岡本桂多のKill them All!~『カルロフ邸殺人事件』編・後編~

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前編はこちら


・統率者デッキを強化しよう!

今回も『カルロフ邸殺人事件』の統率者デッキから統率者戦を始める方向けにオススメの統率者候補、そしてそこからどういう道筋で改良していけばいいかを解説していきます! 
 
簡単なIN-OUT例も提示していますので第一歩として参考にしていただければ幸いです。
(※第一歩ということであまり高額なカードはなるべく避けてピックアップしています)

デッキリストは公式サイトからご確認いただけます。

 

・「完璧な偽装」

白赤緑の統率者デッキで、統率者候補は《林間の眼、カウスト》と《怒りの母、ダスカナ》。

林間の眼、カウスト》は変装、偽装、変異、予示の分かりやすいサポート能力統率者。
怒りの母、ダスカナ》は「基本のパワーとタフネスが2/2」というクリーチャーをサポートする統率者。
「基本のパワーとタフネスが2/2」のクリーチャーをメインにデッキを組もうとすると候補となるクリーチャーが非常に多く、上手い事デッキを組むのが難しいでしょう。
有名な《灰色熊》を始めとするいわゆる「熊」と呼ばれるクリーチャーは2/2ですし、クリーチャータイプ熊でまとめると2/2のクリーチャーが多くなりますが、部族デッキとして組むには少し勝ちきるのが難しいかもしれません。

今回は《林間の眼、カウスト》を統率者として裏向きクリーチャーデッキを組んでいくのが最初のステップとしてオススメです。
もちろんお気に入りの2/2クリーチャーが見つかったら《怒りの母、ダスカナ》で組むのもアリですね。

 

・《林間の眼、カウスト/Kaust, Eyes of the Glade
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2マナ2/2というシステムクリーチャーらしい小さめのサイズ。
能力的にもアグレッシブに戦闘に参加するようなものではないので、裏向きクリーチャーを活用して戦線を形成していくデッキになりそうです。

1つ目の能力は条件付きで《ナクタムンの侍臣、サムト》のようにドローが出来るというもの。
ナクタムンの侍臣、サムト》は「このターンに戦場に出たクリーチャー」でしたが、こちらは「このターンに表向きになったクリーチャー」が条件。
統率者の2つ目の能力で表向きにするのも良いですし、自力で表向きになれる軽い変異コストのクリーチャーがいるとドローを進めやすくなりますね。

2つ目の能力は攻撃している裏向きクリーチャーを表向きに出来るというもの。
変異コストや予示コストなどを踏み倒せるのは中々に強力です。
この2つ目の能力を使ってマナ総量が大きいクリーチャーのコストを踏み倒して展開していくのが分かりやすいデッキコンセプトになるでしょう。

まずは裏向きクリーチャーとそのサポートカードを見ていきましょう。

ヒストロドン/Hystrodon
アラシンの軍獣/Arashin War Beast
光変化/Lightform
憤怒変化/Rageform
魂の召喚/Soul Summons
自然な溶け込み/Hide in Plain Sight
ボーラク族のぶん回し屋/Bolrac-Clan Basher
火炎術の演出者/Pyrotechnic Performer
復讐の忍び寄るもの/Vengeful Creeper
緑地帯の急進派/Greenbelt Radical
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・・・変異、予示、変装、偽装カード。
強そうな変異クリーチャーはしっかりと構築済みデッキに最初から再録されているので、過去のカードからの追加はほとんどありません。
新規カードの中では《ボーラク族のぶん回し屋》は二段攻撃を素で持っており、表向きになったターンは2回戦闘ダメージを与えるため統率者の能力で2ドローが可能です。
他に二段攻撃を付与するカードを採用するのも良さそうですね。

 
狂戦士たちの猛攻/Berserkers' Onslaught
刃の歴史家/Blade Historian
血の霧/Blood Mist
ケイオス・ターミネイター・ロード/Chaos Terminator Lord
決闘者の遺産/Duelist's Heritage
凶暴な打撃/Savage Beating
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・・・二段攻撃を付与するカード。
血の霧》や(ここで挙げていませんが)《炎叫びの杖》などは二段攻撃を付与したクリーチャーを見てからブロックされてしまうので、ドロー量を増やすためには少し使いにくいカードとなります。
狂戦士たちの猛攻》《刃の歴史家》なら全てに二段攻撃を付与できるので、ドロー量を増やしやすいですし、そもそも打点向上にも一役買ってくれます。

 

トンネルの情報提供者/Tunnel Tipster
スマーラの歩哨/Sumala Sentry
ブリキ通りの噂好き/Tin Street Gossip
古き神々の咆哮、ヤラス/Yarus, Roar of the Old Gods
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・・・裏向きカードサポートカード。
古き神々の咆哮、ヤラス》は裏向きクリーチャーを裏向きのまま扱う事で強いカードですが、統率者と両方出しておくことで、表向きにしてもしなくても強い状況を作れます。

前編で紹介した《命狙いの逃亡者、エトラータ》の内容と被りますが、予示や偽装して強力なクリーチャーをピックアップしていきます。
今回はクリーチャーでないといけないので、前回よりも見るべき範囲は狭まっていますね。

 

エインシャント・ブロンズ・ドラゴン/Ancient Bronze Dragon
エインシャント・ゴールド・ドラゴン/Ancient Gold Dragon
災火のドラゴン/Balefire Dragon
ブラッドサースター/Bloodthirster
巨大オサムシ/Giant Adephage
ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant
雑食のハイドラ/Hydra Omnivore
年老いた骨齧り/Old Gnawbone
アングラスの匪賊/Angrath's Marauders
殺戮の化身/Avatar of Slaughter
魅力的な執政官/Blazing Archon
荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus
大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite
ジャイアント・アンケグ/Giant Ankheg
黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight
マグマの力/Magmatic Force
包囲ビヒモス/Siege Behemoth
虚空の選別者/Void Winnower
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・・・マナ総量が大きく、統率者でコストを踏み倒して美味しいクリーチャー。
戦闘ダメージを与えたときに誘発する能力持ちを中心に、「戦場に出たとき」「唱えたとき」の誘発型能力が重要でないクリーチャーをピックアップしています。
ここも構築者個人の好みに左右されますね。
命狙いの逃亡者、エトラータ》の時とは異なり、統率者の能力で表向きにする場合は「攻撃するたび」誘発する誘発型能力もうまく活用しにくいので、採用するクリーチャーはしっかりと選別しましょう。

安定して予示や偽装するために、すでに入っている《運命の巻物》が必須となります。
従って、これを安定して出せるかどうかがデッキの序盤の動きを大きく左右します。

悟りの教示者/Enlightened Tutor
ギャンブル/Gamble
ゴブリンの技師/Goblin Engineer
無謀な始末/Reckless Handling
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・・・《運命の巻物》を探せるカード。
あまり数は多くありませんが、《運命の巻物》があるのとないのとではデッキの動きに直接関わってくるので入れられるだけ入れましょう。

最後に、統率者の能力でドローをするためには裏向きのクリーチャーがブロックされない事が重要になります。
赤にはいくつか「パワーが2以下のクリーチャーがブロックされない」効果があるため、これも採用すると良いでしょう。

戦線突破/Break Through the Line
ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler
ゴブリンの密輸人/Goblin Smuggler
道拓きの修練者/Pathmaker Initiate
タルジーディの隊商、スビラ/Subira, Tulzidi Caravanner
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・・・パワーが2以下のクリーチャーがブロックされない、という効果を付与するカード。
裏向きの状態で攻撃し、ブロック宣言が終わった後に戦闘ダメージを与える前のタイミングでお互いのプレイヤーに優先権が来るので、その時に表向きにすればブロックされないまま戦闘ダメージを与える事が可能です。
戦線突破》は特にブロックされないだけでなく速攻も付与してくれるため奇襲性に長け、意外な所から打点&アドバンテージを叩き出してくれる相性抜群のカードですね。

IN 20
ヒストロドン/Hystrodon
自然な溶け込み/Hide in Plain Sight
ボーラク族のぶん回し屋/Bolrac-Clan Basher
狂戦士たちの猛攻/Berserkers' Onslaught
刃の歴史家/Blade Historian
凶暴な打撃/Savage Beating
古き神々の咆哮、ヤラス/Yarus, Roar of the Old Gods
悟りの教示者/Enlightened Tutor
ゴブリンの技師/Goblin Engineer
エインシャント・ブロンズ・ドラゴン/Ancient Bronze Dragon
エインシャント・ゴールド・ドラゴン/Ancient Gold Dragon
災火のドラゴン/Balefire Dragon
年老いた骨齧り/Old Gnawbone
魅力的な執政官/Blazing Archon
大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite
黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight
マグマの力/Magmatic Force
包囲ビヒモス/Siege Behemoth
戦線突破/Break Through the Line
タルジーディの隊商、スビラ/Subira, Tulzidi Caravanner

OUT 20
墨を取る軟泥/Printlifter Ooze
賛美されし天使/Exalted Angel
真珠の達人/Master of Pearls
鏡の精体/Mirror Entity
歓迎する吸血鬼/Welcoming Vampire
皇帝ヘルカイト/Imperial Hellkite
永遠衆、ネヘブ/Neheb, the Eternal
玉座の災い魔/Scourge of the Throne
獣に囁く者/Beast Whisperer
頭巾被りのハイドラ/Hooded Hydra
霊園の庭師、イェドラ/Yedora, Grave Gardener
大群を産むナントゥーコ/Broodhatch Nantuko
ジュディスのヘルハウンド、テサック/Tesak, Judith's Hellhound
バイパーの牙、サリス/Saryth, the Viper's Fang
見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen
遮る霊気/Obscuring AEther
衝撃的な展開/Showstopping Surprise
造命師の動物記/Lifecrafter's Bestiary
強者破り/Fell the Mighty
大量破壊/Decimate

 

林間の眼、カウスト》は裏向きのクリーチャーを活用しつつも白赤緑という固有色らしいデカブツで攻撃していくデッキになりました。
この方向性のまま強化していくとしたら、まずは統率者の起動型能力を何度も起動できるようにすると良いかもしれません。
教術師の石》《貴族の印章》などのアンタップさせるカードや《ブライトハースの指輪》《幻術師の篭手》などの起動型能力をコピーするカードを使う事で、1ターンに複数体の裏向きクリーチャーをアンタップする事が可能になります。

また、裏向きクリーチャーをアンタップさせたターンは統率者の能力でドローは出来ますが、その次のターンは特にドローが出来ないため、《移ろいの門》などで手札に戻して再利用したり工夫を凝らしてもいいですね。

このデッキを使う際、裏向きのカードがそれぞれ変異/変装/予示/偽装である事、どの順番で戦場に出したかを明示する事を忘れないようにしましょう。
公式の変装を示すトークンなどを用いてもいいですが、その枚数以上に戦場に出てしまう事もあるので付箋を用意しておくとなお良いですね。

裏向きのクリーチャーを使う事はあまり多くないため、普段とは違った戦い方が出来るのが《林間の眼、カウスト》の魅力の一つです。

 
・亡者の斥候

青黒の統率者デッキで、統率者候補は《偏執的な理論家、ミルコ》と《深海の調査員、モルヴォ》。

偏執的な理論家、ミルコ》は諜報を行いつつ、自分の墓地からクリーチャーカードを戦場に戻す墓地利用統率者。
深海の調査員、モルヴォ》は激突という懐かしい行動を行いつつドローとコスト踏み倒しを出来る統率者。

どちらもだいぶデッキの方向性が異なるので、それぞれでデッキを組む事を考えてみましょう。

・《偏執的な理論家、ミルコ/Mirko, Obsessive Theorist
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3マナ1/3という防御的なスペックに、誘発型能力を2つ持っています。

1つ目の誘発型能力は諜報を行うたびにサイズアップするというもの。
素のスペックは小さいもの、諜報を行うだけで追加のコストなしに+1/+1カウンターの形でサイズアップするので、少し時間はかかりますが統率者ダメージも狙える可能性があります。

沿岸の防壁/Coastal Bulwark
残酷な目撃者/Cruel Witness
ネファリアの捜索者、エロイーズ/Eloise, Nephalia Sleuth
家門のギルド魔道士/House Guildmage
食糧庫のゾンビ/Larder Zombie
レーザー・スクリュードライバー/Laser Screwdriver
あさりまわるウィザード/Rummaging Wizard
血生臭いスパイ/Sanguine Spy
アズカンタの探索/Search for Azcanta
奪われた視界を視る者/Seer of Stolen Sight
過去と未来の剣/Sword of Once and Future
不気味な船長の宝箱/The Grim Captain's Locker
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・・・諜報を行うカード。
インスタントやソーサリーであったり、戦場に出たときに1回だけ諜報を行うクリーチャーなど、単発のものよりも継続的に諜報が出来るカードをピックアップしています。
過去のカードに関して、挙動としては諜報と同じものの諜報と書かれていないものがあります。
これらはその後のオラクルテキスト変更で諜報に書き換わっており、ちゃんと「諜報をしたかどうか」にカウントされるようになっているので、Gathererなどで確認しましょう。
アズカンタの探索》は追加のコストを要求せずに毎ターン諜報を行ってくれる優れもの。統率者がいなくともドロー操作として可能な限り早く出しておきたいカードですね。
更に、変身条件を満たしていても変身させない事も選べるので、他に諜報手段がない場合はその選択肢がある事も覚えておきましょう。
過去と未来の剣》はシンプルに装備品として強力という事もありますが、プロテクションという回避能力を付与する事で統率者ダメージを狙いやすくして、パワーを上げる事で統率者の2つ目の能力で戻せるクリーチャーの範囲も広げられるので相性抜群です。

2つ目の誘発型能力は自分の墓地から条件付きでクリーチャーカードを戦場に戻せるというもの。
戻すクリーチャーは統率者のパワー以下のパワーという条件があるので、統率者のサイズアップが済むまではシステムクリーチャーを戦場に戻す事がメインになるでしょう。

まずは戦場に出たときに誘発する能力を持つクリーチャーを採用しましょう。
パワーが小さめのクリーチャーという制限でも様々な役割をカバーできるラインナップとなっていますので、用途に合わせて見ていきましょう。

アーラコクラの隠密/Aarakocra Sneak
古術師/Archaeomancer
無神経な血魔道士/Callous Bloodmage
ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas
豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
トライアーク・プラエトリアン/Triarch Praetorian
物騒なバトルレイジャー/Vicious Battlerager
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・・・手札やマナなどのアドバンテージを得られるクリーチャー。

イニシアチブは自分のアップキープ開始時にボーナスを受けますが、似たような統治者はターン終了ステップ開始時に誘発します。統率者の能力で戦場に戻してもドローするタイミングを過ぎてしまっているので採用する場合は注意しましょう。

 
霊気の媒介者/Aether Channeler
トレイリアの大魔導師、バリン/Barrin, Tolarian Archmage
骨砕き/Bone Shredder
さえずる魔女/Chittering Witch
復活したアーテイ/Ertai Resurrected
人質取り/Hostage Taker
セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress
シディシの信者/Sidisi's Faithful
誘惑蒔き/Sower of Temptation
造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant
okamotoMKM 13.jpgokamotoMKM 13-1.jpgokamotoMKM 13-2.jpgokamotoMKM 13-3.jpgokamotoMKM 13-4.jpgokamotoMKM 13-5.jpgokamotoMKM 13-6.jpgokamotoMKM 13-7.jpgokamotoMKM 13-8.jpgokamotoMKM 13-9.jpg
・・・除去能力を持つクリーチャー。

人質取り》はクリーチャーだけでなくアーティファクトも対処でき、コントロールを奪えるので非常に強力なクリーチャー。
固有色の縛りだけがネックなクリーチャーなので、是非採用しましょう。
これ以外にも除去能力を持つクリーチャーは多いため、好みに合わせて採用してもいいですね。

 
バザールの交易魔道士/Bazaar Trademage
セファリッドの賢者/Cephalid Sage
機知の勇者/Champion of Wits
不快な納墓役/Vile Entomber
死体の鑑定人/Corpse Connoisseur
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・・・墓地を肥やせるクリーチャー。
ドロー&ディスカードで手札から捨てても良いですし、ライブラリーから直接墓地に落とせる《不快な納墓役》《死体の鑑定人》は後続を供給しやすいので便利です。
他にも諜報や切削できるクリーチャーや手札を捨てられるクリーチャーは多いため、どうしても墓地を肥やしたい場合はそういったカードを追加で採用するといいでしょう。

 
オートンの兵士/Auton Soldier
影武者/Body Double
賢いなりすまし/Clever Impersonator
幻影の像/Phantasmal Image
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・・・クローン系のクリーチャー。
墓地にある時はほとんどがパワー0なので統率者の能力で安定して戦場に戻す事が可能で、盤面の状況に応じてコピー先を選べるため柔軟性の高い展開が可能です。

統率者の能力で戦場に戻したクリーチャーには最終カウンターが乗っています。
可能であればシステムクリーチャーを何度も戦場に出していきたいので、最終カウンターをどうにかする手段も採用したいですね。

冷蔵室/Cold Storage
狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator
ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kitten
顔なしの解体者/Faceless Butcher
金色の大帆船/Golden Argosy
救いの疾翼、メネルドール/Meneldor, Swift Savior
ネファリアの密輸人/Nephalia Smuggler
深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling
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・・・追放して戦場に戻す能力を持つカード。

一時的に明滅できる《ブラー》などもありますが、継続的に行えるものをピックアップしています。
中でも《狙い澄ましの航海士》は様々なカードとコンボが出来るので、多少コストは重いものの採用しておくと良いでしょう。

洞窟のハーピー/Cavern Harpy
月罠の専門家/Moonsnare Specialist
逆説的な結果/Paradoxical Outcome
聖域の門/Portal of Sanctuary
魔術師の導師/Wizard Mentor
移ろいの門/Erratic Portal
水晶の破片/Crystal Shard
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・・・自分のクリーチャーを手札に戻せるカード。
少し遠回りになりますが、一度手札に戻すことでも最終カウンターをリセットする事が可能です。
洞窟のハーピー》は青か黒のクリーチャーしか戻せないため、一般的なアーティファクトクリーチャーを回収できない欠点はあります。
ただ、自身がパワー2なので統率者の能力でも回収しやすく、1点のライフで手札に戻して再利用して他のクリーチャーを手札に戻せるので非常に相性の良いクリーチャーです。

IN 18
食糧庫のゾンビ/Larder Zombie
レーザー・スクリュードライバー/Laser Screwdriver
アズカンタの探索/Search for Azcanta
過去と未来の剣/Sword of Once and Future
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
霊気の媒介者/Aether Channeler
復活したアーテイ/Ertai Resurrected
人質取り/Hostage Taker
誘惑蒔き/Sower of Temptation
造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant
不快な納墓役/Vile Entomber
賢いなりすまし/Clever Impersonator
狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator
ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kitten
金色の大帆船/Golden Argosy
洞窟のハーピー/Cavern Harpy
月罠の専門家/Moonsnare Specialist
移ろいの門/Erratic Portal

OUT 18
深海の調査員、モルヴォ/Marvo, Deep Operative
複製押さえ/Copy Catchers
断末魔の幻影/Final-Word Phantom
アンフィンの反逆者/Amphin Mutineer
副陽のスフィンクス/Sphinx of the Second Sun
多面相の侍臣/Vizier of Many Faces
根気強い探偵/Dogged Detective
忌むべき者の監視者/Overseer of the Damned
思考繋ぎの幻/Thoughtbound Phantasm
厳格な者、コンラッド卿/Syr Konrad, the Grim
囁く情報屋/Whispering Snitch
ディミーアの偵察虫/Dimir Spybug
納骨堂の小夜曲/Charnel Serenade
闇の領域の隆盛/Rise of the Dark Realms
綿密な分析/Deep Analysis
凶兆の蒸気船/Foreboding Steamboat
渦まく知識/Brainstorm
名声の代価/Price of Fame

偏執的な理論家、ミルコ》はシステムクリーチャーを活用しつつ細かく盤面と手札を充実させていくデッキになりました。

ここからデッキを強化していく場合、様々な方向性が考えられます。

より統率者ダメージを狙う事を考えるなら、統率者の打点をサポートするカードを採用すると良いでしょう。
最初から飛行、警戒というキーワード能力を持っている事から攻撃しやすく、追加の回避能力を付与する事に意識を割かなくても良いのはうれしいですね。

墓地を肥やすカードをより多く採用し、2つ目の能力をアテにして墓地利用統率者として組む方向性も考えられます。
諜報はシナジーもあるのである程度採用してもいいですがどうしても切削に比べると墓地を肥やすスピードに欠けてしまいます。
無理に諜報に拘らず、切削、ドロー&ディスカードを多めに採用し、統率者のパワーは他の方法で強化して戦場に戻すクリーチャーの範囲を広げるのも良いでしょう。


偏執的な理論家、ミルコ》はパッと見地味な能力ではありますが、組み方によって様々な戦い方が出来ます。
是非自分の好みに合わせたカスタマイズをしてみてください!

 

・《深海の調査員、モルヴォ/Marvo, Deep Operative
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5マナ1/8と中々極端なスペックを持つ統率者。
能力も自身のサイズアップには寄与しないので、統率者ダメージを狙う事はできません。

1つ目の能力は久しぶりに登場した激突を行うというもの。
ライブラリーの一番上のカードのマナ総量の大きさを競うので、自分のデッキの平均マナ総量を大きくしたいですね。


玻璃池のミミック/Glasspool Mimic
ハグラの噛み殺し/Hagra Mauling
ジュワー島の撹乱/Jwari Disruption
マラキールの再誕/Malakir Rebirth
シルンディの幻視/Silundi Vision
ロリアンの発見/Lorien Revealed
カザド=ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dum
霧脈の境界石/Mistvein Borderpost
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・・・どれもマナコストを持ちつつ(実質)タップインの土地としても扱えるカード。
土地カードはマナ総量は0なので激突すると確実に負けor引き分けとなってしまいます。可能な限りこれらのカードに入れ替えてマナ総量0のカードを減らしましょう。
両面カードは他にも種類はありますが普通にプレイした時にあまり強くないものはピックアップしていません。
少し高価になってしまいますが、《アガディームの覚醒》《海門修復》も持っていれば優先的に採用したいですね。

 
統率者の能力でも激突は可能ですが、それだけだと1ターンに1回しか激突が出来ません。
あまり数はありませんが、他にも激突を行うカードを採用しましょう。

貯め込み屋の欲/Hoarder's Greed
深遠の研究/Research the Deep
堕ちたる者の蘇生/Revive the Fallen
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・・・激突に勝利したら繰り返し使用できるカード。
貯め込み屋の欲》は激突に勝利し続ける限り追加のコストを支払わずにドロー+激突が行えるので、上手く繋がれば莫大なアドバンテージが得られます。

続いて激突の勝率を上げるためにライブラリーの一番上を操作できるカードを追加していきましょう。

液態化/Aqueous Form
残酷な目撃者/Cruel Witness
見張る者の目/Eyes of the Watcher
先見のキマイラ/Prescient Chimera
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・・・攻撃するたび/特定の呪文を唱えるたびに占術が出来るカード。
統率者はタフネスが8もあるのでそうそう討ち取られる事はありませんが、《液態化》は回避能力も付与してくれますし、1マナと軽く、占術を行った後に激突が出来るので無駄のないサポートカード。

 
前知の場/Precognition Field
現実チップ/The Reality Chip
ヴェズーヴァの漂う者/Vesuvan Drifter
未来予知/Future Sight
未来の大魔術師/Magus of the Future
洞察のランタン/Lantern of Insight
okamotoMKM 21.jpgokamotoMKM 21-1.jpgokamotoMKM 21-2.jpgokamotoMKM 21-2-1.jpgokamotoMKM 21-3.jpgokamotoMKM 21-4.jpg
・・・ライブラリーの一番上を常にチェックできるカード。
自分のライブラリーが弱そうな時のために《進化する未開地》などのライブラリーシャッフル手段を用意しておけるといいですね。
この中では《洞察のランタン》は非常に優秀で、誰に激突勝負を挑めばいいか常にわかるのでこのデッキの必須カードと言えるでしょう。
このカードのためだけに《粗石の魔道士》を採用しても良いですね。

 
水晶球/Crystal Ball
ダークスティールのペンダント/Darksteel Pendant
印章持ちのヒトデ/Sigiled Starfish
墳墓荒らし/Tomb Robber
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・・・継続的にライブラリー操作が可能でコストが軽いもの。
少し高価にはなりますが、《巻物棚》《師範の占い独楽》が非常に強力です。
ライブラリー操作が足りないと感じたらここから強化していくといいでしょう。

ここまでは激突で勝利するための準備用のカードでした。
統率者の2つ目の能力は激突に勝利した時、1ドロー+手札から8マナ以下の呪文を1つタダで唱える事ができます。
1ドローはオマケにしてはうれしいのですが、激突に連続で勝利できないようにするデメリットともいえるかもしれません。
コスト踏み倒しにしては8マナ以下という制限付きなのがちょっと残念ですが、それでも十分なボーナスと言えるでしょう。

 

裏切りの工作員/Agent of Treachery
アクローマの記念碑/Akroma's Memorial
アールンドの天啓/Alrund's Epiphany
アミナトゥの占い/Aminatou's Augury
絶望の魔神/Archfiend of Despair
悲哀の化身/Avatar of Woe
悪意の力/Baleful Force
有害な前兆/Baneful Omen
明日の標/Beacon of Tomorrows
露骨な窃盗/Blatant Thievery
多元宇宙の突破/Breach the Multiverse
月のクラーケン、ブリネリン/Brinelin, the Moon Kraken
静寂の命令/Decree of Silence
大荒れの悪魔/Havoc Demon
溜め込む親玉/Hoarding Broodlord
船砕きの怪物/Hullbreaker Horror
発展の暴君、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Progress Tyrant
同族の支配/Kindred Dominance
屍術淘汰/Necromantic Selection
運命のきずな/Nexus of Fate
原初の潮流、ネザール/Nezahal, Primal Tide
多元宇宙と共に/One with the Multiverse
溢れ出る洞察/Overflowing Insight
忌むべき者の監視者/Overseer of the Damned
船団の災い魔/Scourge of Fleets
囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One
ホビットの隷属/Subjugate the Hobbits
潮力/Tidal Force
潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant
蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosive
血の取引者、ヴィリス/Vilis, Broker of Blood
okamotoMKM 22.jpgokamotoMKM 22-1.jpgokamotoMKM 22-2.jpgokamotoMKM 22-3.jpgokamotoMKM 22-4.jpgokamotoMKM 22-5.jpgokamotoMKM 22-6.jpgokamotoMKM 22-6-1.jpgokamotoMKM 22-7.jpgokamotoMKM 22-8.jpgokamotoMKM 22-9.jpgokamotoMKM 22-10.jpgokamotoMKM 22-11.jpgokamotoMKM 22-12.jpgokamotoMKM 22-13.jpgokamotoMKM 22-14.jpgokamotoMKM 22-15.jpgokamotoMKM 22-16.jpgokamotoMKM 22-17.jpgokamotoMKM 22-18.jpgokamotoMKM 22-19.jpgokamotoMKM 22-20.jpgokamotoMKM 22-21.jpgokamotoMKM 22-22.jpgokamotoMKM 22-23.jpgokamotoMKM 22-24.jpgokamotoMKM 22-24-1.jpgokamotoMKM 22-25.jpgokamotoMKM 22-26.jpgokamotoMKM 22-27.jpgokamotoMKM 22-28.jpg
・・・7~8マナの唱えられたら強いカードをとりあえず羅列してみました。
今回は攻撃したときや自身が戦闘ダメージを与えたときに誘発する能力を持つクリーチャーなどは採用していません。
今回のデッキでは統率者が攻撃したときがメインの激突タイミングとなり、そういった能力は基本的にターンが回ってこないと効力を発揮しないためです。

この中で特徴的なのは《有害な前兆》でしょうか。
激突に勝利するためにマナ総量を大きくしている都合上、このカードで削れるライフの期待値も大分高くなっています。普段はあまり使われる機会のないカードなので是非試してみたいですね。

他のコスト踏み倒し系の統率者でもそうでしたが、ここで採用するカードは作る人の好みになるので、参考程度に見ておいてください。

IN 20
マラキールの再誕/Malakir Rebirth
シルンディの幻視/Silundi Vision
ロリアンの発見/Lorien Revealed
カザド=ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dum
貯め込み屋の欲/Hoarder's Greed
深遠の研究/Research the Deep
堕ちたる者の蘇生/Revive the Fallen
液態化/Aqueous Form
見張る者の目/Eyes of the Watcher
現実チップ/The Reality Chip
洞察のランタン/Lantern of Insight
墳墓荒らし/Tomb Robber
アミナトゥの占い/Aminatou's Augury
有害な前兆/Baneful Omen
露骨な窃盗/Blatant Thievery
月のクラーケン、ブリネリン/Brinelin, the Moon Kraken
船砕きの怪物/Hullbreaker Horror
屍術淘汰/Necromantic Selection
多元宇宙と共に/One with the Multiverse
囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One

OUT 20
偏執的な理論家、ミルコ/Mirko, Obsessive Theorist
複製押さえ/Copy Catchers
断末魔の幻影/Final-Word Phantom
時の見張り/Watcher of Hours
ダスクマントルの目/Eye of Duskmantle
撒けない追っ手/Unshakable Tail
多面相の侍臣/Vizier of Many Faces
根気強い探偵/Dogged Detective
思考繋ぎの幻/Thoughtbound Phantasm
厳格な者、コンラッド卿/Syr Konrad, the Grim
囁く情報屋/Whispering Snitch
ディミーアの偵察虫/Dimir Spybug
諜報強化/Enhanced Surveillance
虚報活動/Disinformation Campaign
納骨堂の小夜曲/Charnel Serenade
闇の領域の隆盛/Rise of the Dark Realms
概念の雨/Notion Rain
異議あり/Counterpoint
情報収集/Curate
名声の代価/Price of Fame

 
深海の調査員、モルヴォ》はコスト踏み倒し系の統率者デッキになります。

このデッキを今後強化するとしたらやはりライブラリー操作が出来るカードを追加していく事でしょう。
前述した《巻物棚》《師範の占い独楽》に関してはあるのとないのとでは雲泥の差なので、まず最初に追加採用したいですね。
更に《神秘の教示者》《吸血の教示者》などの教示者系のサーチカードもライブラリーの一番上に置いてくれるため、このデッキにおいては非常に相性がよく、場合によっては《悪魔の教示者》よりも優先して採用したいですね。

激突は勝敗に関わらず公開したカードをライブラリーの上か下に戻せて、実質占術1のような行動を取れるので激突さえできれば比較的安定してデッキを動かす事ができます。
ライブラリー操作さえちゃんとできて激突に勝利できれば安定してコスト踏み倒しが出来ますし、手札に何もなくともドローが出来るのは地味ながらもうれしいポイントですね。
統率者自身も1/8と生半可な戦闘では討ち取られない事も安定性の向上に一役買っています。

是非皆さんも色々な呪文を踏み倒して遊んでみてください!

 

・数々の手がかり

白青緑の統率者デッキで、統率者候補は《地下海の探偵、モルスカ》と《嗅ぎ回る探偵、ソフィア》。

地下海の探偵、モルスカ》はドロー回数を増やして自身の能力で強化して一直線に統率者ダメージを狙える統率者。
《嗅ぎ回る探偵、ソフィア》はアーティファクトトークンを活用しつつ犬クリーチャーを強化して勝利を目指す部族用統率者。

どちらも手掛かりトークンを活用できるという点では同じですが、統率者ダメージと通常のダメージで異なる戦い方になるのでそれぞれのデッキを見ていきましょう。

・《地下海の探偵、モルスカ/Morska, Undersea Sleuth
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地下海の探偵、モルスカ》は3マナ2/3と標準的なスペックに3つ能力を持っている統率者。

1つ目の能力は手札上限が無くなります。
3つ目の能力を誘発させるためにどんどんドローを進めるので、手札上限を撤廃してくれるのはシンプルに噛み合っていますね。

2つ目の能力は継続的に手掛かりトークンを生成してくれるというもの。
これも3つ目の能力を自力で誘発させられるので、重要ですね。

3つ目の能力はこの統率者の最も重要になる能力です。
各ターン内2枚目のドローをするたびに能力が誘発し、統率者を強化して攻撃していくのが分かりやすい勝ち手段ですね。

 
アブザンの獣使い/Abzan Beastmaster
ビルボの指輪/Bilbo's Ring
巨大な威厳/Colossal Majesty
微光レンズ/Glimmer Lens
軍事情報/Military Intelligence
開闢の巻物/Scroll of Origins
完全化の杖/Staff of Compleation
完成化のタブレット/Tablet of Compleation
伝説たちの秘本/Tome of Legends
獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity
文書管理人/Archivist
壮麗な日の出/Glorious Sunrise
忠実なドレイク/Loyal Drake
炎まといの猛士/Firemane Commando
大都市の天使/Metropolis Angel
ニンの杖/Staff of Nin
ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria
okamotoMKM 23.jpgokamotoMKM 23-1.jpgokamotoMKM 23-1-1.jpgokamotoMKM 23-2.jpgokamotoMKM 23-3.jpgokamotoMKM 23-4.jpgokamotoMKM 23-5.jpgokamotoMKM 23-6.jpgokamotoMKM 23-7.jpgokamotoMKM 23-8.jpgokamotoMKM 23-9.jpgokamotoMKM 23-10.jpgokamotoMKM 23-11.jpgokamotoMKM 23-12.jpgokamotoMKM 23-13.jpgokamotoMKM 23-14.jpgokamotoMKM 23-15.jpg
・・・自分ターン中に2枚目のドローができるカード。

自分のターン中はすでにターン開始時のドローを行っているのであと1ドローするだけでよく、それであれば2つ目の能力で生成した手掛かりトークンを使用する方が手っ取り早い事が多いでしょう。
可能なら2マナ以下で継続的にドローが出来るものをピックアップしています。
ビルボの指輪》は装備コストは重いものの、攻撃した時にドローが入るので強化してから戦闘ダメージの計算に入れる上に「ブロックされない」という最強の回避能力も付与できるオススメカードです。

 
少し高価になりますが、《師範の占い独楽》《森の知恵》は少ないコストで2枚目のドローが可能なカードです。
どちらもドロー操作としても重要ですし、今後他のデッキを作る際もほとんどのデッキで採用可能なので、それぞれ1枚ずつは持っておきたいカードですね。

 
ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy
捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector
大いなる扉、マツァラントリ/Matzalantli, the Great Door
マーフォークの物あさり/Merfolk Looter
僧院の包囲/Monastery Siege
古生物学者のツルハシ/Paleontologist's Pick-Axe
海賊帽子/Pirate Hat
思考の急使/Thought Courier
okamotoMKM 24.jpgokamotoMKM 24-1.jpgokamotoMKM 24-2.jpgokamotoMKM 24-3.jpgokamotoMKM 24-4.jpgokamotoMKM 24-5.jpgokamotoMKM 24-6.jpgokamotoMKM 24-7.jpg
・・・ドロー&ディスカードが出来るカード。
これも2枚目のドローが出来ますが、墓地利用があまり多くない構成の場合、慣れていないと捨てるカードに困る場面が出てきます。
始めの内はあまり多く採用しないか、墓地利用が出来る構成にすると良いでしょう。

青と緑お得意の《好奇心》《第六感》系のオーラ等もありますが、戦闘ダメージを与えた後に強化されるためタイミングが微妙に噛み合わず、ピックアップしていません。もしドロー量が少ないと感じたらそれらを採用していくと良いでしょう。

統率者の3つ目の能力は各ターン内に誘発するチャンスがあるので、対戦相手のターンにも2枚以上ドロー出来るカードも採用したいですね。

彩色の星/Chromatic Star
彩色の宝球/Chromatic Sphere
テラリオン/Terrarion
黄金の卵/Golden Egg
スカイクラウドの卵/Skycloud Egg
サングラスの卵/Sungrass Egg
蒐集家の保管庫/Collector's Vault
時の支配者、テフェリー/Teferi, Master of Time
okamotoMKM 25.jpgokamotoMKM 25-1.jpgokamotoMKM 25-2.jpgokamotoMKM 25-2-1.jpgokamotoMKM 25-3.jpgokamotoMKM 25-4.jpgokamotoMKM 25-5.jpgokamotoMKM 25-6.jpg
・・・相手のターン中でも軽いコストでドローが出来るカード。
ここであげたカードはどれも1枚しかドローできないので、手掛かりの生け贄も含めて2枚ドローにして統率者の能力を誘発させましょう。
マナを加えつつドローが出来るカードは加えたマナをそのまま手掛かりの起動コストに使えるので無駄なく動けるのが良いですね。

大魔導師の魔除け/Archmage's Charm
多元宇宙の警告/Behold the Multiverse
渦まく知識/Brainstorm
斡旋屋一家の魔除け/Brokers Charm
信仰の繕い/Faithful Mending
大あわての捜索/Frantic Search
噴出/Gush
危険な研究/Perilous Research
速足の学び/Quick Study
トレイリアの風/Tolarian Winds
開闢機関、勝利械/Shorikai, Genesis Engine
okamotoMKM 26.jpgokamotoMKM 26-1.jpgokamotoMKM 26-2.jpgokamotoMKM 26-3.jpgokamotoMKM 26-4.jpgokamotoMKM 26-5.jpgokamotoMKM 26-6.jpgokamotoMKM 26-8.jpgokamotoMKM 26-9.jpgokamotoMKM 26-10.jpg
・・・相手ターン中に2枚以上ドローができるカード。
開闢機関、勝利械》はマナ総量こそ4マナですがその後の起動には1マナだけで済みますし、ついでに1/1のトークンも時間稼ぎブロッカーとして扱える優秀なカードです。

非常に高価ですが、《一つの指輪》も2回目の起動から相手ターン中に2枚以上ドローが出来るカードです。もし持っていたら是非採用したいところです。

+1/+1カウンターを用いて強化していくので、そのサポートカードも採用できます。

アブザンの戦僧侶/Abzan Battle Priest
薄暮殻の這うもの/Duskshell Crawler
ナーリッドの群棲/Gnarlid Colony
秘滝の軍使/Herald of Secret Streams
鼓舞する呼び声/Inspiring Call
粘体投げの小蛙/Plaxcaster Frogling
胞子背のトロール/Sporeback Troll
別れの波/Wave Goodbye
心優しきハイドラ/Benevolent Hydra
枝分かれの進化/Branching Evolution
議事会の導師/Conclave Mentor
硬化した鱗/Hardened Scales
囁かれる希望の神/Kami of Whispered Hopes
打ち砕かれた尖塔、オゾリス/Ozolith, the Shattered Spire
空想小僧、ピール/Pir, Imaginative Rascal
フラクタルの装具/Fractal Harness
ハイドラの成長/Hydra's Growth
活性化のうねり/Invigorating Surge
カロニアのハイドラ/Kalonian Hydra
英雄たちの結束/Solidarity of Heroes
威圧の光景/Visions of Dominance
okamotoMKM 27.jpgokamotoMKM 27-1.jpgokamotoMKM 27-2.jpgokamotoMKM 27-3.jpgokamotoMKM 27-4.jpgokamotoMKM 27-5.jpgokamotoMKM 27-6.jpgokamotoMKM 27-7.jpgokamotoMKM 27-8.jpgokamotoMKM 27-9.jpgokamotoMKM 27-10.jpgokamotoMKM 27-11.jpgokamotoMKM 27-12.jpgokamotoMKM 27-13.jpgokamotoMKM 27-14.jpgokamotoMKM 27-15.jpgokamotoMKM 27-16.jpgokamotoMKM 27-17.jpgokamotoMKM 27-18.jpgokamotoMKM 27-19.jpgokamotoMKM 27-20.jpg
・・・白青緑は他の色に比べて+1/+1カウンターシナジーのカードが多い固有色です。
統率者の能力では1度に2個+1/+1カウンターを置けるので、《枝分かれの進化》などの2倍置くカードは《硬化した鱗》《議事会の導師》よりも威力が大きくなっていますね。

IN 20
ビルボの指輪/Bilbo's Ring
完成化のタブレット/Tablet of Compleation
伝説たちの秘本/Tome of Legends
文書管理人/Archivist
壮麗な日の出/Glorious Sunrise
忠実なドレイク/Loyal Drake
蒐集家の保管庫/Collector's Vault
時の支配者、テフェリー/Teferi, Master of Time
渦まく知識/Brainstorm
信仰の繕い/Faithful Mending
大あわての捜索/Frantic Search
開闢機関、勝利械/Shorikai, Genesis Engine
アブザンの戦僧侶/Abzan Battle Priest
薄暮殻の這うもの/Duskshell Crawler
鼓舞する呼び声/Inspiring Call
囁かれる希望の神/Kami of Whispered Hopes
打ち砕かれた尖塔、オゾリス/Ozolith, the Shattered Spire
フラクタルの装具/Fractal Harness
活性化のうねり/Invigorating Surge
英雄たちの結束/Solidarity of Heroes

OUT 20
嗅ぎ回る探偵、ソフィア/Sophia, Dogged Detective
物静かな捜索者/Serene Sleuth
絡み集めの海藻/Tangletrove Kelp
河童の砲手/Kappa Cannoneer
水底のクラーケン/Nadir Kraken
女王スズメバチ/Hornet Queen
伝承の語り部、チュレイン/Chulane, Teller of Tales
フラクタルの花、エシックス/Esix, Fractal Bloom
ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis
星界の大蛇、コーマ/Koma, Cosmos Serpent
墓モグラ/Graf Mole
波ふるい/Wavesifter
証拠固め/Armed with Proof
知識は力なり/Knowledge Is Power
殺しのサービス/Killer Service
遺体の追跡/Follow the Bodies
有機体の絶滅/Organic Extinction
啓示の終焉/Finale of Revelation
疑惑の裏付け/Confirm Suspicions
法廷の騒乱/Disorder in the Court

地下海の探偵、モルスカ》はどんどんドローしながら統率者ダメージを狙う統率者になりました。

この方向性でデッキを強化していく場合、回避能力を少し意識して強化していくといいでしょう。
固有色的にも飛行やブロックされない効果などの付与手段が豊富で、プロテクションなどの除去耐性を兼ねたものも可能です。

ドローを進める事で妨害手段などを手札に溜め込みつつ打点アップという動きになるので統率者ダメージ21点を通しやすく、初めて統率者ダメージを狙うデッキを使う人にもオススメな統率者です。

 

・《嗅ぎ回る探偵、ソフィア/Sophia, Dogged Detective
okamotoMKM 39-5.jpg

嗅ぎ回る探偵、ソフィア》は珍しい部族「犬」用統率者。

1つ目の能力は伝説の犬トークンを生成。
最低限自前で犬を用意出来るのでいいですね。トランプルを持っているのも後述する強化手段と合わせる事で活きてきます。

2つ目の能力はアーティファクトトークンをコストに犬全体に+1/+1カウンターを乗せるという非常に強力な起動型能力。
犬クリーチャーを展開してこの能力で全体強化をしていくのが分かりやすい勝ち手段となるでしょう。

3つ目の能力は犬クリーチャーが戦闘ダメージをプレイヤーに与えるたびに食物と手掛かりトークンを生成するというもの。
2つ目の能力との相性によくかみ合っていますね。
トークンを両方コストにあてれば犬全体に+1/+1カウンターを2個ずつ置く事ができますし、食物は+1/+1カウンター、手がかりは普通に起動して手札補充という使い方もできます。
犬クリーチャーを多く展開→その分手がかりが出て更に展開という事も可能です。

まずは犬クリーチャーを可能な限り採用していきましょう。

タルキールの砂丘造り/Tarkir Duneshaper
宿営地の守り手/Encampment Keeper
氾濫犬/Floodhound
今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda
K-9 マークI型/K-9, Mark I
苔犬/Mossdog
無私の救助犬/Selfless Savior
石縛りの使い魔/Stonebinder's Familiar
戦噛みの猛犬/Warclamp Mastiff
永久忠義の義丸/Yoshimaru, Ever Faithful
アイノクの盟族/Ainok Bond-Kin
アイノクの先達/Ainok Guide
高山の番犬/Alpine Watchdog
ボロスの猛犬/Boros Mastiff
忠実な軍用犬/Loyal Warhound
群れを導くもの/Pack Leader
巡視犬/Patrol Hound
神憑く相棒/Spirited Companion
野生の雑種犬/Wild Mongrel
アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling
護衛の林歩き/Guardian Gladewalker
第六隊の騙し屋/Impostor of the Sixth Pride
仮面の蛮人/Masked Vandal
鱗粉の変わり身/Mothdust Changeling
姿分け/Shapesharer
自在自動機械/Universal Automaton
不確定な船乗り/Unsettled Mariner
森林の変わり身/Woodland Changeling
okamotoMKM 28.jpgokamotoMKM 28-1.jpgokamotoMKM 28-2.jpgokamotoMKM 28-3.jpgokamotoMKM 28-4.jpgokamotoMKM 28-5.jpgokamotoMKM 28-6.jpgokamotoMKM 28-7.jpgokamotoMKM 28-8.jpgokamotoMKM 28-9.jpgokamotoMKM 28-10.jpgokamotoMKM 28-11.jpgokamotoMKM 28-12.jpgokamotoMKM 28-13.jpgokamotoMKM 28-14.jpgokamotoMKM 28-15.jpgokamotoMKM 28-16.jpgokamotoMKM 28-17.jpgokamotoMKM 28-18.jpgokamotoMKM 28-19.jpgokamotoMKM 28-20.jpgokamotoMKM 28-21.jpgokamotoMKM 28-22.jpgokamotoMKM 28-23.jpgokamotoMKM 28-24.jpgokamotoMKM 28-25.jpgokamotoMKM 28-26.jpgokamotoMKM 28-27.jpg
・・・1~2マナの犬クリーチャー。
とにかく犬クリーチャーをたくさん並べる事が重要なので特に能力がなくともコストの軽い犬クリーチャーは採用したいですね。
特に《アイノクの盟族》は+1/+1カウンターをばら撒ける《嗅ぎ回る探偵、ソフィア》と相性がよく、ガンガン攻撃したいデッキコンセプトにマッチしています。

 
ブリンク・ドッグ/Blink Dog
流血の臣下/Gore Vassal
鉄の猛犬/Iron Mastiff
忠実な相棒、モーウー/Mowu, Loyal Companion
狸の移植者/Tanuki Transplanter
犬たちの解き放ち/Release the Dogs
okamotoMKM 29.jpgokamotoMKM 29-1.jpgokamotoMKM 29-2.jpgokamotoMKM 29-3.jpgokamotoMKM 29-4.jpgokamotoMKM 29-5.jpg
・・・3マナ以上の犬クリーチャーも種類は多いですが、ここまでくると流石に能力はどうでもいいとは言いにくく、相性の良い犬クリーチャーをしっかりと選別しましょう。

 

統率者の2つ目の能力で+1/+1カウンターを用いて強化するので、《地下海の探偵、モルスカ》の時同様、+1/+1カウンターシナジーのカードも見ていきましょう。

アブザンの鷹匠/Abzan Falconer
鎧作りの審判者/Armorcraft Judge
茨森の模範/Bramblewood Paragon
有罪判決/Damning Verdict
薄暮殻の這うもの/Duskshell Crawler
鱗衛兵の精鋭/Elite Scaleguard
ナーリッドの群棲/Gnarlid Colony
秘滝の軍使/Herald of Secret Streams
鼓舞する呼び声/Inspiring Call
西の樹の木霊/Kodama of the West Tree
シガルダの召喚/Sigarda's Summons
13代目ドクター/The Thirteenth Doctor
牙守りの隊長/Tuskguard Captain
タイラント・ガード/Tyrant Guard
別れの波/Wave Goodbye
心優しきハイドラ/Benevolent Hydra
枝分かれの進化/Branching Evolution
議事会の導師/Conclave Mentor
硬化した鱗/Hardened Scales
囁かれる希望の神/Kami of Whispered Hopes
打ち砕かれた尖塔、オゾリス/Ozolith, the Shattered Spire
空想小僧、ピール/Pir, Imaginative Rascal
カロニアのハイドラ/Kalonian Hydra
okamotoMKM 30.jpgokamotoMKM 30-1.jpgokamotoMKM 30-2.jpgokamotoMKM 30-3.jpgokamotoMKM 30-4.jpgokamotoMKM 30-5.jpgokamotoMKM 30-6.jpgokamotoMKM 30-7.jpgokamotoMKM 30-8.jpgokamotoMKM 30-9.jpgokamotoMKM 30-10.jpgokamotoMKM 30-11.jpgokamotoMKM 30-12.jpgokamotoMKM 30-13.jpgokamotoMKM 30-15.jpgokamotoMKM 30-16.jpgokamotoMKM 30-17.jpgokamotoMKM 30-18.jpgokamotoMKM 30-19.jpgokamotoMKM 30-20.jpgokamotoMKM 30-21.jpgokamotoMKM 30-22.jpgokamotoMKM 30-23.jpg
・・・+1/+1カウンターシナジーのカード。

《地下海の探偵、モルスカ》の時とは異なり横並べ戦略と相性の良いカードもありますね。
オススメは《シガルダの召喚》。6マナと非常にコストが重いものの飛行と基本のサイズを一気に上げてくれるので飛躍的な打点向上が見込めます。
少し高額になりますが《倍増の季節》は統率者の2つ目、3つ目の能力どちらにも影響を及ぼす強力なカードですね。


犬に限らず、指定した部族に恩恵を与えるカードも採用していくと良いでしょう。

妖術師の外套/Conjurer's Mantle
末裔の道/Descendants' Path
遠くの旋律/Distant Melody
祖先のために/For the Ancestors
通報の角笛/Herald's Horn
祖先の象徴/Icon of Ancestry
同族の発見/Kindred Discovery
領界渡り/Realmwalker
リトヤラの反射/Reflections of Littjara
リトヤラのタイタン/Titan of Littjara
勝者の戦旗/Vanquisher's Banner
okamotoMKM 31.jpgokamotoMKM 31-1.jpgokamotoMKM 31-2.jpgokamotoMKM 31-3.jpgokamotoMKM 31-4.jpgokamotoMKM 31-5.jpgokamotoMKM 31-6.jpgokamotoMKM 31-7.jpgokamotoMKM 31-8.jpgokamotoMKM 31-9.jpgokamotoMKM 31-10.jpg
・・・部族シナジーのカード。

今回は《旗印》のような打点サポートではなく展開サポートのカードを中心にピックアップしました。
領界渡り》は本人も犬クリーチャーでありつつ展開サポートも出来る優秀なクリーチャーですね。

 
IN 20
タルキールの砂丘造り/Tarkir Duneshaper
宿営地の守り手/Encampment Keeper
氾濫犬/Floodhound
今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda
自在自動機械/Universal Automaton
鱗粉の変わり身/Mothdust Changeling
アイノクの盟族/Ainok Bond-Kin
群れを導くもの/Pack Leader
神憑く相棒/Spirited Companion
ブリンク・ドッグ/Blink Dog
忠実な相棒、モーウー/Mowu, Loyal Companion
アブザンの鷹匠/Abzan Falconer
鱗衛兵の精鋭/Elite Scaleguard
秘滝の軍使/Herald of Secret Streams
鼓舞する呼び声/Inspiring Call
シガルダの召喚/Sigarda's Summons
硬化した鱗/Hardened Scales
打ち砕かれた尖塔、オゾリス/Ozolith, the Shattered Spire
同族の発見/Kindred Discovery
領界渡り/Realmwalker

OUT 20
真実の商人/Merchant of Truth
物静かな捜索者/Serene Sleuth
絡み集めの海藻/Tangletrove Kelp
動物学者、ベニー・ブラックス/Bennie Bracks, Zoologist
空夢想士、アランドラ/Alandra, Sky Dreamer
天上の調査員/Ethereal Investigator
河童の砲手/Kappa Cannoneer
水底のクラーケン/Nadir Kraken
煌めくドラゴン/Shimmer Dragon
思考の監視者/Thought Monitor
女王スズメバチ/Hornet Queen
ザルファーの声、ジョルレイル/Jolrael, Voice of Zhalfir
ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis
星界の大蛇、コーマ/Koma, Cosmos Serpent
精神の病を這うもの/Psychosis Crawler
エルドワルの照光/Erdwal Illuminator
墓モグラ/Graf Mole
機械化製法/Mechanized Production
ウルヴェンワルドの謎/Ulvenwald Mysteries
有機体の絶滅/Organic Extinction

 
嗅ぎ回る探偵、ソフィア》は珍しい犬部族デッキになります。

横並べしつつ殴り勝つデッキの場合、「展開」「打点強化」の2つが重要ですが、《嗅ぎ回る探偵、ソフィア》は「打点強化」は行えますが、犬クリーチャーの展開は出来ないのでそこをしっかりとカバーできるようにデッキを組んでいく事を意識していくと良いでしょう。

手がかりによるのでコストはかかるもののドロー能力も兼ね備えているので、息切れしにくい強力な部族デッキが作れそうな良い統率者ですね。

 

・責任転嫁

白赤の統率者デッキで統率者候補は《衝動的な告発人、ネリー・ボルカ》と《光輝の調停者、フェザー》。

衝動的な告発人、ネリー・ボルカ》は今回のセットのギミックの容疑を扱う統率者。
光輝の調停者、フェザー》は追加のコストはかかるものの《面晶体の掘削者、ザダ》のような能力を持つ統率者。

衝動的な告発人、ネリー・ボルカ》は容疑や使嗾を駆使して戦う統率者になりますが、どうしても勝ちにつながりにくい能力なので統率者を活用したデッキを作るのが難しいですね。

今回は《光輝の調停者、フェザー》を統率者にしたデッキを考えてみましょう。


・《光輝の調停者、フェザー/Feather, Radiant Arbiter
okamotoMKM 39-7.jpg

2回目の登場となるフェザーは3マナ4/3飛行絆魂と中々攻撃的なスペック。

面晶体の掘削者、ザダ》のようなコピー能力を持ちますが、コピー1つにつき2マナ支払う必要があります。
面晶体の掘削者、ザダ》はトークンを並べ、《祖先の怒り》などのコストが軽くドローがついている呪文をコピーして一気にリソースを増やすデッキでした。
似たようなデッキにするとこのコピー1つにつき2マナ必要という所がネックになります。

今回はデッキとして差別化を図るためにもインスタントやソーサリーではなくオーラでの強化を軸に据えたデッキを考えてみましょう。

 

悪忌の戦化粧/Akki War Paint
結束のカルトーシュ/Cartouche of Solidarity
天上の鎧/Ethereal Armor
まばゆい神盾/Glaring Aegis
ハイエナの陰影/Hyena Umbra
きらきらするすべて/All That Glitters
熟達した戦い/Battle Mastery
夜明けの宝冠/Daybreak Coronet
万戦の幻霊/Eidolon of Countless Battles
古き者のまとい身/Mantle of the Ancients
賢人の夢想/Sage's Reverie
ティロナーリの冠/Tilonalli's Crown
約束の光/Light of Promise
向こう見ずな技術/Madcap Skills
ミシュラの支配/Mishra's Domination
攻城化改造/Siege Modification
スクイーの抱擁/Squee's Embrace
鳴り響くドラム/The Sound of Drums
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・・・打点強化につながるオーラ。
約束の光》は普段は使う事はないオーラですが、今回は統率者が自前で絆魂を持っているため少しタイムラグはあるもののサイズが倍になっていく非常に強力なオーラですね。

 
はじけるこん棒/Crackling Club
降格/Demotion
留置呪文/Detainment Spell
炎の供犠/Immolation
拘束の鎖/Chains of Custody
揺るぎない信仰/Faith Unbroken
感電の弧炎/Galvanic Arc
イロアスの恩寵/Iroas's Blessing
秘儀術師の掌握/Grasp of the Hieromancer
業火の拳/Inferno Fist
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・・・除去などの妨害が可能なオーラ。
降格》《留置呪文》は統率者につける必要がありますが、統率者で攻めていく場合はデメリットは気にならないでしょう。
オーラは対戦相手のクリーチャーも対象に出来るので、オリジナルを統率者につけつつコピーを対戦相手のクリーチャーにつけていくような使い方になります。

 
ドラゴンのマントル/Dragon Mantle
キャパシェンの権威/Capashen Standard
天使の贈り物/Angelic Gift
ヘリオッドの選抜/Chosen by Heliod
エターリの好意/Etali's Favor
五制術の護法印/Pentarch Ward
速度のルーン/Rune of Speed
持続のルーン/Rune of Sustenance
疑いなき権威/Unquestioned Authority
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・・・ドローなど手札アドバンテージにつながるオーラ。

疑いなき権威》はドローしつつブロックされなくなるプロテクションを付与できるので非常に相性の良いカードですね。
五制術の護法印》を始めとするプロテクション(選ばれた色)を付与するオーラを使用する際は注意が必要です。
ほとんどのプロテクションを付与するオーラには「この効果は自身を取り除かない」と追加テキストがありますが、他のオーラはプロテクションの影響を受けてしまいます。
例えば白い強化オーラである《きらきらするすべて》がついている状態で《五制術の護法印》でプロテクション(白)を付与すると《五制術の護法印》はついたままですが《きらきらするすべて》は外れてしまいます。
プロテクションの色を選択する際は注意が必要ですね。

盗み癖/Sticky Fingers
先祖の助け/Ancestors' Aid
不本意な雇用/Involuntary Employment
突然のひらめき/Sudden Breakthrough
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・・・統率者の能力でコピー出来て宝物を生成出来るカード。
オーラだけでなくインスタントやソーサリーも一応コピーは可能なので、いくつかピックアップしています。

統率者にオーラで強化する際、強化カードをコピーして嬉しいクリーチャーをいくつか採用していきましょう。

 
典雅な襲撃者/Adorned Pouncer
エイヴンの陽光弾手/Aven Sunstriker
ブリンク・ドッグ/Blink Dog
ボロスの速太刀/Boros Swiftblade
剣術の名手/Fencing Ace
戦闘の神、ハルヴァール/Halvar, God of Battle
照光の巨匠/Illuminator Virtuoso
顎骨の決闘者/Jawbone Duelist
フェイの血筋のケラン/Kellan, the Fae-Blooded
コーの刃使い/Kor Blademaster
蜥蜴丸/Lizard Blades
マルコフの刃の達人/Markov Blademaster
ミラディンの十字軍/Mirran Crusader
モリアの襲撃者/Moria Marauder
予言の炎語り/Prophetic Flamespeaker
練達の職人、レヤブ/Reyav, Master Smith
空狩人の散兵/Skyhunter Skirmisher
速太刀の擁護者/Swiftblade Vindicator
轟く語り部/Thunderous Orator
双刃の霊/Twinblade Geist
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・・・二段攻撃を持っていたり付与出来たりする軽量クリーチャー。
二段攻撃は打点がシンプルに2倍になるので非常に強力なキーワード能力です。
素で二段攻撃を持っているクリーチャーは大抵パワーが低く設定されていますが、統率者のおかげでオーラでパワーを強化出来ればすぐに驚異的な打点を叩き出すエースアタッカーとなってくれることでしょう。
可能であれば
2ターン目二段攻撃持ちクリーチャー
3ターン目統率者
4ターン目2マナ以下の強化オーラを統率者と二段攻撃持ちクリーチャーにエンチャントして攻撃
という流れができるとスムーズに動けて良いですね。

その他統率者と相性の良さそうなクリーチャーを探してみましょう。

太陽の恵みの執政官/Archon of Sun's Grace
精霊界の加護/Boon of the Spirit Realm
空封じ/Skybind
収穫守りのアルセイド/Harvestguard Alseids
オンドゥの精霊の踊り手/Ondu Spiritdancer
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・・・星座(エンチャントが戦場に出たときに誘発する能力)持ちのカード。
太陽の恵みの執政官》は特に飛行・絆魂のクリーチャートークンを生成出来るので盤面を簡単に埋め尽くす事ができますね。

 
黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon
ドーンハルトの殉教者、カティルダ/Katilda, Dawnhart Martyr
メサの女魔術師/Mesa Enchantress
まどろむ砦番/Slumbering Keepguard
星原の神秘家/Starfield Mystic
シュタルンハイムの駿馬/Starnheim Courser
悪忌の戦闘部隊/Akki Battle Squad
野薔薇のアルコン/Archon of the Wild Rose
炎のチャンピオン/Champion of the Flame
模範となる者、ダニサ・キャパシェン/Danitha Capashen, Paragon
天の刃使い/Heavenly Blademaster
イロアスの英雄/Hero of Iroas
鍛冶場主、コル/Koll, the Forgemaster
コーの精霊の踊り手/Kor Spiritdancer
上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer
卓絶した特使/Transcendent Envoy
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・・・その他統率者と相性の良いカード。
オーラサポートのカードは白と緑に多く、白だけでも十分なサポートカードがありますね。
悪忌の戦闘部隊》はあまり見かけないカードですが、複数体の改善しているクリーチャーで攻めていくこのデッキでは非常に相性の良いフィニッシャーです。

 

IN 20
結束のカルトーシュ/Cartouche of Solidarity
天上の鎧/Ethereal Armor
ハイエナの陰影/Hyena Umbra
きらきらするすべて/All That Glitters
熟達した戦い/Battle Mastery
夜明けの宝冠/Daybreak Coronet
賢人の夢想/Sage's Reverie
約束の光/Light of Promise
向こう見ずな技術/Madcap Skills
揺るぎない信仰/Faith Unbroken
イロアスの恩寵/Iroas's Blessing
エターリの好意/Etali's Favor
疑いなき権威/Unquestioned Authority
盗み癖/Sticky Fingers
照光の巨匠/Illuminator Virtuoso
フェイの血筋のケラン/Kellan, the Fae-Blooded
速太刀の擁護者/Swiftblade Vindicator
悪忌の戦闘部隊/Akki Battle Squad
コーの精霊の踊り手/Kor Spiritdancer
上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer

OUT 20
異世界の随員/Otherworldly Escort
騒乱喰い/Havoc Eater
キイェルドーの王、ダリアン/Darien, King of Kjeldor
無私の従者/Selfless Squire
扇動する蟻/Agitator Ant
無作法な挑発者/Brash Taunter
崖の暴君、カズール/Kazuul, Tyrant of the Cliffs
無慈悲なる天使、アンヤ/Anya, Merciless Angel
古き石の偶像/Ancient Stone Idol
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
オルゾフの弁護士/Orzhov Advokist
前兆の壁/Wall of Omens
不死の債務/Immortal Obligation
白熱する追跡/Hot Pursuit
群衆による判決/Mob Verdict
囚人のジレンマ/Prisoner's Dilemma
売られた喧嘩/Take the Bait
太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion
忠誠の確約/Promise of Loyalty
ギデオンの犠牲/Gideon's Sacrifice

 

光輝の調停者、フェザー》はオーラを使って攻めていく攻撃的なデッキになりました。

今回はオーラを使いましたが、インスタントやソーサリーを中心に組む事も出来ます。
また、マナさえ確保できるならトークンを多く並べてそれらに統率者の能力でコピーしていくような構成も十分可能です。

光輝の調停者、フェザー》は本体が優秀なスペックをしているので、オーラ以外にもシンプルに強力な装備品などでサポートしてあげれば十分統率者ダメージも狙えます。
アグレッシブに戦闘を進めたい人にぴったりな統率者ですね。

 
以上で『カルロフ邸殺人事件』編の記事は終了です。

今回は新ギミックで統率者デッキを組むのが少し難しく、既存のデッキにどうにか組み込む事が重要だと感じました。
この記事だけでは紹介しきれなかったカード、気づいていないシナジーなどあるかと思いますので、是非皆さんお持ちの統率者に組み込めないか試行錯誤してみてください!

 
最後までお読みいただきありがとうございました!

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