか、次元そのものは何の抵抗もなく荒廃した世界に造り変えられていましたが、ゼンディカーは違います。 この次元は、元々侵入者に対しては厳しく、それを追い払おうと全力でした。その防衛本能がエルドラージに対しても働いているのです。 |
ゼンディカーの混沌の具現とされるオムナスは完全にお怒りモードで、元々は緑マナにしか関与していなかったのに「憤怒」の色である赤マナの力も備え始めました。 次元総出で厄介者のエルドラージを追い払うために動いているわけです。 |
ゼンディカー次元のアクーム大陸には多くの山岳地帯が存在し、それらは地表のクレバスから覗くマグマによって輝いて見えます。 昼間は焼けるように熱く、夜間は凍傷にかかる程の寒さを誇っており、その地面からはいつガスが噴き出すかわかりません。 |
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「ネムルート山」はトルコにある世界遺産の古代遺跡です。トルコ国内で最大の標高であり、冬期から4月までは雪の影響で登山は困難とされています。 それでは、また次回。※編注:記事内の画像の一部は、以下より引用させて頂きました。 |