『リバウンドトーナメント』ダイジェスト

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『リバウンドトーナメント』ダイジェスト Text by 森安 元希   夢半ばに破れたグランプリ本戦参加者たちが参加しやすい 17:00という遅い時間からスタートするドラゴンスター協賛の『リバウンドトーナメント』。 本戦同様、スタンダードで開催された。参加者29名のスイス4回戦。 4戦全勝者には《汚染された三角州》1枚と翌日のSSS(スーパーサンデーシリーズ)の参加費が返金という、 本日の後夜祭でありながら翌日の前夜祭でもあるような、少し変わった賞品も特徴のようだ。  
  • 最終戦
3戦が終了した地点で3勝は3人。 全勝卓といわゆる下(上)当たりが発生する2卓となって、4勝全勝の可能性は1人か2人に絞られた。 全勝卓はエルドラージランプ対ティムールミッドレンジ。 二番卓はマルドゥコントロール対エスパートークンという、 どこにも《包囲サイ》のいないマッチアップとなった。  
  • 全勝卓
全勝卓は1マリガンした先手ティムール側が《荒野の後継者》《放浪する森林》と並べ、 ランプ側の《ニッサの巡礼》からの《囁きの森の精霊》という頑固な壁も突き破ってのメイン戦勝利。 続く2ゲーム目もマナ加速を受け入れた上で《軽蔑的な一撃》で《龍王アタルカ》を落とし、 《凶暴な拳刃》が速やかにゲームを決めた。
  • 二番卓
3勝はエスパートークン側だ。 マルドゥ側の《ピア・ナラーとキラン・ナラー》より更に横にトークンを並べてメインをもぎ取る。 2ゲーム目の後手番では"後手の利"とも呼べる《白蘭の騎士》でマナを伸ばし、 《光輝の炎》や《命運の核心》といった数多の全体除去にも手数で屈しなかった。   共に無傷の4勝を誇った二人に、簡単ながらお話を伺った。  
  • 全勝者
IMG_3608 ・桑原 芳樹(ティムールミッドレンジ) ―…グランプリ本戦はいかがでしたか? 「3-3ドロップです」 ―…明日のSSSは出ますか? 「出られません」 ―…明日はなにをされるご予定ですか? 「CARD SHOP蒼猫亭協賛の無差別カオスシールド大乱闘戦の運営のお手伝いです」 (※普段からCARD SHOP蒼猫亭のお手伝いをされてるそうです。) ―…明日に向けて一言お願いします。 「(無差別カオスシールド大乱闘戦は)こういう会場でしか楽しめないイベントですし、 CARD SHOP蒼猫亭としても神戸土産を用意してます。奮ってご参加ください」 (無差別カオスシールド大乱闘戦の受付は9:30からです)   IMG_3604 ・ナカモリ(エスパートークン) ―…グランプリ本戦はいかがでしたか? 「出てません」 ―…明日のSSSは出ますか?同じデッキですか? 「出ます」 ―…同じデッキで出られる予定ですか? 「8人構築ではアブザンアグロばっかりだったので。どうするかなぁ」 ―…明日に向けて一言お願いします。 「がんばります」  
  • デッキリスト
『ティムールミッドレンジ』 土地 4《血染めのぬかるみ》 4《樹木茂る山麓》 3《汚染された三角州》 1《燃えがらの林間地》 1《燻る湿地》 1《窪み渓谷》 1《シヴの浅瀬》 3《伐採地の滝》 2《開拓地の野営地》 2《山》 1《森》 1《島》 1《沼》 クリーチャー 3《荒野の後継者》 4《爪鳴らしの神秘家》 4《凶暴な拳刃》 4《雷破の執政》 4《放浪する森林》 2《龍爪のスーラク》 スペル 2《火口の爪》 4《頑固な否認》 4《龍詞の咆哮》 2《チャンドラの灯の目覚め》 3《残忍な切断》 サイドボード 1《払拭》 2《乱撃斬》 2《軽蔑的な一撃》 2《部族養い》 1《否認》 2《焙り焼き》 2《精神背信》 2《光輝の炎》 1《宝船の巡航》   『エスパートークン』 土地 3《沼》 4《平地》 1《窪み渓谷》 2《大草原の川》 1《荒廃した湿地》 4《乱脈な気孔》 2《コイロスの洞窟》 1《磨かれたやせ地》 4《溢れかえる岸辺》 4《汚染された三角州》 クリーチャー 4《搭載歩行機械》 3《白蘭の騎士》 3《風番いのロック》 スペル 2《精神背信》 4《絹包み》 2《苦い真理》 1《破滅の道》 2《真面目な訪問者、ソリン》 2《完全なる終わり》 3《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 3《残忍な切断》 1《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》 1《精霊龍、ウギン》 3《荒野の確保》 サイドボード 2《究極の価格》 2《正義のうねり》 2《対立の終結》 2《軽蔑的な一撃》 2《強迫》 1《精神背信》 1《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》 1《苦い真理》 1《龍王シルムガル》 1《白蘭の騎士》