『カップル双頭巨人シールド』ダイジェスト

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『カップル双頭巨人シールド』ダイジェスト

Text by 森安 元希

皆さんは双頭巨人(2 Head Giant)戦をご存知でしょうか。 普段1:1で対戦されるMTGを2:2のチーム戦で戦う変則ルールです。 チームはそれぞれ自分のデッキとハンドや土地を使いますが、ライフ(初期値 30)と戦闘を共有します。

今回、その双頭巨人戦のシールド戦がイゼ速。の協賛によって開催されることになりました。 その名も『カップル双頭巨人シールド』。 この"カップル"とは一体、どんな意味を持つのでしょうか―... 大会の様子をダイジェストでお届けします。  

  • 『参加者数』

定員は32チームということですが、参加チームは30の、計60人。スイス5回戦。 大盛況と言えるのではないでしょうか。 今回、大会の説明項目には特別組み合わせを制限するような説明はなかったのですが、 やはりその名の通り、"カップル"での参加が多いようです。  

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  • 『にぎやかな雰囲気』

信頼おけるパートナーとのチーム戦ということで、個人戦とも3人チーム戦とも異なる雰囲気が構築の段階からただよっていました。 マッチ中も楽しげな話し声が絶えることなく、競技RELとはまた一味違ったマジックの楽しさが垣間見えます。 しかし楽しいゲームにおいても勝敗のスコアは順調に積み重なっていき―...とうとう、決勝戦。

  • 『決勝戦』

  唯一の全勝卓同士となった決勝戦は、結果としてみればワンサイド・ゲームともいえる展開に。  

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白黒にまとまった同盟者デッキのオクナガ(左奥)が、キーパーツの《カラストリアの癒し手》を4連続で展開。 以降の後続が着地する度、《包囲サイ》を上回るドレイン量を誇る。 しかし相手もここまで全勝、この圧されている盤面を《次元の激高》で押し返す。 ライフ差こそあれど戦況はイーブンかと思われたものの―... オクナガ(左手前)が 「同じ名前の伝説のパーマネントをチームメイトがそれぞれコントロールすることは可能か?」という旨の 質問をジャッジに尋ねたあと、問題ないことを確認してから唱えたのは《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》。 つまり―...  

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2体の《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》が着地・協力して、速やかにゲーム・エンド。  

  • 『優勝チーム、簡易インタビュー』

圧倒的なまでの完成度ともいえる白黒同盟者を組んだチーム・オクナガ。 少しだけ話を伺いました。  

  • お名前を教えてください

オクナガ ユウキ(手前、男性) オクナガ ユキ(奥、女性)    

  • 今日のデッキはなにを組みましたか?

ユウキ「青白(《ハリマーの潮呼び》+覚醒)」 ユキ「白黒同盟者」

  • チーム(カップル)暦はどのくらいですか?

1年2か月   ・マジック暦は?(それぞれ) ユウキ「中学生のころ(『テンペスト』)していて。『ニクスへの旅』で復帰」 ユキ「付き合い初めてから」    

  • 今日の勝因は?

やっぱり《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を2枚引けたこと。  

  • 最後に一言  

ユウキ「俺はパック王になる!」  

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優勝、おめでとうございます! 他の29組の参加者たちも、楽しそうにプレイされていた印象を受けました。 今後も継続していって、カップルの絆の強さを見せていってほしいですね。