岡本桂多のKill!Destroy!~銀枠統率者編~

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お久しぶりです!

BIGMAGIC統率者戦担当の岡本桂多です!


今日は、12月1日付でMTGCommander.netで発表された件についての記事です!

要点をまとめると

・2018/1/15の禁止改訂まで銀枠のカードが使用可能

 

・追加の禁止カードリストがある

《Ashnod's Coupon》
《Double Cross》
《Double Deal》
《Double Dip》
《Double Play》
《Double Take》
《Enter the Dungeon》
《Magical Hacker》
《Mox Lotus》
《Once More with Feeling》
《R&D's Secret Lair》
《Richard Garfield, Ph.D.》
《Staying Power》
《Time Machine》



・禁止ではないが、要注意リストがある

《"Ach! Hans, Run!"》
《Collector Protector》
《Incoming!》
《Infernal Spawn of Infernal Spawn of Evil》
《Johnny, Combo Player》
《Mirror Mirror》
《Topsy Turvy》
《Yet Another AEther Vortex》




とんでもない事になりましたね!(白目



今まで全くアングルード・アンヒンジドのカードを見ていなかったので、せっかくの機会に統率者戦で使えそうなカード(尚且つ上記の要注意リストに載っていない物)をピックアップします!!




《Blacker Lotus》
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すでに各所で話題となっているマナ加速。
破らないと起動出来ない事が欠点ですが、4マナも加速出来るとんでもないカード。
たくさん所持している方は是非(自己責任で)使ってみてください!


《Bronze Calendar》
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マナコスト軽減カード。
自身のマナコストが4マナと少し重めですが、普段と違う声でしゃべるだけで自分の唱える呪文が全て1マナ軽くなるのは破格ですね。
元の《Stone Calendar》と比べると実質上位互換みたいなものです。


《Common Courtesy》
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設置型の打ち消し呪文。
これも自身のマナコストが4マナと少し重めですが、一旦置いてしまえば後は維持コストなどは全く必要なく、いつでも好きな呪文を1回限り打ち消すことが出来ます。
しかもこの能力は呪文じゃなくて誘発型能力のため、所謂「打ち消し合戦」の際に非常に有利に働きます。
《無のブローチ》のような抑止力としての使い方になりそうですね。


《Gerrymandering》
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土地カードの種類が無作為化されて戻ってくるという不思議なカード。
全てアンタップ状態で戦場に戻るため、土地を多くコントロールしていれば一時的なマナ加速として使えます。
《怒りの座、オムナス》などの上陸カードとの相性は抜群です!
《怒りの座、オムナス》使いの方は是非採用してみてください!


《Giant Fan》
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少々地味ですが、どんな種類のカウンターでも移動させる事が出来るカードです。
プレインズウォーカーの忠誠度カウンターを増減させたり、-1/-1カウンターを+1/+1カウンターにしたり、色々と使い道がありますね。


《グリーマックス/Gleemax》
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能力がぶっ飛んでいる事で有名なカード。
自身のマナコストが100万マナと少々重いですが、マジックの長い歴史で登場してきたコスト踏み倒し系カードを使っていきましょう!
《ゴブリンの溶接工》《屑鉄の学者、ダレッティ》《不穏の標》《カルドーサの鍛冶場主》《蔵の開放》《屑鉄の熟達》などなど、ちょっと使われそうなカードだけでもこれだけの方法で戦場に出す事が出来ます。
是非《鉄のゴーレム、ボッシュ》を使って100万点火力をぶつけてください!!


《Goblin Tutor》
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アングルードの教示者カード。
統率者戦では1だけでなく2が出ても意味がありませんが、残りの3~6が出れば何かしらを探して手札に加えることが出来ます。
1マナのインスタントなので非常に使いやすいのは良いですね。


《Jack-in-the-Mox》
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マナサポートカード。
1を出してしまうとマナも出ずに爆発してしまいますが、それ以外の目が出れば0マナで1マナ加速するカード。
実質Moxシリーズと同等の強さを発揮する素晴らしいカードですね!
惜しむらくはマナシンボルがちゃんと書かれているため5色デッキ専用という点です。

《Jalum Grifter》
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起動型能力によって、2/3の確率で戦場に出ているカードを1枚破壊できるクリーチャー。
悪くない確率で破壊できる点、破壊するカードのタイプを問わない点(赤いカードなのにエンチャントを破壊できる!)、更に破壊するカードの対象を取らない点から、非常に優秀なクリーチャーといえるでしょう。
Gathererを確認した限りではカードタイプが直っていませんが、恐らく伝説のクリーチャーのはずなので統率者にする事が可能と思われます。
とても強力な除去能力を持った統率者としてデッキを組むのも良いでしょう。

《Jumbo Imp》
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運が良ければどんどんサイズがあがるクリーチャー。
統率者戦ではちょっとサイズが良いだけでは特に使われませんが、このクリーチャーは+1/+1カウンターを継続的に増やせるカードなので、《倍増の季節》《屍体屋の脅威》で乗せる量を増やしてやったり、《胞子の教祖、ゲイヴ》で+1/+1カウンターを別の方法に利用したりと様々な悪用の仕方が考えられますね。


《ランド・エイド '04/Land Aid '04》
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地味ですが追加の《三顧の礼》枠として。探してくる土地をすぐに使わないのであれば特に歌を歌う必要が無いのも忘れてはいけないポイントですね。


《Mine, Mine, Mine!》
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少しコストは重いですが、《研究室の偏執狂》と《師範の占い独楽》を置いてある状態でこれを唱えて速やかに勝利する即勝利コンボが考えられますね。
もしくは自分のターンに《原基の印章》などで自分でこのエンチャントを破壊しつつ戦場を離れた時の誘発型能力を《もみ消し》する事で対戦相手をライブラリーアウトで敗北させていくのも良いかもしれません。


《ネクロインポーテンス/Necro-Impotence》
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《ネクロポーテンス》のリメイク版。
今度はドローステップではなくアンタップステップを飛ばしてしまうのでまた違った工夫が必要になりますが、手札の増え方はオリジナルを超えています。
1/2点のライフで1枚増えるという点もそうですが、自分のターン終了時に限定されていないため、直前のプレイヤーのターン中に起動しておく事で自分のターンにすぐに使用できるようになります。
オリジナルよりも強力になっているのではないでしょうか。


《みんなで歌おうABC/Now I Know My ABC's》
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特殊勝利条件カード。
アルファベット26個全部というのは少しデッキを工夫すれば割と達成しやすいので、是非デッキを組んでみたいところですね。
《結界師ズアー》を統率者にすることでこのカードを探しやすくし、《平地》《冠雪の島》がある前提だとABCDEHIKLMNOPRSTUVWYZまで集まります。後はFGJQXの五文字。
FとGは比較的簡単に達成できるので、JとQとXを含むパーマネント、特に《結界師ズアー》で探せる3マナ以下のエンチャントを採用すれば割と安定してすべてのアルファベットをそろえることが出来るでしょう。
《スパイ道具》を装備すれば簡単に勝利条件を達成できる2枚コンボになります。
ちなみにJQXすべてを含む3マナ以下のエンチャントはありませんでしたが、QとXを含む3マナ以下のエンチャントは《Equinox》だけのはずです。

《Prismatic Wardrobe》
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対象のパーマネントのコントローラーの服の色を参照するカード。
色とりどりの服を着ている対戦相手だと効きにくいですが、ファッションに無頓着な対戦相手が多いと無類の強さを発揮します。
ソーサリーとはいえ1マナで土地、アーティファクト以外のパーマネント何にでも触れる(かもしれない)というのは中々いいですね。


《Strategy, Schmategy》
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またもやサイコロを投げるタイプのカード。
1以外の目は大体何かが壊れます。
6を出し過ぎると盤面に何も残らなくなります(笑
タフネス4以上のアーティファクトでないクリーチャーやエンチャントを出した状態で使用するのが最も安全です。


《超シークレットテク/Super Secret Tech》
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フォイル仕様のカードをサポートするアーティファクト。
統率者戦を極めるプレイヤーはどんどんカードを光らせていく傾向にありますが、ついにその行為が自己満足と言われなくなります!
マナアーティファクトが軽くなる点が非常に優秀で、《太陽の指輪》は《魔力の墓所》を超えますし、タリスマンシリーズはフリースペルと化します。
《潮吹きの暴君》コンボも普段以上に決まりやすくなりますね。


《シンボル的状況/Symbol Status》
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自分のパーマネントのエキスパンションシンボルを散らしておく事で多大な効果を得られるカード。
様々なエキスパンションの基本土地を用意する事で最低でも(土地4枚のみの盤面でも)4体も1/1トークンを生み出すことが出来ます。


《The Cheese Stands Alone》
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新たな特殊条件カード。
《不毛の栄光》のように、これを出してから《抹消》《ジョークルホープス》を放てば勝利できます。
《不毛の栄光》と違って条件を満たした時に勝利することが誘発するので、上位互換のようなものです。
この2枚で勝利を目指す特殊勝利デッキも中々楽しそうですね。


《Urza's Contact Lenses》
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プレイヤーの手札を公開させるために使うカード。
ここでピックアップしたのはその起動型能力の強力さです。
手を2回叩くだけでこのカードがタップしたりアンタップしたりするので、《催眠の宝珠》で自分のライブラリーを全部墓地に落としたり、《前兆の時計》の起動型能力を起動しやすくしたりと使い道は多岐にわたります。


《誰が/何を/いつ/どこで/なぜ/Who/What/When/Where/Why》
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それぞれのコストが重く、そもそも5色デッキでしか採用出来ませんが、非常に柔軟性のあるカードです。
アーティファクト破壊とエンチャント破壊だけを見ると《摩耗+損耗》よりも重いので微妙ですが、クリーチャー呪文を打ち消すモードと土地を破壊するモードも欲しい場面は必ず訪れます。
5色デッキ使いの方は是非採用してみてください。


《言葉帷子/Wordmail》
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『コンスピラシー2』で《スパイ道具》が出た時にこのカードとセットで使うとどれぐらいの修正が入るのか、という事が話題に上がりましたね。

『コンスピラシー2』発売時点で+16307/+16307修正が入るみたいですが、そもそもそこからいくつもエキスパンションが発売されているのでもっと修正は入るでしょう。
この2枚でものすごいパンプアップを狙ってもいいですが、伝説のクリーチャーは名前が長い事が多いので、統率者にエンチャントすることで+3/+3以上の修正が入りやすいです。
《希望の天使アヴァシン》《包囲の搭、ドラン》《黄金夜の刃、ギセラ》《勝利の神、イロアス》《数多のラフィーク》などなど、エンチャントするだけで統率者ダメージによる勝利が一気に近づく統率者はいくらでもいます。


《ンンンワロの深淵/Zzzyxas's Abyss》
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狙ったカードをすぐに破壊する事は難しいですが、影響範囲が広いロックカードです。
黒なのにエンチャントに触れる点も見逃せませんね。
採用する際は自分のデッキのカード名を少し気にしながら採用してみると良いでしょう。


色々とピックアップしてきましたが、普通の統率者戦で使えそうなレベルのカードをピックアップしているのであまり「銀枠的な楽しさ」が無いかもしれません。
是非皆さんもお時間がある時にカードリストを眺めて、面白そうな能力・見た目のカードがあれば積極的に使ってみてほしいと思います。

また、銀枠のカードが使っても良いからと言って必要以上に面倒だったり他人に不快な思いをさせるようなカードばかりを使って嫌がられないように、楽しく健全に銀枠統率者を楽しんでもらえればと思います!


それでは今回は以上になります!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

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