【GP静岡2017春】アーティストブースで堪能する、マジックの魅力
タグ:カバレージ, グランプリ・静岡2017春, 読み物By Kazuki Watanabe
マジックには、様々な魅力がある。深いゲーム性と同時に、カードに描かれた美麗なイラストは、魅力の一つだ。
カードイラストを描いているアーティストに出会えるのも、マジックの、そしてグランプリの魅力だ。ここでは、グランプリではおなじみとなっているアーティストブースの模様をお届けしよう。
今回来場されたのは、《火飲みのサテュロス》《ヴィズコーパの血男爵》などで知られるAnthony Palumbo(写真左)と、《紅蓮の達人チャンドラ》《復活の声》などを手掛けたWinona Nelson(写真右)のお二人だ。
お二人はカップル、ということで写真撮影中も仲良く、会話も弾んでいた。
さて、スケッチ会、そしてサイン会は大人気で列が途絶えない。そのわずかな合間に、簡単にインタビューをさせていただいた。
――「ようこそ日本へ!」
Anthony「ありがとう。たくさんの人に並んでもらって、本当に嬉しいよ」
Winona「もう何枚もサインとイラストを書いたけど、たくさんペンを持ってきて良かったわ」
――「今回、大雪で飛行機が飛ばなくて大変だったみたいだね」
Anthony「そうなんだ。スケジュールを大きく変えてもらったよ」
※金曜日のスケジュールは、すべて2時間遅れでの進行となった。
――「それでも並んでいる人が絶えない、というのは凄いことだね。初日はもうすぐ終わるので感想と、明日来場する予定の方へメッセージをお願いできる?」
Winona「色々な人とお話ができて、とっても楽しい。あと、懐かしいカードを持ってきてくれた人もいて、それが本当に嬉しかったわ。あと、拡張アートを頼む人も多いね」
Anthony「さっきは《火飲みのサテュロス》に拡張アートを、とお願いされたよ。なるべく要望に応えられるように頑張るから、たくさんの方に会えることを楽しみにしているよ!」
終始笑顔で、来場者の「こういう拡張アートはできる?」という質問にも「それならば、このペンを使ったほうが良いかもしれないね」と答えながら、真剣にペンを走らせていく。その笑顔と真剣な表情とのギャップが、より一層お二人の魅力を引き立てているように思われた。
繰り返しになるが、マジックには様々な魅力がある。ゲーム性、イラスト、そしてマジックをきっかけにコミュニケーションできることは、他ならぬマジックが持つ魅力であり、グランプリではそのすべてを楽しむことができる。 明日、そして明後日もアーティストブースは開催される。トークンや直筆イラストも販売されているので、ぜひ足を運んでほしい。