同族の呼び声/Call to the Kindred
タグ：Call to the Kindred, Card of the Day, MTGシングル, 同族の呼び声, 岩SHOW, 闇の隆盛Card of the Day -今日の1枚- 2016/05/23
同族の呼び声/Call to the Kindred
私事で恐縮ですが、会社の席は窓際なんですわ。窓際族、という言葉は忘れましょうや、決して追い詰められているわけじゃございません。個人的に窓際というのは好きな空間で、自室でも椅子を窓際に設置している。その窓際の席で、ここ2年ほど、工事の音で悩まされ続け...爆音でメタルをかけることで耐え続けた日々もあった(やっぱり追い詰められていたのか？)。今ではそのビルも完成し...これがありがたいことに、西日をシャットアウトし、この季節に窓を開けるとそのビルとの隙間を伝って良い風が流れ込んできて大変心地よい。そんなわけで、今回は「窓ウィーク」。マジックで窓そのものをカード化したものは...なんとなかった。つまりはイラストに窓が描かれているカード縛りという、非常に緩～い枠組みである。
まず、1枚目は...窓の向こうには大量のゴーストがビッシリ。オシッコちびっちゃいそうな光景をカード化したのが《同族の呼び声》。なんか外が青白いなとカーテン捲ってこんなんなってたら、気を失う自信がある。このゴーストたち、家屋内のこちらに来ようとしているように見えるが、しかしどうやらガラス窓を突破できないようである。物理的透過能力を持たないのか、あるいはこの家に何か護法が施されているのか。いずれにせよ、こういう時も毛布にくるまって、朝が来るまでガタガタするしかない。
カードとしては、このゴーストの群れのようにクリーチャーを戦場に呼び出す能力をクリーチャーに与えるオーラだ。アップキープが来るたびにライブラリーの上から5枚見て、そのクリーチャーと同じタイプのカードを1枚選んでそれを戦場に出す。カード名そのまんまな能力だ。アップキープにライブラリーのカードを見て、クリーチャータイプが同一であればボーナスを得られるという能力は『モーニングタイド』の"族系"を思い出させる。いずれにせよ、ボーナスを得られるか否かは割と不確定。使うのであれば、クリーチャーが多めのデッキでそれらのタイプを統一すること。
青というより緑のカードっぽいが、このカードが入った『闇の隆盛』に続く『アヴァシンの帰還』には同じような能力を持った《末裔の道》が緑のカードとしてデザインされる。《末裔の道》と比べると5枚もカードを見れる点は評価できるが、こちらはオーラであり、つけたクリーチャーを除去られるとアドバンテージを稼ぐどころかガツンと失ってしまうのが辛い。青のカードなので、《聖トラフトの霊》のような呪禁持ちに貼りつけて運用したい所。
それにしてもイラストが怖い。同族の呼び声って、さすがに俺生きてるしゴーストと一緒にはしないでくれよHAHAHA...あれ、こいつらが声に呼ばれてきたのだとしたら...呼んでるやつは...家の中に(日誌はここで終わっている)