岡本桂多のKill them All!~『兄弟戦争』編~前編
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お久しぶりです!BIGWEB統率者戦担当の岡本桂多です!
皆さん楽しい統率者戦ライフをお過ごしでしょうか?
前回の記事の『団結のドミナリア』に加えて、(時間の都合上)記事では触れられなかった『Unfinity』と『Warhammer 40,000』と立て続けにアツいセットが登場し、統率者戦的に非常に盛り上がっているかと思います!!
僕も『団結のドミナリア』からここまで統率者のデッキは3~4個ほど組みましたが、まだまだ遊び足りません!
今回の『兄弟戦争』ですが、『団結のドミナリア』同様にお馴染みのキャラクターが多く登場しています。
今回の新システムは試作とトランスフォーマーコラボの「見た目以上のもの」と「金属生命体」。
試作は基本的にはコストを軽く唱える代わりにサイズが小さくなるというデザイン。
戦場に出たあと明滅させれば大きいサイズで出し直しが可能となるので、《永遠王、ブレイゴ》《祝福されたエミエル》《隠された領域のローン》《深海住まいのタッサ》などの明滅させるギミックを持つ統率者を使っている方は要チェックですね。
トランスフォーマーコラボの「見た目以上のもの」と「金属生命体」はトランスフォーマーをくるくる変身させて活用するための固有のギミック。
自身の能力以外で(ズルして)変身させるのは困難なのでおとなしくデザイン通りの動きをする必要があります。
トランスフォーマーは全てアーティファクトクリーチャーなので、《鍛冶屋の技》《レオニンの高僧》《クリプトスロール》《発明の領事、パディーム》などのアーティファクトサポートカードに対応しています。
統率者にして組む場合、デッキに入れてメインに据えたい場合などは固有色が許す限り採用を検討しましょう。
新システムではありませんが、パワーストーントークンを生成するカードが非常に多いです。
このマナはアーティファクトでない呪文には使えませんが、起動型能力のコストであればアーティファクトでないカードに対しても使う事ができます。
《カラストリアの血の長、ドラーナ/Drana, Kalastria Bloodchief》
《大霊堂の王、ゲス/Geth, Lord of the Vault》
《黄金のたてがみのジャザル/Jazal Goldmane》
《屍術の俊英、ルーデヴィック/Ludevic, Necrogenius》
《野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild》
《敬愛されるレンジャー、ミンスク/Minsc, Beloved Ranger》
《苦痛の芸術家、ニン/Nin, the Pain Artist》
《氷刻み、スヴェラ/Svella, Ice Shaper》
などのマナ食い虫な統率者はパワーストーンを活用する事でスムーズに動けるようになるでしょう。
他には全体的にアーティファクトやアーティファクトシナジーのカードが多いため、アーティファクトシナジーの統率者
《巧妙な工作員、アリーラ/Alela, Artful Provocateur》
《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》
《ベリサリウス・カウル/Belisarius Cawl》
《エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper》
《湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch》
《混沌の造り手、ヤン・ヤンセン/Jan Jansen, Chaos Crafter》
《老いざる革新者、ジョイラ/Jhoira, Ageless Innovator》
《裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor》
《先見的設計家、ムッツィオ/Muzzio, Visionary Architect》
《オズワルド・フィドルベンダー/Oswald Fiddlebender》
《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon》
《電位式の天才、シドリ/Sydri, Galvanic Genius》
《沈黙の王、スザーレク/Szarekh, the Silent King》
など(めちゃくちゃいますね)、初登場時は「そうでもないかな・・・」という評価だった統率者でも一気に強化されている可能性もあるため要チェックです!
それでは早速、各色ごとに注目カードをピックアップしていきましょう!
目次
・各色の注目カード
・統率者デッキを強化しよう!
・各色の注目カード
・白
《第三の道のロラン/Loran of the Third Path》
白い《再利用の賢者》は伝説になった代わりにオマケが色々とついてきています。
マナ総量の軽い白単色のクリーチャーで簡単にアーティファクトやエンチャントに触る事が出来るクリーチャーは実は中々いませんでした。
従って、オマケがあってもなくてもそれだけで採用する価値はあります。
オマケは警戒と、警戒と噛み合うタップが必要なドロー能力。
ドロー能力は対戦相手1人もドロー出来てしまいますが、状況に応じて影響が小さそうな対戦相手を選べるため意外と起動する場面は見つかりそうです。
《戦場軍医、ラチェット/Ratchet, Field Medic》
白単色のトランスフォーマーコラボカード。
オモテ面はライフを得るたびに墓地からアーティファクトを回収できるというもの。
自身がパワー2の絆魂なので、戦闘さえできれば2マナ以下のアーティファクトを回収できます。
ウラ面はアーティファクトが墓地に落ちるとオモテ面に変身するという能力持ち。
どちらの面の能力もしっかり活用していく事を考えると、《虚無の呪文爆弾》《黄鉄の呪文爆弾》《上天の呪文爆弾》などの呪文爆弾シリーズのように生け贄に捧げられるアーティファクトを採用していきたいですね。
アーティファクトシナジーの統率者でも墓地にアーティファクトを落としやすい《覇者シャルム》《エーテリウム造物師、ブレイヤ》《オズワルド・フィドルベンダー》などは相性がよさそうです。
特に《エーテリウム造物師、ブレイヤ》は統率者の能力で墓地にアーティファクトを落としつつライフを回復出来るので、オモテウラ両面の能力に非常によくかみ合います。
《アヴェンジャーの名手、サンウェル/Sanwell, Avenger Ace》
アーティファクトシナジーの能力を持つ伝説のクリーチャー。
タップ状態になるたびにライブラリーを6枚掘り進める事が出来る能力が強力です。
6枚の中から機体かアーティファクトクリーチャーを唱える事が出来るので、《天才操縦士、コトリ》《模範操縦士、デパラ》などの機体を活用した統率者での採用が考えられます。
唱えられなかったとしてもめくったカードはライブラリーに戻ってくれるので、大事なカードが追放されっぱなしというような事態にもなりません。
自然にタップ状態にするためには攻撃宣言が分かりやすいですが、3/1というスペックでは戦闘ではすぐに破壊されてしまいがち。
1つ目の軽減能力をちゃんと誘発させる他、機体に搭乗したり、《バネ葉の太鼓》《生存者の野営地》《抵抗者の居住地》を起動するなどして安全にタップ状態にさせたいですね。
統率者として組む場合はどうしても《オズワルド・フィドルベンダー》という分かりやすい白単色のアーティファクト統率者がライバルとして立ちはだかります。
機体に寄せる場合でも先述の《天才操縦士、コトリ》《模範操縦士、デパラ》の方が勝ち筋が比較的わかりやすいでしょう。
《新たな地平の識者/Scholar of New Horizons》
白お得意の平地カードを探すカードの新しいバリエーション。
今回は自分のパーマネントからカウンターを1個取り除くという珍しい起動コストを用います。
序盤であれば自身に乗った+1/+1カウンターを取り除くしかないかもしれませんが、《胞子の教祖、ゲイヴ》のように+1/+1カウンターをある程度自由にばら撒ける統率者であれば起動コストに困る事はなくなるため、強く扱えるでしょう。
もちろん頑強や不死によって乗ってしまったカウンターを取り除いて再度それらの能力を誘発させるような使い方も見逃せません。
対戦相手が多く土地をコントロールしていない場合、何もしないわけではなく手札に平地カードを加えてくれるという最低保証が付いているのが非常に優秀です。
今までの同系統のカードと違って「土地の枚数が均等になってくると途端にバニラクリーチャーになる」という危険性がないので安心して採用出来ますね。
《トカシアの歓待/Tocasia's Welcome》
最近の白のトレンド、《歓迎する吸血鬼》のような軽いクリーチャーサポートエンチャント。
今回はマナ総量を参照するため、軽くてパワーが大きいクリーチャーでもドロー出来るのは強みですね。
1ターンに1回しか誘発しませんが、トークンであっても誘発してくれるため《胞子の教祖、ゲイヴ》《風の憤怒、カイカ》《野生の意志、マラス》《救う者、レグナ》など、対戦相手のターンでも無理なくクリーチャーを展開できる統率者だとドローするタイミングが増えるので強く扱えるでしょう。
・青
《ラト=ナムの創立者、ドラフナ/Drafna, Founder of Lat-Nam》
《Drafna's Restoration》で名前だけ登場していたドラフナがクリーチャーとして登場。
本人もアーティファクトに関する能力を2つ持っています。
1つ目の起動型能力はアーティファクトを手札に戻せるというもの。
シンプルに戦場に出たとき能力を持つアーティファクトを戻したり、アーティファクトでもある統率者であれば除去から守ったり、起動コストの2マナがちょっと重く感じるかもしれませんが十分な能力。
お馴染みの《覇者シャルム》など戦場に出たとき能力を持つアーティファクト統率者は特に優秀ですね。
2つ目の起動型能力はアーティファクト呪文をコピーするというもの。
シンプルにマナアーティファクトをコピーして更にマナ加速していくだけでも十分に強力です。
どちらの能力もアーティファクトシナジーの統率者であれば腐る場面はほぼ無いため、そういった統率者デッキでの採用が見込めます。
統率者としてデッキを組んでも割と強めのアーティファクトデッキは組めそうですが、《アーカム・ダグソン》《先見的設計家、ムッツィオ》などの強力なライバルとの差別化が難しそうです。
《きらめき削り/Glint Raker》
アーティファクトシナジーの能力を持つドレイク。
1つ目の能力はアーティファクトのマナ総量分パワーが上がるというもの。
大体《秘儀の印鑑》などの印鑑系マナアーティファクトが出ている事が多いので、基本的にはパワーは3か4を想定していていいでしょう。
更に、アーティファクトメインのデッキであれば比較的コストの重いアーティファクトを採用する事も多いため、終盤には無視できないパワーを持つアタッカーとして活躍できる可能性を秘めています。
2つ目の能力はプレイヤーに与えた戦闘ダメージ分ライブラリーの上からアーティファクトを探しにいけるというもの。
アーティファクトメインの統率者デッキであれば狙ったアーティファクトコンボパーツを探しにいけるので非常に優秀です。
更に、手札に加えなかったカードは墓地に落ちてくれるのも優秀。
アーティファクトメインの統率者デッキでは《覇者シャルム》のように墓地利用が得意な統率者もいますし、《写本裁断機》などでアーティファクト以外のカードも回収出来るギミックを忍ばせておけばなお安心ですね。
《熟練の魔術師、ハーキル/Hurkyl, Master Wizard》
《ハーキルの召還術》でお馴染みのハーキルがクリーチャーとして登場。
長いテキストの能力を持っていますが、このターン唱えた非クリーチャー呪文と同じカードタイプのカードを手札に加えられる(かも)というもの。
統率者戦だとよくあるのは「マナアーティファクトを展開→ドローカードを唱える」という流れでアーティファクトとインスタントやソーサリーを手札に加えるというパターンでしょうか。
自分のターン終了時にしか誘発しないので、《時間のねじれ》などの追加ターンを連鎖させていけると強力ですね。
統率者としてしっかりとデッキ内のカードタイプのバランスを考えられれば安定して手札を補充出来ますが、どうしても明確に勝ちに近づく能力ではないのでデッキとして仕上げるのは難しいかもしれません。
どちらかというとインスタントやソーサリー多めの《イズマグナスのミジックス》《Myra the Magnificent》などで追加のアドバンテージ確保手段としての採用の方が輝けそうです。
《多元宇宙と共に/One with the Multiverse》
《全知》と《未来予知》を合わせたような豪快なエンチャント。
能力は分かりやすく強力で、マナ総量8というコストさえクリアできれば膨大なアドバンテージを得られるカードです。
《まどろむ島、アリクスメテス》《眷者の神童、キナン》《クルフィックスに選ばれし者、キデール》などのガッツリマナ加速出来る統率者、《願いの頂点、イルーナ》《始祖ドラゴン》などのコストを踏み倒せる統率者での追加のアタリ枠として採用するのが良いでしょう。
・黒
《ギックスの信奉者/Disciples of Gix》
戦場に出たときアーティファクト専用の《生き埋め》が出来るクリーチャー。
アーティファクトだけでも《トリスケリオン》《Phyrexian Devourer》《無限なるトラザイン》の即死コンボパーツを一気に3枚墓地に揃える事が出来るため、そこから《再活性》などで《無限なるトラザイン》を戦場に戻せばすぐに勝利する事が出来るでしょう。
どうしてもマナ総量6がネックになるので黒い統率者ならなんでも、とは言いにくいですね。
このカードや《無限なるトラザイン》を戦場に戻しやすい《狂気を操る者チェイナー》《真紅の花嫁、オリヴィア》《裏切り者の王、セドリス》などの統率者での採用が良いでしょう。
《ギックスのくぐつ師/Gixian Puppeteer》
4マナ4/3という若干攻撃的なスペックのシステムクリーチャー。
1つ目の能力は非常に地味ながらもじわじわとライフ差を広げてくれます。
黒は特に《ファイレクシアの闘技場》を始めとするライフと引き換えに追加ドローできるカードが多いため、誘発する場面は少なくないでしょう。
2つ目の能力は《屍体洗浄屋》《夜の騎兵》のようにクリーチャーを戦場に戻してくれる能力。
もちろん自身を戦場に戻す事はできないので《目覚めた潜伏工作員》でループさせるような事は出来ません。
固有色が厳しいものの《サッフィー・エリクスドッター》と組み合わせる事で無限ループが出来ます。
特に無限ループに拘らずとも、《夢の巣のルールス》デッキのようにデッキ全体のマナ総量を軽くまとめられれば回収する対象に困らず無理なく活躍させる事も出来る良クリーチャーですね。
《敵意ある交渉/Hostile Negotiations》
黒お得意のライフと引き換えに手札を増やすタイプのカード。
今回は対戦相手に(一応)選択権があるため必ず欲しいものが手札に入るかどうかは不確定ですが、手札に入らなかったカードは墓地に落ちてくれるため、再利用は容易ですね。
墓地利用が簡単に出来る《墓場波、ムルドローサ》《ネル・トース族のメーレン》などで使えば1枚で合計6枚ライブラリーを掘り進められる優秀なカードになります。
また、3点のライフで3枚ドローだと《苦い真理》と同程度の効率ですが、あちらに比べると1マナ増えた代わりにインスタントかつ色を問わないため結構な高効率です。墓地利用が出来なくとも黒い統率者であれば十分採用の余地はあるでしょう。
・赤
《軍拡競争/Arms Race》
アーティファクト用の《騙し討ち》。
《騙し討ち》で反省したのか大分起動コストが重くなっていますが、それでもやはりコスト踏み倒しは魅力的。
本家よりは範囲が狭いものの、《荒廃鋼の巨像》を投げつけてプレイヤー1人を屠る事は出来ますし、《イシュ・サーの背骨》や今回新登場した《ファイレクシアへの門》などのマナ総量が重く、戦場に出るだけで仕事をしてくれるアーティファクトにとっては欠かせない相棒です。
《機械化戦/Mechanized Warfare》
赤お得意のダメージ増幅系カード。
発生源が赤かアーティファクトに制限されている点と一度に大ダメージを与えても1点しか増えない点が特徴です。
大ダメージを与える《古代の証人、アリボー》《豪腕のブライオン》《雷の指揮者、ザファイ》のような統率者よりも、細かいダメージを何度も与える《野生の意志、マラス》《鍛冶の神、パーフォロス》《オリヴィア・ヴォルダーレン》のような統率者の方が恩恵を受けやすいでしょう。
また、《ゴブリンの砲撃》《爆破基地》という使用頻度の高く優秀な生け贄手段はどちらもこのカードの恩恵を受けられ、1体の生け贄につき2点ダメージと非常に高効率のダメージソースとなります。
こういった生け贄手段を多用するデッキでも採用の余地はありそうです。
《やり過ぎ/Over the Top》
《歪んだ世界》のようなパーマネントめっちゃ出す系ソーサリー。
今回は土地を数えられなくなった代わりにコントロールしているパーマネントをライブラリーに戻す必要がなくなりました。
これに関しては対戦相手も同じ条件なので一概に強化とは言えませんが、《歪んだ世界》《起源の波》などを多用する赤緑系のデッキであればバリエーションの1つとして十分採用出来るでしょう。
パーマネント以外は墓地に落ちてしまいますが、この系統のソーサリーを軸に据えたデッキであればインスタントやソーサリーを極力減らして被害を最小限に抑えた構築にする事は容易ですね。
《爆発炉のヘルカイト/Blast-Furnace Hellkite》
赤単色の大型サイズのドラゴン。
スペックは5/5と標準サイズですが、二段攻撃を持っているので打点は十分にありますね。
更に、対戦相手を攻撃しているクリーチャーが二段攻撃を持つという非常に強力な能力も持っています。
自分の他のクリーチャーが二段攻撃を持つだけでも単純計算でパワーが2倍になるようなものですし、他のプレイヤー同士が戦闘しても打点が跳ね上がるので一気に戦況が動く事でしょう。
自分へ攻撃してきてもメリットはない、というのは昨今の統率者デッキによくある「他所へ攻撃した方が良いですよ~」と交渉材料にしやすい能力ですね。
献身という『神河救済』以来の能力も見逃せません。
9マナというマナ総量の重さがネックではありますが、この能力によってコストを軽減して出せますし、なぜか瞬速も持たせてくれます。
他の人同士で戦闘している所に突如として唱えて一気に戦場をかき乱したり、自分への安易な攻撃に対応して5/5飛行二段攻撃を出して攻撃クリーチャーを一方的に討ち取ったり、器用な使い方が出来るようになっています。
《鉤爪のジィーリィーラン》のようなドラゴンデッキだけでなく《屑鉄の学者、ダレッティ》のようなアーティファクトメインのデッキ、《歓楽の神、ゼナゴス》のようなシンプルに打点を追求するデッキ等々採用できるデッキは多くありそうです。
・緑
《森林の目覚め/Awaken the Woods》
X体の《ドライアドの東屋》を生成できるソーサリー。
ただのクリーチャートークンではなく土地でもある点が非常に重要です。
召喚酔いをしているのでマナとして活用するにはターンを跨ぐ必要はありますが、それでも使えるマナが倍になるというは破格の性能。
注目すべきは上陸系の統率者での活躍でしょう。
《円渦海峡の暴君、アシー》《乱動の座、オムナス》《水底のドルイド、タトヨヴァ》で使えば追加で大量ドロー、《マローの魔術師、グリーンスリーヴス》《怒りの座、オムナス》で使えばついでにデカいトークンが大量生成ととんでもない事になります。
《ガイアの声、ティタニア/Titania, Voice of Gaea》
緑単色の統率者候補。
本体スペックは3マナという軽さにしては3/4到達とシステムクリーチャーにしてはしっかりしたスペック。
ライフ回復能力もオマケでありますが微々たるもので、本命は合体能力。
合体出来ると土地の枚数分のパワー/タフネスになり、警戒到達トランプル速攻とキーワード能力マシマシになります。
警戒トランプルのおかげでローリスクでしっかりと攻撃にいけるので、この形態で統率者ダメージを狙うのが分かりやすい勝ち筋でしょう。
合体条件として相方の《自然の聖域、アルゴス》を戦場に出し、墓地に土地カードを4枚以上落とす必要があります。
まずは相方の《自然の聖域、アルゴス》を全力で探しにいきましょう。
《輪作/Crop Rotation》
《エルフの開墾者/Elvish Reclaimer》
《探検の地図/Expedition Map》
《ナイレアの介入/Nylea's Intervention》
《ピールの気紛れ/Pir's Whim》
《未知な領域/Realms Uncharted》
《刈り取りと種まき/Reap and Sow》
《風景の変容/Scapeshift》
《森の占術/Sylvan Scrying》
《発見の誘惑/Tempt with Discovery》
・・・大体マナ総量4以下で《自然の聖域、アルゴス》を探せるカード。
特に《風景の変容》は合体条件のもう1つもスムーズに満たしてくれるので必須カードです。
《未知な領域》は軽いマナ総量で合計4枚の土地を手札と墓地に集められますが、墓地に《自然の聖域、アルゴス》が落とされる(はず)なので、墓地から土地を回収できるギミックを他にも搭載する必要があります。
2つ目の合体条件を満たせるカードをピックアップしていきます。
《征服者のガレオン船/Conqueror's Galleon》
《両替機/Currency Converter》
《取引仲介機/Deal Broker》
《現地調査/Field Trip》
《街の鍵/Key to the City》
《記憶の仮面/Mask of Memory》
《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter》
《ナントゥーコの養成者/Nantuko Cultivator》
・・・ドロー&ディスカード系のカード。ディスカードが先にくるものもあります。
土地カードは墓地に落としたいのですが、土地以外のカードは墓地に落としても特に恩恵は受けられないので、こういったカードでピンポイントで土地カードだけを墓地に貯めていきたいですね。
切削は相性が良さそうですが、こういった理由により今回はピックアップしていません。
ドロー&ディスカードと相性の良い《ゴルガリの墓トロール》《壌土からの生命》などの発掘カードも同様の理由によりピックアップしていませんが、爆発力はあるため速度が物足りない場合は採用してもいいでしょう。
その場合は《起源》《永遠の証人》《永久の証人》などで墓地に落ちてしまった土地以外のカードを回収できるギミックを入れておくと良いでしょう。
緑らしく土地カードをたくさん活用し、なおかつ統率者で重い攻撃を喰らわせる豪快なデッキが組めそうです。
《ティタニアの杖/Staff of Titania》
《ブランチウッドの鎧》のように森の数だけ強化してくれる装備品。
パッと見の通り、緑単でしっかり攻撃する統率者、多色であればなるべく2色ぐらいまでのデッキで使う方が強力です。
もう1つの能力は攻撃するたびに《ドライアドの東屋》トークンを出してくれるというもの。
これももちろん森なので攻撃するたびに+1/+1ずつ強化していくというイメージですね。
シンプルに打点強化装備品としても優秀ですし、《精霊信者の剣》のようにマナ加速としても活用できます。
更に攻撃するたびに上陸するので、《怒りの座、オムナス》などの上陸系統率者とも相性が良いですね。
固有色が無いので、《堕ちたる者、オブ・ニクシリス》《ゴブリンの武器職人、トッゴ》のように、緑を含まない上陸系統率者でも採用に値する点は見逃せません。
・多色
《ギックスに拾われし者、ミシュラ/Mishra, Claimed by Gix》
黒赤で戻ってきたミシュラ。
統率者として組む場合、2パターンの構成が考えられます。
1つ目はシンプルに統率者ダメージを狙う構成。
合体条件は《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》と共に攻撃するだけなので比較的達成しやすいでしょう。
《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》が蘇生を持っているので《悪魔の教示者》などのサーチカードだけでなく《納墓》《ゴブリンの技師》などで直接墓地に落とすカードも採用出来るため安定して合体条件を満たしてくれるでしょう。
合体後は9/9という巨大なサイズに加えて、戦場に出たとき(実質合体時)と攻撃するたびに対戦相手のリソースをボロボロにしてくれます。
この時の能力で威迫とトランプルを付与すれば回避能力の面もカバーできるため、統率者ダメージを狙うのは比較的容易です。
合体後は自分のリソースを増やしてくれない上に除去耐性がないので、一旦除去されると途端に苦しくなります。
黒お得意の《死せざる邪悪》などの「墓地にいったら戦場に戻す」系のカードは合体パーツ両方とも戦場に戻してくれるため、次のターンには再度合体出来て攻め手を緩める必要がありません。こういったカードでバックアップしてあげると良いでしょう。
2つ目はトークンデッキにする構成。
攻撃時の合体用の能力は攻撃しているクリーチャーの数を参照して、各対戦相手のライフを攻める事が出来る、クリーチャータイプを問わない《聖域探究者》のようなもの。
ゴブリン、コボルト、エルドラージ落とし子&末裔、ゾンビなど黒赤という固有色でも大量に生成できるトークンはあるため、こういったクリーチャーをばら撒く→《ギックスに拾われし者、ミシュラ》を展開して一気にライフを攻めるという戦術です。
この構成の場合は合体に依存しないため、万が一《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》を追放された時にどうしようもなくなるという合体狙いの構成のデメリットがなくなります。
統率者としての採用ではなく、この2つ目の構成のようにトークンデッキに追加のダメージソースとして採用する使い方もアリですね。
《エドガー・マルコフ》《カーの空奪い、プローシュ》などの統率者で採用するとしっかりと打点を稼いでくれそうです。
《金線使い、サヒーリ/Saheeli, Filigree Master》
4度目のサヒーリが登場。
+1能力は地味ながらもドローを進められる能力。
統率者戦ならマナアーティファクトがいくらでもあるので、実質1マナ支払ってドローのような使い方になりそうです。
-2能力は飛行機械を2体生成します。速攻は持ちますが統率者戦においては戦闘力は皆無なので緊急用のブロッカーとしてしか使わないでしょう。
-4能力はアーティファクトクリーチャーが+1/+1とアーティファクト呪文が1マナ軽くなるという紋章。
修整の方は微々たるものですが、アーティファクト呪文が軽くなるのはとても重要で、《師範の占い独楽》+《未来予知》でライブラリーを引ききるコンボのコンボパーツとして使えます。
他にも《エーテリウムの彫刻家》《雲の鍵》などアーティファクト呪文のコストを軽くするカードはたくさんあるため、あくまでもコンボパーツの1種としての活用にはなります。
《金線使い、サヒーリ》はそういったコンボパーツの中でも+1能力によるドロー、-2能力によるブロッカー生成と使い道が多岐にわたり、いわゆる「コンボパーツの片方だけたくさん引いて何もできない」という状況を軽減してくれます。
また、統率者戦におけるプレインズウォーカーはどうしてもすぐに攻撃されて中々奥義に到達できないのですが、《金線使い、サヒーリ》は戦場に出てすぐ+1能力が出来れば次のターンには奥義が出来るスピード感が強みの一つです。
青赤という固有色のため採用できるデッキに制限はありますが、その問題さえ解決出来れば優秀なコンボパーツとして十分活躍するでしょう。
《玩具職人、タウノス/Tawnos, the Toymaker》
青緑のちょっと特殊な能力を持つ統率者候補。
ビーストか鳥であるクリーチャー呪文を唱えるとそれのコピーを生成してくれるというもの。
シンプルに強力なクリーチャーをコピーしても良いですが、戦場に出たとき能力を持つクリーチャーをコピーするのがいいですね。
強力なビーストといえばお馴染みの《孔蹄のビヒモス》が分かりやすいフィニッシャーです。
他にも《雷足のベイロス》《花咲く泥獣》も全体のサイズを上げてくれるビーストで、コピーすれば十二分にフィニッシャーとして活躍してくれるスペックを持っています。
マナクリーチャーなどを展開しながら上記のフィニッシャーを探して出すだけでも割と簡単にゲームに勝てそうですね。
ビーストに寄せて《クローサの戦長》《ワイアウッドの野人》、鳥に寄せて《空からの援助》《歪んだ爪の古老》などのオンスロートブロックのシブい部族シナジーカードを採用してみるのも面白そうです。
《仮面林の結節点》があるとクリーチャータイプに関わらずどんなクリーチャーもコピー出来るようになるので更に夢が広がります。
《パリンクロン》がいればお手軽無限マナなので是非採用したい所ですね。
《戦術家、ウルトラマグナス/Ultra Magnus, Tactician》
白赤緑3色のトランスフォーマーコラボ統率者候補。
オモテ面はこの固有色にしては珍しいアーティファクトシナジーの能力を持っています。
《巨大なるカーリア》のようにアーティファクトクリーチャーを戦場に出してくれるので、真っ先に思いつくフィニッシャーは《荒廃鋼の巨像》でしょう。
その他のアーティファクトクリーチャーの候補としては
《遺跡の天使/Angel of the Ruins》
《隕石ゴーレム/Meteor Golem》
《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
・・・除去能力持ち
《虚無石のガーゴイル/Nullstone Gargoyle》
《白金の帝像/Platinum Emperion》
《白金の天使/Platinum Angel》
・・・卓によってはピンポイントに刺さる強カード
《砂岩の予言者/Sandstone Oracle》
・・・比較的優秀なドロー能力持ち
などが考えられます。
一度オモテ面の能力でアーティファクトクリーチャーを戦場に出すと変身してしまうので、毎ターン展開出来ない点は注意が必要ですね。
ウラ面は条件を満たしてオモテ面にさっさと変身しよう、という形態。
速攻を持っているので「見た目以上のもの」でウラ面からスタートしてもすぐに変身条件を満たしやすいのが良いですね。
変身条件も他に合計パワーが4以上あればよく、システムクリーチャーでも破壊不能を持たせてくれるのでいわゆるチャンプアタックになりにくいため、変身条件は非常に満たしやすいと言えるでしょう。
理想としては序盤は合計パワーを4以上になるようにマナクリーチャーなどを展開し、5マナたまったらウラ面からスタートして攻撃→オモテ面に変身、という流れがスムーズかつ強力です。
白赤緑はアーティファクトサポートは若干少なめですが、オモテ面の能力で出すカードはクリーチャーなので緑お得意のクリーチャーサーチを活用できる事もあり、あまり不便さは感じないでしょう。
白赤緑という固有色らしいアグレッシブさと、この固有色の他の統率者にはないアーティファクトシナジーという珍しさを兼ね備えた良い統率者ですね!
・無色
《揺籃の地の乱伐者/Cradle Clearcutter》
固有色的には緑の試作アーティファクト。
パワーに等しい点数の緑マナを加えるというマナ能力を持っています。
一見地味ながら、《進化の爪、エズーリ》《結ばれた者、ハラナとアレイナ》などクリーチャーを強化できる統率者で使うと一気に膨大な量のマナを加えられるようになります。
また、試作アーティファクト特有の明滅との相性の良さもあります。
特に《隠された領域のローン》デッキで採用すると、統率者を出すためにマナ加速として使った後で元々のサイズで出し直して今度は3マナ加えるようになるというスムーズな動きを見せてくれます。
《機能不全ダニ/Haywire Mite》
《苛性イモムシ》のようなデザインのクリーチャー。
クリーチャーでない、という制限がかかっているものの、出して破壊する所までのコストが無色1マナ+緑1マナと1マナ分軽くなっているのは優秀です。
特に統率者戦では《精神力》《霊気貯蔵器》《ブライトハースの指輪》など、対処できる範囲内の脅威となる即死/無限コンボパーツは無数に存在するので、使いどころに困る事は少ないでしょう。
そういったコンボパーツににらみをきかせるために《苛性イモムシ》だと2マナを常に構えておく必要がありますが、《機能不全ダニ》だと1マナで済むというのも地味に見えますが重要です。
また、無色1マナという事で様々なフォーマットで活躍している《ウルザの物語》から探して設置できるというアクセスのしやすさも評価できますね。
《ウルザの空戦艇、リベレーター号/Liberator, Urza's Battlethopter》
珍しい伝説の飛行機械。
サイズアップする能力もありますが、《蜃気楼のマイア》のように瞬速を持たせる能力を目当てに採用する事が多いでしょう。
《蜃気楼のマイア》もすでに《ネクロポーテンス》の大量ドローからのフィニッシュ用に使われている実績があるため、このカードもすんなりと追加パーツとして採用される可能性があります。
アーティファクトが多いデッキはどうしてもソーサリータイミングでしか動きがないため相手ターン中の妨害が難しいのですが、このカードがあれば「インスタントを構える→特に何も使わなかったので直前のプレイヤーのターン終了時にマナアーティファクトを展開」という隙の無い動きが出来るようになります。
アーティファクトシナジーの統率者でもそうですし、無色の呪文も唱えられるため《大いなる歪み、コジレック》のようなエルドラージ統率者でも動きに幅を持たせるために活躍できるでしょう。
《ファイレクシアへの門/Portal to Phyrexia》
重量級の神話アーティファクト。
戦場に出た時各対戦相手はクリーチャーを3体生け贄に捧げるという非常に強力な能力を持ちます。
トークンデッキや部族デッキでない限り3体生け贄は相当な痛手になる事でしょう。
もう1つの能力は《債務者の弔鐘》のようにクリーチャーを墓地から戦場に戻す能力。
対戦相手の墓地からもクリーチャーを釣り上げられるため、戦場に出たとき能力で生け贄に捧げさせたクリーチャーがいる(はず)なので対象に困る事は中々無いでしょう。
このカードを使う場合はやはりそのマナ総量の重さをどうカバーするかが問題ですね。
《エーテリウムの彫刻家》などでちょっとずつマナ総量を軽減しても微々たるものなので、《覇者シャルム》《老いざる革新者、ジョイラ》《先見的設計家、ムッツィオ》などでコストを踏み倒す事が必須条件と言えるでしょう。
特に《先見的設計家、ムッツィオ》であれば戦場に出た後は《先見的設計家、ムッツィオ》の能力で見られるライブラリーの枚数も9枚まで増えるためその後の展開も強力なものになり、非常に相性が良いですね。
《均整のマトリックス/Symmetry Matrix》
制限はあるもののクリーチャーが出るたびに追加で1マナ払うと1ドロー出来るアーティファクト。
これ自身が4マナと若干の重さが気になりますが、ほとんどのトークンがこのカードの誘発条件をクリアしてくれるため、トークンデッキで使うと大量ドローが狙えます。
トークンデッキになりがちな白系の統率者であれば《歓迎する吸血鬼》《弱者の師》など他にも選択肢があるので、自分のデッキに合わせて取捨選択したいですね。
逆に白を絡まない統率者でドロー能力に乏しい赤系のゴブリンデッキなどでは採用してもよさそうですね。
《群衆の親分、クレンコ》などは一度に大量にゴブリントークンが出て、1体につき1マナ払えばその分ドロー出来るので仮に全体除去などで処理されてしまっても簡単にリカバリーがきくようになりますね。
《マイトストーンとウィークストーン/The Mightstone and Weakstone》
マナ総量が中々重いものの、戦場に出た時のドロー能力と除去能力どちらも優秀なマナアーティファクト。固有色が白青(ウラ面参照)なので採用できるデッキに制限がある点には注意が必要です。
今回のセットから、合体カードの固有色は裏面の色やシンボルを参照しないというルールに変わりました。
従って、このカードの固有色は無色なので何色のデッキにでも採用できるようになっています。
マナアーティファクトではありますが、マナの使い道に制限があるのでどんなデッキでも無理なく採用とはいえません。
アーティファクトである事を活かしてアーティファクトシナジーの統率者で採用するのが分かりやすいですね。
特に《覇者シャルム》《老いざる革新者、ジョイラ》などコストを踏み倒して戦場に出すギミックを持つデッキの採用が考えられます。
《スランの魔力鎧/Thran Power Suit》
《きらきらするすべて》のように強化してくれる装備品。
合計のコストも2マナ+2マナとそこまで重すぎる事なく、更に要求コストは小さいながらも護法もつけてくれます。
《鋼の魂、ワイレス》《上級建設官、スラム》《皇の声、軽脚》などのオーラ/装備品をマシマシにして統率者ダメージを狙う統率者で追加の打点爆発カードとしてすんなり採用されることでしょう。
《カイラのオルゴール/Kayla's Music Box》
固有色的には白単色の軽量アーティファクト。
1つ目の能力で自分のライブラリーのカード1枚を追放し、2つ目の能力を起動したターンだけプレイして良い、というデザイン。
赤によくある衝動的ドローに近いような感覚ですが、プレイしなかったカードは《カイラのオルゴール》が処理されるまでまたプレイするチャンスがあるのはうれしいですね。
白はシンプルにドローする能力に乏しいため、そこをカバーできるこのカードは中々優秀です。
どちらの能力もコストにタップが必要なのでもっさり感は否めません。ある程度中長期戦を見据えた統率者デッキで採用すると優秀な疑似ドローカードとして活躍してくれるでしょう。
《機械神の肖像/Machine God's Effigy》
新たな《クローン》カード。
ただ、クリーチャーではないためアタッカーやブロッカーとしては活用できません。
能力だけをコピーするので、戦場に出たとき能力や常在型能力が優秀なクリーチャーをちゃんと選びましょう。
《献身のドルイド》をコピー出来たら無限青or緑マナが出来ます(《機械神の肖像》に-1/-1カウンターがいくら乗っても戦場を離れないため)。
自分が《献身のドルイド》をコントロールしていて対戦相手にこのカードをプレイされたり、出されそうになったら迷わず-1/-1カウンターを乗せて《献身のドルイド》を処理するようにしましょう。
このコンボを狙うなら青緑系の統率者で自分で《献身のドルイド》を使うパターンですね。
その場合はこのカードだけでなく《星々とあるもの》でも無限緑マナが出来るので、これらのパーツを採用して無限コンボの幅を広げるといいでしょう。
やはりアーティファクトが主役のエキスパンションだけあり、アーティファクトシナジーの統率者で使えそうなカードがたくさんありますね。
久しぶりに《覇者シャルム》や《エーテリウム造物師、ブレイヤ》を引っ張り出してもどの新しいカードを採用するかで迷いそうです!
後編
・統率者デッキを強化しよう!
に続きます。