Browse the Deck Vol.14「風変わりなコンボ・コントロールデッキ達」

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はい~Browse the Deck担当のくーやんです!今週も張り切っていきましょう!
先週末は特に大きなレガシーの大会が無かったので、今週はMOのレシピから気になるデッキを拾い読み!
それではさっそく紹介していきます!

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再活性狂気の種父

以前もちらっと紹介した、早いターンに高速で墓地からデカブツを釣るリアニメイトデッキです!
一般的なレガシーの「リアニメイト」は、速度を少し犠牲にした代わりに(それでもビートやコントロール、他のコンボデッキよりも早いですが)安定性を重視して
青いドロー操作や《意志の力》や《目くらまし》などのカウンターを採用しているタイプが主流です。
しかしこのレシピはとにかく速度命!
必要最低限の妨害要素としてのハンデス2種類も、1マナの定番《思考囲い》に加えて、マナコストを支払うことなく唱えられる《暴露》が採用されています。

《水蓮の花びら》と《暗黒の儀式》もフル投入されており、メイン戦はとにかく1ターン目にコンボを開始してやるぞと言う鉄の意志がデッキリストから伝わってきますね。
そしてさらに注目は4枚積まれている《狂気の種父》ですね。
スタンダード時代、こいつに煮え湯を飲まされたコントロールプレイヤーも多いことでしょう(笑)
自分のターンを迎える前に手札が空になったら、流石にほとんどのデッキがそこから逆転するのは難しいでしょう。
サイドボードも「奇跡」などをしっかり意識していて、《相殺》などに対処するために《突然の衰微》がきっちり4枚積まれております。
さらに注目は、サイドに4枚取られた《要塞の計略》ですね。



要塞の計略

青入りの「リアニメイト」がサイド後墓地対策をかわすために採用している《実物提示教育》と同じ役割で採用されているようですね。
相手のハンドにクリーチャーが無ければ、実質2マナの自分オンリーショーテル!
もちろん裏目を引くこともあるので、そこは《暴露》などハンデスで安全確認してから打ちましょう。
特にノンクリーチャーに近いコンボデッキ相手にはノーリスクで叩き付けることが出来るので、相手によっては《実物提示教育》の上位互換のような動きをしますね。
以前からこの手のデッキのサイドにはちょくちょく見受けられましたが、4枚がっつり積まれているのは思い切った構築で、これは好感が持てますね。
ちょっと変わったリアニメイトデッキが組みたい、最速コンボで遊びたい人にオススメのレシピになっています!



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暗黒の深部演劇の舞台吸血鬼の呪詛術士

「Lands」の亜種...というか《暗黒の深部》から、何としてもマリット・レイジを場に出したい!というコンセプトで作られたレシピですね。
お馴染みの《暗黒の深部》+《演劇の舞台》に加えて、《暗黒の深部》+《吸血鬼の呪詛術士》(《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》があれば最速2ターン目!)の2パターンのコンボルートがあります。
また《ギタクシア派の調査》なども入っているので、安全確認したら早いターンにさっさとコンボを決めて勝つ!という構成になっていますね。
《死儀礼のシャーマン》こそ入っていますが、基本的には《暗黒の深部》コンボで勝つことに重点を置いているので、「Lands」とは一風変わったカードが採用されています。



森を護る者

《緑の太陽の頂点》を採用しているデッキではたまに見るこいつですが、とにかくマリットレイジ・トークンで勝ちにいくこのデッキにおいて、それを実行する際の除去避けとして採用されていますね。
土地さえ十分に出ていれば自身も守れるため、安定してコンボを決めることが出来ますね。
こいつさえいれば《剣を鍬に》も《カラカス》も怖くない!



サイドにも1枚面白いカードが採用されています。

アルゴスの庇護者、ティタニア

フェッチを切るだけで5/3が出てくるので、対処されなかったらあっという間にこれ1枚で勝つでしょう。
特にコンボを狙わずとも勝てるカードなので、追加のフィニッシャーとして用意されているようですね。
レガシー全体を通してもあまり見ませんが、カードとしての能力はかなり強いので今後もたまに見るカードとして覚えておいても良いでしょう。

というわけで《暗黒の深部》が好きだ!「Lands」以外も回してみたい!《The Tabernacle at Pendrelvale》は高くて買えない!という方はぜひこちらを回してみてはどうでしょうか?



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BUGカラーの珍しいコントロールデッキがMOで入賞していますね!しかも同じプレイヤーによるものですが、2回もリーグで5-0しています。
コントロールデッキなのにメイン、サイドともに1、2枚挿しのカードが多く、独特のチョイスが渋いですね。

空召喚士、ターランド

登場時はヴィンテージで採用されたこともあるほどのパワーカードだったのですが、昨今の《若き紅蓮術士》《僧院の導師》と比べるとパワー不足は否めません...しかしこのカラーリングではこいつくらいしか使えませんし、一応《突然の衰微》が効かない・さらに飛んでる2/2が出てくるということで下位互換では決して無いので、案外場に出るとヤバいのかもしれませんね。

誘惑蒔き

メインサイド合わせて2枚取られていますが、BUG系やエルドラージデッキに対してかなり強いカードですね。
これも4マナなので衰微が効かないのはもちろん、相手がサイド後少し除去を減らすようなマッチアップでは、ハマると鬼のような強さを発揮します。
これからのレガシーで要注目の1枚だと思います。
スペル・構成、どれを見ても禍々しいですが、「奇跡コントロール」のようなデッキには有利に戦えそうなので、メタの産物といったようなデッキですね。
リアルでもうまくパーツを組み替えて調整を施せば、活躍出来るかもしれません!
ぜひ気になる方は、独自のチューンを施して大会に出てみて下さい!



というわけで今週はここまで!
気になるデッキはありましたか?
これらを見ている感じまだまだレガシーには可能性のあるデッキが眠っていそうですね!

それではまた次回お会いしましょう!