【BMO Vol.6】ステージイベント 1日目まとめ
タグ:BIG MAGIC Open Vol.6, BMO Vol.6, カバレージ, ステージイベント
by Tatsuo Sekimoto
BIGMAGICのイベントといえば欠かせないのがステージイベント。ラウンドの合間に寄るのもよし、買い物の合間に眺めるのもよし、もちろんステージイベントを目 当てに来ていただけたらこんなに嬉しいことはない。BMO.vol6ではプレイヤーが様々な体験が出来るよう参加型のイベントをたくさん開催している。この記事ではその様子をお届けしたい。
1.ストリート・マジック・ファイター
今回のコンセプトはゲームセンター。ゲームセンターと言えば硬貨を入れてクレジットを得ることでゲームで遊べる。ということで今回は参加費ありのイベントだ。その代わりに勝利数に応じて参加者には賞品が贈られる。3勝まではサプライ各種が、5勝すれば会場限定プレイマットが。そして10勝すればなんと1BOX!!果たして300円で1BOXを得る猛者は現れるのか!?
また今回はステージイベントということで試合はメインゲーム1本のみ。サイドボードは使用しない。
そういうわけで、賞品を手に入れるためには勝ち続けるしかない。負ければ終わり。連コは残念ながら出来ない。
さてゲームセンター「BM」で挑戦者を待ち受けるのはリュウジ。初回のみの措置で負ければリュウジが交代だ。
リュウジ「最低5連勝!」
と豪語しているのだが果たして出来るのか?
ラウンド1
先手はリュウジ。挑戦者はミツハタ(大阪)
ミツハタのデッキタイプはUG Eldraziのようだ。《ニッサの誓い》《爪鳴らしの神秘家》《面晶体の記録庫》と3ターン連続テンポよく動いていく。
対するリュウジは4ターン目まで動きがない。セットランドの状況から見てリュウジのデッキはグリクシス・コントロールと思われる。
ミツハタは5ターン目に《精霊龍、ウギン》を叩きつけるが、リュウジは《虚空の粉砕》でウギンを打ち消す。リュウジは返す刀で《炎呼び、チャンドラ/Chandra, Flamecaller》。
負けじとミツハタも《世界を壊すもの》で反撃するが、リュウジは《残忍な切断》であっさり除去。だが、ミツハタは屈さず《ウギンの聖域》で《世界を壊すもの》を連打し続け対処を迫る。
しかし、リュウジはこれを涼しい顔で除去し続け《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を打ち消したところで《ゲトの裏切り者、カリタス》《ヴリンの神童、ジェイス》を叩きつけマウントを取った。
まずは1勝!
その後も勝ち、2連勝と好調のリュウジ。このまま3連勝なるかと思われた矢先にまさかのダブルマリガン!これにはリュウジも思わず頭を抱える。それでもアブザン・アグロの優秀なクリーチャーを相手取り善戦するが…。残念!惜しくも敗北。ここでリュウジの挑戦は終わった。
リュウジに勝った挑戦者はその後も勝ち続け、4連勝するも5連勝の壁は高く、惜しくも連勝は4でストップ。
明日も行われるこのステージイベント。連勝記録を更新する者は出てくるのか。(明日は11:00~17:00の間の受付となっております)
2.マジック・オフライン・シリーズ
マジック・オンラインをリアルで楽しもうというこの企画。
好評のモミールベーシックに加えて今回はジョイラ・ベーシックも用意した。ジョイラ・ベーシックとはモミール・ベーシック同様、ヴァンガード・カードを使用したゲームだ。
モミールとの違いは初期ライフ23点であること、初期手札と最大手札が8枚であること。そして一番の差は、起動能力によって唱えられる呪文が「ソーサリーかインスタントのみ」という点だ。モミールと違い起動した際にランダムで選ばれるのカードは3枚。プレイヤーはその中から一つ選んで唱える。また起動コストは3マナ固定で、選ばれるカードはマナコストも含めてランダムだ。(3マナ払って8マナのソーサリーを唱えるといった状況もあり得る)
さて、基本的にソーサリーが強いとのこと。そのためソーサリーを主軸に唱えていくのだが、インスタントの中には打ち消しも含まれるので、ときには相手の行動に対応して能力を起動しインスタントを指定するのも大切だ。
試合は先手のテオが先に能力を起動し、3枚の中から《無情な処罰》を選択。ニシカワが《無情な処罰》で10点失う展開。
返すターンに、ニシカワがめくった三枚の中には《生命の律動》が!すわ引き分けかと思われたが、流石にそんなことはなく横にあった《精霊の嘆願》を選択。トークンの攻撃によりテオに7点ダメージが入る。
その後も互いにソーサリーを唱え、両者のリソースが拡大する。だが、テオが《時間のねじれ》を唱えたことにより均衡は崩れた。
続くテオの《壊滅的な召喚》をニシカワは《擦り切れ》で消そうとするがテオが唱えた《圧倒的な否定》で打ち消され《壊滅的な召喚》が通る。このフォーマットでまさかの打ち消し合戦が起こる。テオは土地を3つ生け贄に捧げ、3/3トークンを2体出現させる。
テオは追加ターン中に《踏み荒らし》をめくり3/3トークン2体を強化。さらに《リスティックの吸管》を引き込み残り13点を削り切った。
テオwin!
続いてはモミールベーシック。
サカタニは1ターン目から《蛆たかり》をめくる攻撃的なスタート。対するカワサカは《土を食うもの》とかなり強い滑り出し。とにかく土地が墓地に落ちるこのフォーマットでは強すぎるクリーチャーだ。
一瞬で受ける側に回ってしまったサカタニだが、《現実を砕くもの》《小走り破滅エンジン》と呼び出しあっという間に盤面をひっくり返す。
しかし、高マナ域にアクセス出来るのはカワサカも同じ。《龍王アタルカ》を唱え、あっという間に再逆転。さらにカワサカは致死量のサイズまで肥大化した《土を食うもの》を突っ込ませ《現実を砕くもの》と《小走り破滅エンジン》と1-2交換する。
何とか《土を食うもの》を倒したサカタニだが全てのクリーチャーを失ってしまった。だが、カワサカの《龍王アタルカ》を対処出来ればまだまだ勝ち目はある。《龍王アタルカ》止めるべく神頼みの7マナでモミる!
現れたのは《樫瘤の戦士》!…到達はあるのだが惜しい、《龍王アタルカ》を止めるには少々タフネスが足りなかった。
3.ビンゴの誓い
「ゲートウォッチの誓い」改め、「ビンゴの誓い」。「一体何するの?」と思う方も多いと思う。
参加者は9マスの方眼紙にそれぞれ思い思いの「ゲートウォッチの誓い」のレア・神話レアカードの名前を書き込み、リュウジが剥いたパックからそのレアカードが出たら1マス埋めれるというルールだ。
さて、気になる1パック目は《作り変えるもの》。割と知名度の高いカードであるため当てた参加者も多い。
2パック目は《廃集落》。ここで早くもリーチの人が出る。なんという読み。
3パック目は《戦慄の汚染者》。ややマイナーか。心なしか歓声も少ない。
4パック目は《巨人の陥落》。徐々にリーチの参加者も増え始める。
5パック目は《森の代言者》。有名カードであるため当てた方も多いようだ。
6パック目は《深水潜み》。いよいよ、ダブルリーチ、トリプルリーチが出始める。
7パック目は《風切る泥沼》。ビンゴが出るのも秒読みの段階だ。
8パック目は《ヴァラクートの暴君》。ついにビンゴが出た!
二人同時に出たため、最後はじゃんけんによる1BOXをかけた一騎討ち!
見事決勝(?)を制した参加者に1BOXをお持ち帰りいただいた。おめでとう!
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