スタンダードデッキテク「杉山雄哉のアブザンブルー」
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スタンダードデッキテク「杉山雄哉のアブザンブルー」
text by Seigo Nishikawa
土地 25
2 《森》
1 《沼》
1 《平地》
2 《ラノワールの荒原》
1 《大草原の川》
1 《窪み渓谷》
1 《梢の眺望》
1 《燻る湿地》
4 《吹きさらしの荒野》
4 《溢れかえる岸辺》
4 《樹木茂る山麓》
2 《汚染された三角州》
1 《乱脈な気孔》
呪文 35
4 《始まりの木の管理人》
4 《爪鳴らしの神秘家》
2 《棲み家の防御者》
4 《包囲サイ》
4 《先頭に立つもの、アナフェンザ》
3 《放浪する森林》
2 《龍王オジュタイ》
1 《龍王シルムガル》
1 《黄金牙、タシグル》
3 《頑固な否認》
2 《ドロモカの命令》
3 《アブザンの魔除け》
2 《残忍な切断》
サイドボード 15
1 《棲み家の防御者》
1 《黄金牙、タシグル》
4 《絹包み》
4 《自傷疵》
2 《影響力の行使》
1 《頑固な否認》
2 《精神背信》
杉山 雄哉
(お話は、GP初日の9回戦終了時にお伺いしています。杉山さんの初日の成績は8勝1敗です)
今回使用したのはアブザンブルーです。青をタッチする強みは《頑固な否認》、これを最大限活かすような構成にしました。《龍王オジュタイ》もその一環です。《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》のダブルシンボルが少し嫌で、マナを取り回ししやすい形に寄せています。
ギデオンは後手の時に脆いことが多いことから、そんな時でも相手に何もなければそのまま押し切れるカードとして《放浪する森林》とか《龍王オジュタイ》、そしてそれをバックアップする《頑固な否認》となります。そして先手・後手のテンポをひっくり返しうる《爪鳴らしの神秘家》ですね。とにかくアブザン対決は先手が有利なので、それを跳ね返すための構築です。
この構築のおかげもあって、きょうはアブザンを1回しか踏みませんでした(笑)
今日は本当に色々なデッキと当たりましたね、同じデッキは1個もなかったですね。一つ負けてしまったのは、エスパードラゴン戦で土地が止まってしまったのが痛かったです。エスパーとは相手のドラゴンがらみのスペル(《シルムガルの嘲笑》と《忌呪の発動》)とこちらの《頑固な否認》のかみ合い勝負になってしまいますね。まぁでも普通のアブザンアグロよりも戦いやすいですね。
サイドボードは結構欲張りました。《絹包み》4枚は殺意です。それは冗談にしてもメインは結構丸く作っているので、サイドに余裕があるんですよね。ですので、特定のマッチアップに明確に利くように、入れるものは4枚という形になっています。1枚だけサイドの《棲み家の防御者》だけが贅肉ですね。メインに上げたい、サイドに置いとく物ではないです。もしするなら《龍王シルムガル》と交換でしょうか。いや、《龍王シルムガル》自体はとても活躍したんですけどね。
今回、BIGsに入ってのデビュー戦なのでまずは初日を抜けれて良かったです。明日もがんばります。