BIGsが選ぶ!『モダンホライゾン3』注目カードTOP3

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新セット発売時恒例の注目カードTOP3。
今回はBIGs13名とBIG MAGIC ELDERSの黒田選手に注目カードと『あなたが尊敬しているマジックプレイヤー』を聞いてみた。

新環境の予測や酒の肴にこの記事を役立てていただきたい。

 

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黒田正城

黒田正城

3位《サファイアの大メダル
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これこそおじホイホイである。

統率者で使われたりはするだろうが、所詮1枚。
重なったときの恐ろしさを知っている人はおじの中のおじ。
このカードがモダンで4枚使えるなんて考えもしなかったので、狂喜乱舞である。
3ターン目に《最高工匠卿、ウルザ》から《身代わり合成機》につなげたい。《河童の砲手》もどんどん出したい!

2位《超能力蛙
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これも、おじが狂喜するカードである。まさか令和にもなって《サイカトグ》に再会するとは!

よく読んだら、現代マジックに合わせて驚くほど強化されている。マナが軽くなり、+1/+1修正がカウンターに強化された。しかも燃料は自分で補給することができ、最後のパンチは飛行で決めることができる。カードを捨てる能力が《御霊の復讐》とも噛み合う可能性大。お前は20年の間にどこで修行してきたんだ・・・

1位《ネクロドミナンス
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今回はおじの感性を刺激するカードばかりだ。

テキストを読んだ瞬間、驚きすぎてちょんまげが浮いてしまった。
頭がボケてるんじゃないかと思って何回も読み直したが、やはり「あの」ネクロである。
たった3マナのカードで20枚近く引かせてくれるなんて、とんでもないことが起きた。
今でも《陰謀団の貴重品室》は現役バリバリだし、《黙示録、シェオルドレッド》も新たな可能性を発見して大喜びしていることだろう。

暗黒の儀式》があるレガシーだと何が起きるのだろう?
モダンでは《一つの指輪》を上回ることができるだろうか?
使われるところを見るのがとても楽しみだ。

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
高橋優太さん
井川くんが優勝して最高の終わり方をしたプロツアー『サンダー・ジャンクション』。
決勝戦の動画を見ていない人は是非見てほしい。
勝負が決まったときのあんちゃんが素晴らしすぎて、解説しながら感動してしまった。

普段のマジックに対する真剣な姿勢もとても好きなので、これからも応援してます!

 

 

松本友樹

松本友樹

3位《ウギンの束縛
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サイクロンの裂け目》の強さは皆さんご存じの通りだと思いますが、このカードはそれを上回るパワーを持っていると感じます。
勿論墓地に一度落とすという準備が必要な点と、無色7マナ以上のカードをプレイしなければならないというのは全ての青デッキができるわけではありません。
ただ、エムラクールを始めとした強力な無色のカードがありますので、決して難しい条件でもありません。
そして効果は非常に強力。
カジュアル統率者~ガチめの統率者まで、みんなで楽しく全バウンスができるグッドカードですね!

2位《ナカティルの最下層民、アジャニ
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アジャニはかなり人気があるプレインズウォーカーだと思いますが、その理由の1つにストーリーの面白さがあると思います。
お兄さん猫である《黄金のたてがみのジャザル》が殺害されてプレインズウォーカーとして覚醒し、《復讐のアジャニ》を経て不殺の誓いを立て《黄金のたてがみのアジャニ》として完成し、あのニコル・ボーラスを打倒した。
そんなアジャニの新カードは何度見てもわくわくしますね。
今回のアジャニはプレインズウォーカーに覚醒する前~サルカンの導きの元、ジャンドで《復讐のアジャニ》となった場面を切り取っているのでしょうか。
モダンの世界でも十分通用しそうな強さに加え、お兄さん猫を出して死亡したら覚醒するフレイバーの再現がとてもいいですね!

・・・実戦ではアジャニお代わりをプレイしアジャニが死亡して自らの死を悼んで変身しそうですが。

1位《再誕世界、エムラクール
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やはりエルドラージと言えばエムラクール!
滅殺6追加ターン15マナ15/15のインパクトと美しさを上回るものは金輪際無いと思っていますが、このエムラクールはそれに勝るとも劣らぬ一品だと思います。
特に使ってみたいと思わせるのがマッドネス◇◇◇◇◇◇。
モダンで運用するならトロンに1枚入れて普通にプレイするのを前提としたうえで、《ガイアー岬の療養所》のルーティング能力からプレイする感じでしょうか。
赤緑トロンなら《稲妻の斧》を経由するのも強そうですね。
ルーティング能力を持つマナファクトは《セレスタス》くらいで、このために入れるかは大分難しいところ。
大いなる創造者、カーン》経由なら手札を捨てるカードの選択肢はいくらでもあるため、メインボードは気にせず運用する方が強いかもしれませんね。

勿論青トロンやエルドラージトロンで運用する選択肢もありますし、新しいデッキを生み出すだけのパワーもありそうです。
各エムラクールと同様に唱えられたら勝ちの1枚なので、何とか頑張って使いたくなる1枚ですね。

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
沢山思い浮かぶので難しいですが、強いて上げれば八十岡翔太さんと石村信太郎さんでしょうか。
この二人は私がMTGを始めるよりはるか以前より名プレイヤーとして名を馳せていました。
初心者の頃、MTGwikiで八十岡翔太のNext Level Doranを見て、MTGってこんなに自由なデッキを組んでいいんだ!と思ったのが、私が構築にのめりこんだきっかけでした。

構築をやりこみある程度勝てるようになってきた頃、リミテッドにも手を出すようになりました。
『タルキール覇王譚』ドラフトをマジックオンラインで文字通り一日中プレイし続けて少しづつ勝てるようになってきましたが、安定して勝てるには全然至りません。
『タルキール覇王譚』環境のグランプリに向けてシールドの練習も始めましたが、全く勝てない日々が続いていました。
そんな中、石村信太郎さんのrizer's answerという攻略記事を読んで躓いていたところが一気に前進しました。
そのグランプリでは運よくトップ8に入ることができましたが、この記事が無ければ絶対に入れなかったでしょう。
そしてリミテッドグランプリで勝てたことで気をよくしてリミテッドをより深く遊ぶようになりました。

マジックの腕前では未だにお二人に遠く及んでいませんが、それでも一端のプレイヤーに成長できたのはこの二人のおかげだと思っています。

 

 

矢田和樹

矢田和樹

今回は特殊セットということで、大好きなフォーマットである統率者目線で全て選びました。

3位《重複の閃光
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モダンホライゾン恒例のピッチサイクル。
今回はコストに該当のトークンでないクリーチャーの生け贄が必要と一癖ある。
全体的に効果は控えめだが素撃ちのコストが軽めという印象。
その中でも注目は攻守両方に活用できる赤。
最強統率者の一角である《ロフガフフの息子、ログラクフ》を含む赤はコストを用意する難易度が段違いに簡単だ。
もちろんゴブリンやコボルドなどデッキ全体でコスト要員を用意しても強力だろう。

2位《有翼の叡智、ナドゥ
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統率者指定枠。緑含む3マナと軽量な上に、擬似的な除去耐性を持ちつつ、能動的なアドバンテージ獲得能力を持っている。
相性の良いオススメカードは《手甲》や《稲妻のすね当て》などの0マナ起動の装備品と《アフェットの錬金術師》《天光を求める者》などの自身をアンタップできる0マナ起動のクリーチャー。
どちらも早期に1ターンで莫大なアドバンテージを獲得できる上に土地が伸びるので長期戦も可能。
Tier1入りも見込める有望な統率者だ。


1位《黄泉帰る悪夢
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繰り返す悪夢》のリメイクカード。
統率者戦では《繰り返す悪夢》は禁止のため、このカードも当然強い。
最も相性の良いカードは統率者最強カードの1枚である《波止場の恐喝者》。
5個宝物が出る状態なら隣にクリーチャーがいれば無限マナ、無限ETB(戦場に出たときの能力)だ。
実は《波止場の恐喝者》と2枚で無限マナコンボをする組み合わせはいくつかあったが、《祝福されたエミエル》や《練達の魔術師バリン》など汎用性の低いカードしか無かった。その中でリアニメイトカードとしても単純に優秀な本カードは統率者戦で活躍間違いなしだろう。

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
Reid Dukeさん
紳士的で実力は世界トップレベル。
まさに理想のプレイヤーです。

 

 

マエノソノケンタ

マエノソノケンタ

やぁ、ノソノスキーだ。 まずは、前回の『サンダージャンクションの無法者』...
プロツアー直後に爆上がりすると踏んでいた《厄介者、ギサ》は、果たして活躍しただろうか?(反語 《砂嵐の回収者》をブリンクする牧歌的なマジックには当然ならなかったし、初動で4枚集めた《首謀者、オーコ》は日の目を見ることすらなかった。
しかし、今回は悪名高きモダンホライゾンシリーズの第3弾。
日頃、下環境目線でカードを選んできたオレにとってのまさに主戦場。このTOP3、かつてない自信をもってお届けしたい。

3位《ウギンの束縛
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『待ってたぜェ!この瞬間(トキ)をよォ!!』
聞こえるか?全世界の青トロンニキ歓喜の雄叫びが。
序盤の対処から終盤の全除去になる青い《コジレックの帰還》。
フィニッシャーを出す頃には、盤面で押し込まれて負けてしまうような展開でも、安心してフィニッシャーをキャストにいける。
今回収録された他のカードとともに、新生青トロンがモダンのメタゲームにその一角を表すことは間違いないだろう。

2位《海の先駆け
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『生ける《蒼ざめた月》(違う』
血染めの月》の効果が山でなく島だったら、そんな青使いの願いが届いて生まれた青い《月の大魔術師》。
部族はご丁寧にマーフォークと、これには全世界のマーフォークニキ大歓喜。
月の大魔術師》のリメイクならシングルシンボルであって欲しかったというのが本音だが、それは流石に贅沢か。
血染めの月》を採用する青系デッキは、赤マナよりも青マナを多用することが多いため、明らかに上位互換。文句なしに使われまくる1枚。

1位《ネザーゴイフ
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『1マナで《タルモゴイフ》を?できらぁ!』
邪悪な熱気》を筆頭に、昂揚させることが前提の下環境では、1マナ4/5は当たり前。
おまけに、墓地から戻ってくるという能力付き。
既存のUR系デッキがグリクシスカラーにする根拠となるし、《濁浪の執政》に頼らないより軽いクリーチャーで構成されたラクドスデッキの登場も十分にあり得る。
敏捷なこそ泥、ラガバン》、《ドラゴンの怒りの媒介者》とボディがか細い1マナ域(当たり前)に、ごんぶとボディが超頼もしい。
『軽い、神話、4枚必須』の3拍子揃ったトップレアであることは確定的に明らか。

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
『鹿児島が誇るレベルジャッジ村田さん』

─鹿児島でMTGをしている人間ならば、誰もがこう答えるはずだ。

「この人がいなかったら鹿児島のMTGは滅んでいた」とされているほどの人物。
鹿児島のMTGを、守り、育み、愛しんできた。
プレイヤーとしてはもちろんだが、大会運営をはじめ新規プレイヤーがいかにMTGに慣れ親しんでくれるかを考えて常に行動をされており、競技思考のプレイヤーが増えるにつれて、その大会開催のためにジャッジ資格まで取得をしてくれた。
全鹿児島MTG民から慕われており、圧倒的な信頼を得ている。
雨の日も風の日も台風の日でも、カドショに来てみんなの大会を支えてくれるその姿には尊敬の念しか抱けない。

 

 

渡邉崇憲

渡邉崇憲

3位《エルドラージの戦線破り
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まさかね、ここにきてエルドラージが大々的にフィーチャーされるとは思いませんでした。
エムラクールをはじめド派手なエルドラージが収録されている中、個人的にはこのカードに注目しています!
スタンダードの《無謀な嵐探し》に似たような能力を持っていますね。
今のモダンでは下火になっていますが、かつては赤緑エルドラージなるグルールカラーの中速アグロデッキが存在しました(4~5年前)。
当時は低マナ域のエルドラージが少なかったのもあり、《エルドラージの寸借者》なんかが入っていましたが流石に現代モダンで戦うには力不足感が否めません。
しかし、コンセプトはそのままにマナクリから《エルドラージの戦線破り》→《難題の予見者》とつなげられたらかなりの破壊力がありそうです!
「これで速攻と一緒にトランプルを付与できたら100点だったのになー」と思ったら自分がトランプルを持っているんですね。んー、合格!!!

2位《ネザーゴイフ
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タルモゴイフ》と違って参照するのは自分の墓地だけなので、ハンデスで上手く噛み合ってとんでもないサイズに!ってことは無くなるのでサイズ感は物足りないかも?
ですが1マナのルアゴイフ、この時点でワクワクしますよね!
脱出コストはぱっと見4枚のカードを追放しなきゃいけなそうですが、要求されているのは『4種類以上のカードタイプ』。
ウルザの物語》の様に1枚で2種類のカードタイプを持っているカードと相性が良さそうです。
まあその分戻ってくるときにサイズダウンしてしまうのは仕方ないですね。
それでも脱出は歴史が証明している強キーワード能力なので期待大です!!!

1位《火の怒りのタイタン、フレージ
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自然の怒りのタイタン、ウーロ》と《死の飢えのタイタン、クロクサ》の弟分。
兄貴たちと違ってついに盤面に干渉できる様になってしまった(大丈夫?)。
死の飢えのタイタン、クロクサ》がラクドススキャムで使われていることを考えると、この能力であれば十分現代モダンでも通用すると思われます。
死の飢えのタイタン、クロクサ》はハンデスを絡めて相手の残り少ないライフを詰める動きをしていたが、こいつはそのまま相手のライフを狙うことができる(大丈夫か!?)。
パッと考えるとドメインズーに1-2枚はすんなり採用されるのではないでしょうか。
フェッチランドも多く、火力やカウンターも使っていけば1回目の脱出コストを貯めるのはそこまで苦にならないでしょう。
まあただ、モダン環境の上位デッキにはアミュレットタイタンやリビングエンドの様に3点火力がほとんど効かない相手も多く存在するので、手放しにこのカードが強いとも言い切れない気もします!

・・・うーん、大丈夫かな?

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
市川ユウキさん
でかなべくんはドラフト舐めてるね!で朧気だった自分の課題に気づけたので感謝してます。
リミテッドと真剣に向き合う良いきっかけになりました。
あれが「でかなべくんはまあまあ頑張ってるね!(テキトー)」だったら成長できなかったと思います。
マジックに取り組む姿勢だけでなく、配信でのトークスキルなど学ぶところが多く尊敬できるプロプレイヤーです!

 

 

藤本岳大

藤本岳大

3位《コジレックの命令
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レガシーのエルドラージに待望の新キャラ参戦な気がする。
『統率者マスターズ』でこっそり大量に追加されたちょっと弱めのエルドラージ軍団と違い、今回は大量に強そうなオーラを漂わせてるやつらがいるのでエルドラージストンピィが根本から変わる可能性がある。
グランプリを制して以来レガシーで日の目を浴びていなかったので期待したい一枚。

2位《存在を盗むもの
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追放する対象は絞られているものの、マナクリや《エルドラージの寺院》を使えば2ターン目に出てくるのは不愉快。
精力の護符》や《霊気の薬瓶》や《探検の地図》、さらには《ギルドパクトの力線》にも対応できます。
あと色的に触りづらい《飢餓の潮流、グリスト》とか《時を解す者、テフェリー》も倒せますね。
難題の予見者》と違って《変位エルドラージ》が横にいても特にかみ合わないところが気になりますが、モダンのバントエルドラージも復権してほしいところ。

1位《忌まわしきカニ
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個人的にとにかく現出が好き。もし《河童の砲手》のおかげで親和みたいなデッキが組めるなら青黒で組んで《金属ガエル》や《滞留者の相棒》を食べて唱えたい。
赤黒にして《鉄喰いイムスカー》を入れてデッキ重いねんってキレるのもあり。
腐食の荒馬》で相手に食らわせたりもしたい。いろいろやりたくてデッキが弱くなるのもあるあるですな。
あとカニデーモンとかいう意味不明なクリーチャータイプも好き。キュンです。

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
楽しんでMTGをしているプレイヤーはみんな尊敬しています。
これからもMTGを嫌いにならずにずっと遊んでください。

 

 

加茂里樹

加茂里樹

3位《色めき立つ猛竜
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待機呪文である《祖先の幻視》や《衝撃の足音》はキャスト出来ます。
ただし続唱からこの恐竜が捲れるとエネルギーは得られますが、カードを捲る効果は誘発しないので続唱デッキでの運用は難しそうです。
なのでバーンデッキなどの軽い+攻撃的なデッキでの運用が一番良さそうです。
個人的にアグロデッキが大好きなので、活躍して欲しいところ。

2位《火の怒りのタイタン、フレージ
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タイタンサイクルが来ました。
今までのタイタンと違い、盤面に干渉出来るという点が大きいです。
フィニッシャーとしての力は《自然の怒りのタイタン、ウーロ》・《死の飢えのタイタン、クロクサ》と同じく超強力です。

1位《黄泉帰る悪夢
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繰り返す悪夢》のリメイク版。
繰り返す悪夢》自体が昔のカードなので僕もキューブドラフトでしか使ったことはないですが、あらゆるコンボが出来るカードです。
エネルギーという縛りはあるものの、コストは軽くなっているし周りのクリーチャーカードは昔と比べて格段に強くなっているので、きっとものすごく強い。

 
あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
浅原晃さん
八十岡翔太さん
瀧村和幸さん
3人ともゲームに対する解像度が異常に高く、やったことないゲームでも上級者レベルから始まる。
多分生まれた時からゲーム(概念)を浴びている。

 

 

加藤健介

加藤健介

3位《黄泉帰る悪夢
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悪名高き《繰り返す悪夢》のリメイク版です。
本家のようにすぐに何でもリアニメイトできるわけではありませんが、
マナコストは2マナと驚きの軽さです。こんなの絶対何か悪さするに決まってる!!はず...。
オークの弓使い》と組み合わせて普通に使っても強そうですが、面白いコンボを見つけたらこっそり教えてください。

2位《白蘭の幻影
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白蘭の騎士》が幽霊になったら《幽霊街》能力になったって...コト!?
様々なエルドラージが話題となる中、相手の2マナ土地をバリバリと割っていく姿はまさにアンチエルドラージ!
溌剌の牧羊犬、フィリア》など各種ブリンクで使い回してみたいですね。
護衛募集員》もモダンリーガルとなり、モダンでもデスタクが組めるのではと期待しています。

1位《モンスーンの魔道士、ラル
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私はかつて流行したギフトストームデッキが非常に好きでよく使っていたのですが、
モダン環境でストームが活躍したのは今は昔、現在ではメタゲーム上の居場所はなくなってしまいました。
もはやストームを握る機会は失われたかと思っていましたが、このカードの登場でストーム復活の兆しが!

表面はいわゆる「メダリオン」能力に加え、変身後は実質勝ちと言ってよいリソース補充手段(奥義)を併せ持つ
ストームのためにデザインされた専用カードです。
待望の新規パーツにワクワクが止まらない!押し入れからストームのパーツを発掘して待ちましょう!

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
ゲイリー・ワイズ(Gary Wise)さん
かつて連載されていたコラム「Wise Words」の最終回(特に結びの言葉)はマジックとの向き合い方を考える上で非常に強い影響を受けました。
今でも定期的に読み返しています。
※興味を持った人は調べてみてね。

 

野稲和弘

野稲和弘

3位《火の怒りのタイタン、フレージ
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自然の怒りのタイタン、ウーロ》や《死の飢えのタイタン、クロクサ》といったテーロスのタイタンサイクルの追加となる1枚。
序盤は火力呪文として使え、ゲームが長くなれば脱出してフィニッシャーとして。
最近見かけることが少なくなったバーンを復権させるかもしれないカードとして期待してます

2位《ネザーゴイフ
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自分の墓地だけを参照する脱出つきタルモゴイフ
1マナで3/4や4/5になるスペックは流石に破格なのでモダンやレガシーでもよく見かけることになるんじゃないかと思います。

1位《原初の祈り
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魔の魅惑》の調整版エンチャント。
本家と同じように2枚コンボとはいかず《魂の導き手》や《緑地帯の暴れ者》といった相方が必要にはなりますが、《アーチリッチ、アサーラック》との組合せで無限ドレインコンボはモダンに新たな風を吹かせてくれる...かもしれません。
コンボデッキ好きとして大いに期待してるので1位にしました。

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
杉山雄也さん
やっぱり広島で競技マジックと言えばこの人。
かなりお世話になりました。

 

 

中道大輔

中道大輔

3位《白蘭の幻影
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特殊土地対策も兼ねたヘイトベアークリーチャー。
飛行の回避能力で攻撃が通りやすいのとタフネス2が《オークの弓使い》で倒されない点を評価してます。
また、土地をタップ状態で出すので《霊気の薬瓶》で相手のアップキープに破壊すればマナを縛ることも可能。
自身の《トロウケアの敷石》を破壊してマナブーストすることも可能なので意外と応用も出来ます。
特殊土地が強い環境だからこそ期待してます。

2位《運命を貪るもの
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大長サイクルのようなゲーム開始時に手札から公開することが可能なカードでライブラリ操作してカードを探すことができます。
感覚的には直接的なアドバンテージにならない《むかしむかし》であり、流石に調整されているとは思いますが初動の安定性やプレイの再現性が問題になるかもならないかも。
トロンのようなドロー操作がし辛いコンボデッキと相性がよく、トロンが揃った3ターン目に唱えることが出来る点も嚙み合っています。
公開後は《ウギンの迷宮》に刻印する流れが素晴らしいですね。

1位《ウギンの迷宮
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一時的にアドバンテージを失う代わりに2マナが出せるようになる土地。
感覚的には刻印対象が限定された《金属モックス》という印象なのでモダン環境では多分許されない気がしますが気のせいだと信じたい。
とはいえデッキに一定数以上の7マナ以上の無色カードが必要になるのでデッキが限定されますがその辺はデッキビルダーの方々がなんとか構築してくれるでしょう。
エルドラージの寺院》とは異なり使用マナに制限がないので1ターン目《虚空の杯》が可能。本当に大丈夫かな?
エルドラージトロンが現代のモダン環境で再活躍できるのか楽しみです。あとは環境が壊れないことを祈ります。

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
自身の中で尊敬という言葉よりは憧れに近い感覚ではありますが、プレイヤーとしては三原槙仁さん、渡辺雄也さん、もちろん黒田正城さんも尊敬しております。
プレイヤーではないですがジャッジの中嶋智哉さんも大変お世話になりました。
尊敬というか感謝の気持ちですね。

 

 

仲田涼

仲田涼

3位《ネザーゴイフ
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自分で戻ってくる《タルモゴイフ》、ですよね。

2位《火の怒りのタイタン、フレージ
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自分で戻って来る《業火のタイタン》、ですよね。

1位《ウギンの束縛
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サイクロンの裂け目》、ですよね。

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
渡辺雄也さん

 

 

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吉森奨

3位《苛立たしいガラクタ
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モダン、レガシー、ヴィンテージに待ったをかけに来た?と思わせる1枚。
ウルザの物語》からこれが持ってこられるのは本当に良くないと思います。
モダンであればインカーネーションサイクル、《否定の力》などのピッチサイクル、続唱からの《衝撃の足音》《死せる生》等を、レガシーであれば《意志の力》や《ライオンの瞳のダイアモンド》、《全知》から唱えた打ち消せる呪文をすべて消したり。
地味な所だとライフを支払って唱えた《外科的摘出》なんかも消してしまいます。
そして何よりヴィンテージではモックス系統含めかなりの範囲に影響を及ぼしそうです。
ヴィンテージはプレイしていませんが、今回を機にこれか《ウルザの物語》のどちらか、もしくは両方が制限・禁止になるんじゃないかと邪推しています。
困ったらドローに変換することもできて至れり尽くせり。
今後がちょっと恐ろしいです。

2位《ウギンの迷宮
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元来、2マナ以上出せる土地は常に話題になってきましたがこれもご多分に漏れず。
お供は無色らしくエルドラージでもいいと思いますが、本質的にはアーティファクト主体の親話デッキが一番噛み合いそうな気がします。
身代わり合成機》を2ターン目に出してトークン大量展開の足掛けにしたり、ウルザトロン抜きにしてもマナ加速としての価値が高そうです。
今回、《河童の砲手》がモダンリーガルになるので併せてそのあたりの加速のお供にしてみたいですね。
刻印というリスクはあるものの、状況に応じてカードを引き出せるのはいいデザインだと思います。

1位《有翼の叡智、ナドゥ
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既に一部でもお供のカード共々話題になっているかもしれませんしどういうデッキで使うのか未知数ですが、とにかくアドバンテージ稼ぎますと書いてあります。
最初、テキスト間違いじゃないかと思って英語のテキストを3回くらい読み直しました。
自軍の呪文や能力でもOKなんですね。
能力が自分の各クリーチャーに備わるので、例えば《ウルザの物語》からトークンを供給しつつ《手甲》を出してトークンと2往復するだけでカードが4枚分増えます。
しかもカードを引くじゃないので相手の《オークの弓使い》の誘発もしないし、自分でオークを使って自軍を対象にしてもアドバンテージを稼げます。
さらに悪用できそうなので、発売までに何か考えておこうと思ってます。

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
八十岡翔太さん
渡辺雄也さん
三田村和弥さん
仙波恒太郎さん
ごめんなさい、正直1人には絞れませんでした。
皆さん独自の太い考えを持っていて、かつスポーツマンシップに溢れていて本当に近くで見ていても凄いと思っている方々です。
ちなみに仙波さんはかつて個人的にとてもお世話になっていたので、自分が勝手に師匠だと思っています。

 

 

斉田逸寛

斉田逸寛

3位《海の先駆け
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》に変える《月の大魔術師》亜種ですが、《》に変えるので《稲妻》されないことやマーフォークで島渡りのバックアップになることを考えるとかなり強いのではないかと思っています。

2位《耕作の閃光
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樹上の草食獣》と相性が良く、アリーナのヒストリックやタイムレスでは《竹林の神》までいるのでかなり安定して撃てそうです。
そもそも普通にプレイしてもシンボルが違うだけで効果は元祖《耕作》と同じなので、カードパワーの高さを感じます。

1位《有翼の叡智、ナドゥ
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手甲》などの0マナ装備との組み合わせで話題沸騰のカード。
土地がアンタップで出て、それでマナクリを出して、また装備してと考えると本当に動きが強そうで、モダンに新しいデッキタイプを誕生させてくれそうだなと期待しています。

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
中道大輔さん

 

 

朴高志

朴高志

3位《まき散らす菌糸生物
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唱えただけでアンタップインで、しかも土地なら何でもサーチして場に出すカード。
マイルドな《原始のタイタン》なんですけど、エルドラージなのでマナサポートは豊富で、《ウギンの目》と《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》の2枚から唱えられるのは驚異の一言。
後半引いても相手の土地追放が追加で出来る等、スキの無い性能です。

2位《ネクロドミナンス
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はい、強過ぎますね、1000枚買いましょう。
2位にした理由は、強過ぎてすぐ禁止になってもおかしく無いと思ったからです。
それと使いこなせるデッキが少し限られてくる事。
それに、どちらかといえばレガシー向きですね。
使い方に工夫がいるのは元祖と同じで、今は《オークの弓使い》が居るので一筋縄に大量ドローとは行かないでしょうが、それでも試しに使ってみたら有り得ない強さでした。


1位《ネザーゴイフ
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黒いデッキが緑タッチして《タルモゴイフ》を入れている姿を何度も見ていますし、1マナと2マナでは大きな差があるにも関わらず、何故か脱出能力持ち。
自分の墓地しか参照しないとは言え、1マナのクリーチャーとしてはとてもじゃないけど収まりきらない能力とスペックが詰め込まれています。
最早黒のオリカと言っても過言では無いですね...黒入りのアグロデッキの構築を考えているならさっさと買っておきましょう。

あなたが尊敬しているマジックプレイヤー
石田格さん
小学生の頃に凄く強い人が居る!ってなって競技MTGを目指すきっかけになりました。
今でもずっと目標ですね。
終ぞ対面出来る事なく今に至りますが、もし自分が将来天国に行けるような事があればその時は是非とも勝負を挑んでみようと思っています。

塩津龍馬さん
まだ自分が学生の頃対面した時に、事故=負けじゃない事をプレイングで教えてくれた愛知の先輩プレイヤー。
この時の試合から学んだ事が大き過ぎて明らかに一段階強くなれました。
それと、たまたま一時期一緒の空間で作業した事があるのですが、やらかしが多い癖に遊んでくださいと積極的に絡んで行く自分の事を何だかんだで面倒見て下さったお優しい方でもあります。

尹壽漢(ユンスハン)さん
色々な面での先輩で、自分の心の兄貴だと思っていますw
普通に上手いし最近はプレイヤーの育成にも熱心なご様子で、しかも自身も大会に出てプロツアーの権利を獲得してて思わず唸るものがありますね。
話しててもニコニコしててなんだかリラックス出来ますし、言う事が的確でとっても好印象な方です。

黒田正城さん
BIGsに所属する前に一度お話した時から優しくて上手い人だなって思ってましたが、所属プレイヤーで愛知は自分1人という状況を察してか積極的に話しかけてくださる所が本当に面倒見の良いお父さんみたいだなと。
今も現役で上手いし、楽しそうで尊敬してます。

 

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