BIGsが選ぶ!『ファウンデーションズ』注目カードTOP3
タグ:BIGs, MTGシングル, TOP3, ファウンデーションズ, プレビュー, 読み物
新セット発売時恒例の注目カードTOP3。
今回はBIGs11名とBIG MAGIC ELDERSの黒田選手に注目カードと『MTGとコラボしてほしい作品(無ければ好きなおでんの具)』を聞いてみた。
新環境の予測や酒の肴にこの記事を役立てていただきたい。
簗瀬要
3位《ラノワールのエルフ》
再録カードの中から一枚。
このカードの強さはいまさら語る必要がないでしょう。
とりあえず、スタンダードの緑黒系のデッキに入れることをお勧めします。
2位《狡猾な侵入者、魁渡》
青単色でも使える魁渡。
《悪夢滅ぼし、魁渡》とどっちが強いかは諸説ありそうだけど、トークンが出せるので戦線の拡大を狙うならばこの魁渡のほうがいいかもしれない。
1位《力線の斧》
開発者の中でいろいろな力線を作るのが流行っているんですかね?
どんなデッキで使えるかパッとは思いつかないですが、こんなのがゲーム開始時に出されたらプレッシャーがすごそう...。
MTGとコラボしてほしい作品
コラボしてほしい作品は特に思いつかないので好きなおでんの具で。
好きなのは大根、卵、しらたきです。
出汁を出す具材より出汁を吸う具材の方が好きですね。
藤本岳大
3位《天界の鎧》
『ゼンディカーの夜明け』環境にあった《スカイクレイブの大鎚》を思い出す1枚。
瞬速の装備品は強いって《エンバレスの宝剣》が教えてくれたけど飛行がつくので先につけて殴りたいという思いと微妙に噛み合わない。
除去を持ってるかもしれないという相手に対して構えとくのは3マナの装備品のやることではない気がするし《ガーディアン・オヴ・フェイス》みたいに全体除去からいっぱい守ってくれるわけでもない。
まだ使ってもないのに使い勝手に若干の不満があるものの、出されてキレるタイミングはありそうなので3位にランクイン。
2位《勇者の頌歌》
あの《栄光の頌歌》が2マナになって帰ってきた。
3マナでもちょっとは使ってたし2マナで白限定だった《清浄の名誉》が強かったのも記憶に新しい(最後が『基本セット2012』なのでたぶん5年くらい前)。※編注 13年前です
ただ正直現代のカードパワーに追いついているのかすごく疑問ではある。昔とは違いこれを張るより2マナのクリーチャーを唱えたほうが脅威になることが多いからだ。たぶんウィザーズがアンセムをどこまで強くしたらいけるのか調整してて、今回使われなかったらそのうち警戒とかついてるやつが出るんちゃうかな。知らんけど。
1位《空騎士の従者》
こいつはね。やりおりますよ。猫縛りでもないしトークンでもカウンターが乗るというのがとにかくgood。
《幽体の行列》で一瞬で飛ぶ。飛んでもうたらとんでもない。
MTGとコラボしてほしいタイトル
星のカービィ
なぜか最近になってやたらグッズを見かける星のカービィ。
今が狙い目
加藤健介
3位《ボール・ライトニング》
今回、この記事を書くにあたり再録カードは避けようと思っていたのですが、カードリストを眺めていてこのカードを見つけた時のエモさに負けました。
初出が1994年8月8日の『ザ・ダーク』なのでガチで30年以上前のカードです。
その頃、みなさんは何してましたか?色々な意味で軽くホラーですよね。
さすがにおじいちゃんカード感は否めませんが、現スタンダードには《無感情の売剣》のような《投げ飛ばし》系のカードも存在するのでひょっとしたら出番がくるかも!?いや、来ないか、来たら良いな...。
今回の「ファウンデーションズ」にはこのようなマジックの歴史を感じられるカードが多数再録されており、そういった視点でも非常に楽しめるセットになっています。
2位《次元の先駆者、ケラン》
今後5年間の赤1マナクリーチャーの基準となりそうなカードです。
いわゆる《運命の大立者》系の成長能力を持ち、マナフラッドに強い性能を持っています。
しかし、直接的に戦闘能力が上がるのが2段階成長させ「ならず者」になった時であり、「探偵」時の衝動的ドロー効果は「そのターン中」のため若干使い辛いものになっています。
ですので基本的には大事に育てたりはせず1マナ2/1としての運用になるでしょう。
とはいえ、1マナのクリーチャーとしては破格の性能ですので自分でも使うのが楽しみなカードです。
『カルロフ邸殺人事件』での「探偵」を経て『サンダー・ジャンクションの無法者』の「ならず者」となるのはストーリーのフレイバーが感じられてとても良いですね。
1位《薄暮の聖人、エレンダ》
「インスタントからの呪禁」という非常に強力な除去耐性を持つエレンダが登場!
更に絆魂とそれに付随する現実的な2段階のサイズアップ能力を持っており、強烈なアグロキラーとしての活躍が期待できます。
デッキによっては直接触る手段が一切ないということも起こり得るため、今後はエレンダで詰まないためにソーサリー除去も少量採用しておくのがアグロデッキのセオリーとなるかもしれません。
MTGとコラボしてほしい作品
すごく被りそうだなと思いつつこれ以外ないという2作品をチョイスしました。
①攻殻機動隊シリーズ サイバーパンクな世界観は神河でもありましたし、カード化されても違和感ないはず!少佐のカードが欲しい!
②ベルセルク
(個人的に)どう考えても相性が良い!
ちょっと昔のMTGっぽさがあってエンジョイ&エキサイティングなコラボになりそうです。
斉田逸寛
3位《上げ潮、キオーラ》
初手にあっても事故緩和に貢献し、後半もプレッシャーをかけられるカードで優秀だと思います。
8/8とキオーラが並んだ場合、先にキオーラから倒さないとまたトークンを出されるという点も対処しづらさがありますね。
2位《魂石の聖域》
全クリーチャータイプ、具体的には「ハツカネズミ」や「デーモン」として運用できるのが素晴らしいですね。
一般的なミシュラランドと違って一度起動したらずっとクリーチャーであるのはメリット・デメリット両方ありますが、4枚入れたい土地なので複数起動しやすくなるメリットが大きいかなと思います。
(デメリットは《太陽降下》に巻き込まれやすいことや、《完成化した精神、ジェイス》のプラス起動が当たることなど)
1位《深淵の収穫者》
3マナのデーモンということで《不浄な別室》との組み合わせはもちろん、シンプルに能力が強いのが良いですね。
《思考囲い》があるとベストですが、スタンダードでは《ヴェールのリリアナ》なども相性が良さそうです。
MTGとコラボしてほしい作品
「葬送のフリーレン」
最近のアニメで一番好きな作品。《ゾルトラーク》(ソーサリー)とかで世界観もマッチしそう。
渡邉崇憲
3位《ラノワールのエルフ》
再録カードはなるべくピックアップしないボクもニッコリ!
スタンダードで1マナのマナクリーチャーが使えるのは《金のガチョウ》以来?(細かいことを言うと《ヤスペラの歩哨》なんかはいたけど)
みんな大好き1→3マナジャンプは単純ながら強力な動きななので、これが5年間使えるってのは緑スキーには朗報!というか、逆に5年間も《ラノワールのエルフ》が居座るということはそこそこ使える1マナのマナクリがどこかで収録されるとしばらく8枚体制になるんですよね。
追加の軽量マナクリはちょっと出しづらいのかな?と思いつつ、緑系の早いデッキにも期待したいので今後は新セット発表のたびに緑の1マナは要チェックですね!
2位《薄暮の聖人、エレンダ》
「おじさん、なんだか《ヴィズコーパの血男爵》を思い出しちゃうな~(オジ)」いろんなカードに何かの面影を思い出していちいち感傷に浸ってしまうのは歳を取ったからかな?
若い子には「血男爵ってなんですか?」とマジレスされそうだが当時は結構強かったんだよ!(『ドラゴンの迷路』は2013年5月発売)
まず目につくのは「インスタントからの呪禁」。
どんな些細な除去耐性(例えば護法①)でもあるかないかでは天地!
「インスタントからの~」という一文がなければもう最高でしたが、まあちょっとやり過ぎな感じもするのでこの位がちょうどいいのかなと。
環境にインスタント除去が蔓延していたり、赤系アグロデッキが幅をきかせていたら是非使いたいですね!メタゲームに左右されるカードなのかなーと思いつつも《大洞窟のコウモリ》から4ターン目に4マナ5/5絆魂+威迫で出てくると普通に強そう!
1位《狡猾な侵入者、魁渡》
《漆月魁渡》から黒を抜いたら基本セット向けのマイルドカイトに。
と思いきや、こいつ、言うほどマイルドか?
【-2】能力で出てくるトークンはバニラ忍者。
これだけですでに漆月時代に戻りたい気持ちに・・・安心してください【+1】能力でブロック不可を付与すれば問題ありません。
むしろ任意のクリーチャーにブロック不可を付与できるので漆月時代は自己完結的なカイトでしたが、他のカードとの組み合わせが面白いカイトになったと思います。
例えば1つ前の『ダスクモーン:戦慄の館』からだと《逸失への恐怖》と組み合わせて高打点を叩き出すのも面白そうです。
ブロック不可の付与と合わせてルーティングもできるので昂揚の達成も狙いやすそう!なかなか攻撃的なプレインズウォーカーだと思います!
MTGとコラボしてほしい作品
スターウォーズ
世界観もキャラクターも絶対MTGと合うと思うので是非コラボして欲しいです!
ルークでXウィングに搭乗して相手のデス・スターを破壊したいよな?
ドルイドなんかもアーティファクトで再現できるし、いろんな惑星も土地で再現できそう!マーベルがいけたんだからいけるよなぁ!?
加茂里樹
3位《戦乙女の呼び声》
天使カードっぽいですが、天使デッキじゃないアグロデッキで強そうなカードです。
リミテッドでは壊れた強さなのは間違いないので、構築でもチャンスあるかも!
2位《次元の先駆者、ケラン》
マナを注ぐと強くなるクリーチャーで、レジェンドであること以外は弱いことが書いてありません。
最近は軽いクリーチャーがかなり強いのでアグロデッキで活躍出来るか注目です。
1位《焦がし切りのゴブリン》
アグロデッキにとっては強襲は難しいものではなく、自身が攻撃に参加しなくても誘発するのはかなり嬉しい要素。
2ターン目以外でも普通に出して、場に残るだけでプレッシャーはあると思います。
MTGとコラボしてほしい作品
バイオハザード
サムライスピリッツ
ちいかわ
ポプテピピック
etc...
ユニバースビヨンドは胸焼けするけどSecret Lairくらいなら大体何でもウェルカムです。
吉森奨
3位《血に飢えた征服者》
「ライフを得るたび」効果を持つカードと合わせて即死コンボを狙ってみたいと思いました。
《永劫の不屈》や《薄暮薔薇の棘、ヴィト》あたりを合わせるのが良さそう。
2位《空騎士の従者》
サイズが大きくなる条件によくあるクリーチャータイプの制限が無いのは珍しく、今回収録の多い猫やボロス召集のように並べるデッキで採用が期待できそう。
《初祖牙、アラーボ》や《上機嫌の解体》《グレムリンを手懐ける者》のような複数のクリーチャーを展開できるカードを用意すれば手軽にフィニッシャーになれるので可能性を考えてみたいです。
1位《双炎の暴君》
能力はシンプルなものの強化された《獲物貫き、オボシュ》のような破壊力のあるカードだと思いました。
自分のコントロールするパーマネントやプレイヤー自身へのダメージを倍にするリスクもなく、うまく嵌まるデッキがあれば化けそうな気がします。
MTGとコラボしてほしい作品
ガンダムシリーズ
トランスフォーマーやfalloutなどこだわりのあるメカが扱われた作品とのコラボも多いですし、作品の数もありカードの元ネタになりそうな話題に困らないガンダムがコラボするのはアリなんじゃないかなと思いました。
マエノソノケンタ
やぁ、ノソノスキーだ!
前回の『ダスクモーン:戦慄の館』では、《忌まわしき眼魔》を指名できなかったのが悔やまれるが、《逸失への恐怖》を挙げることができたことは、"さすがBIGs"と言わざるを得ない特筆に値する功績だと考えている。
今回のセットは再録も多く非常に悩ましかったが、新録のカードから注目の3枚を選ばせてもらった。
3位《ドレイクの孵卵者》
果敢デッキの新しい2マナ域。
打点に応じて孵卵カウンターが乗るため、見た目以上にトークン生成がしやすいはず。
果敢の2マナ域は激戦区だが後続を用意できる果敢クリーチャーとして重宝される可能性は十分。
2位《速太刀の擁護者》
能力マシマシで凄い(語彙力)。欲を言えば警戒ではなくその名の通りの速攻が欲しかったが、チャンプブロックを許さぬ二段攻撃・トランプルはホンマに凄い(語彙力)。
《照光の巨匠》と合わせて2マナ域の二段攻撃マシマシボロス果敢での活躍に期待。
1位《次元の先駆者、ケラン》
マナフラ受けのある1マナ域。
回避能力がつかず成長しても小粒なのは懸念点だが、アドを稼ぎつつマナフラ受けができ高打点が期待できると聞くとめちゃくちゃ強そうに思える。
赤系アグロで今後長く使われるであろう1マナパワー2として、堂々の1位。4枚買え!
MTGとコラボしてほしい作品
個人的にはマジックの世界観を損ねないコラボが好きなので、海外ドラマで言えばゲームオブスローンズ、日本で言えばベルセルクなどのファンタジー系のコラボ。
あと、サイバーパンクは最高なので、攻殻機動隊やAKIRAなんかのコラボも是非見てみたい。
(海外人気も高く売上も見込めると思うので、ウィザーズさんいかがでしょうか?!)
中道大輔
3位《力線の斧》
力線よろしくゲーム開始時に手札にあれば戦場に出せる装備品。
通常の力線と異なり装備する必要があるため使い勝手が悪い部類のカードですが、ゲーム開始時に出せるアーティファクトは他にないのでアーティファクトを活用するデッキがあれば使われそう。
コストは計7マナと重い部類ですが装備品単体としては弱くないのでビートダウンデッキに1〜2枚といった採用はあり得るかも。
パイオニアでは《熱烈な勇者》で1ターン目から4点クロック、《金属製の巨像》のコストダウン兼ワンパン可能と新しいデッキが誕生するかもしれません。
2位《魂石の聖域》
新たなミシュラ土地。
起動が軽くなった《隠れ石》または調整された《不詳の安息地》。
一度起動すると永続的にクリーチャー化するためソーサリーや全体除去に当たってしまうのは結構痛い。
ただし、エンドに起動してメインで他アクションを取るといった従来のミシュラ土地には出来なかった動きが可能。
起動マナも比較的軽い方なのでビートダウンで採用可能なのも嬉しい。
すべてのクリーチャータイプはインクのシミではなく《不浄な別室》のデーモンを参照したり、《先兵の飛行士、ハービン》の兵士の頭数になったりと頼りになる場面もありそう。
昔懐かしいユーロブルーが組めるかどうかは分かりませんがコントロールが採用しても悪くなく、ビートダウンのお供としても期待。
1位《上げ潮、キオーラ》
青い《鏡割りの寓話》とまでは言い過ぎだと思いますがポテンシャルを感じるカード。
ルーティング能力は《鏡割りの寓話》でも強いことは証明済み。
引いて捨てるタイプなので寓話よりも使いやすい。
スレッショルドを達成したら本気モード。
攻撃するたびに8/8伝説のタコを生成。伝説なので並びはしませんが普通に強い。
《忌まわしき眼魔》デッキで採用が内定。
眼魔を落としたり墓地が溜まりやすいのでスレッショルド達成でフィニッシャー化とデッキに噛み合っています。3マナなので釣れますし。
青系ミッドレンジでも活躍の機会はありそうなので期待。
MTGとコラボしてほしい作品
個人的にはポケモン好きなのでコラボしてほしいですが版権的に絶望かな。
次点でジブリ。
海外人気もあるし良さそうだけどMTGらしくはないかもなぁ。
矢田和樹
3位《上げ潮、キオーラ》
出たときの能力はやや控えめだが、スレッショルド時は8/8という規格外のサイズのトークンを生み出すスーパーパワーカードへと様変わり。
スタンダードにはちょうどよく墓地肥やしデッキである青白眼魔がいるのですんなり入りそうだ。
青白眼魔は意外と手札の入れ替え手段が少なく、手札に来た《忌まわしき眼魔》がもじもじしている場面も多かったので序中盤の安定性確保と終盤のフィニッシャーとして活躍してくれるだろう。
2位《九生の使い魔》
1ターンに1回とはいえ、8回死亡時に墓地から帰ってくる猫。
この能力が8回もゲーム中に誘発することは稀なので、実質、百万回生きた猫と言っても過言ではない(?)
ブロッカーや生け贄要員としての役割ももちろん良いが、せっかくならカウンターが8個も乗ることを活かしたいところ。
私のオススメは《完全なる統一》とのコンボ。
出ただけで一挙に8点もダメージを飛ばせるし、2回戦場を行き来できれば8+7+6=21点ダメージで戦闘を介さず勝利できる。
イラストが可愛いのも良い。
1位《深淵の収穫者》
タップ能力でそのターンに墓地に落ちたカードを実質リアニメイトできるクリーチャー。
このカードの凄いところは墓地に送る際に戦場を介す必要が無く、インスタントタイミングで、自分相手問わずリアニメイトができるところにある。
もちろん、スタンダード最強クリーチャーの《偉大なる統一者、アトラクサ》をリアニメイトしてもいいし、相手のクリーチャーを除去しつつリアニメイトするようなフェアなゲーム展開でも強い。
対墓地利用デッキに墓地対策として使ってもいいだろう。《止められぬ斬鬼》や《分派の説教者》など激戦区の黒3マナ域に割って入れるスペックの持ち主だ。
MTGとコラボしてほしい作品
キングダムハーツ
FFがいけるなら、ディズニーもいけるでしょう()。
ソラ、ドナルド、グーフィーの共闘統率者で遊びたい。
松本友樹
今回は久しぶりの基本セット(のようなもの)!
公式記事では基本セットの功罪というか、環境や新規プレイヤー用に必要性だけど既存プレイヤーの需要が低くて売り上げが・・・
みたいな話がありましたが、僕は基本セットドラフトが好きなので嬉しいですね!
カードをざっとみたところ、往年の名コモン・名アンコモンが沢山収録されていてドラフトもとても楽しそう。
《踏み荒らし》を見て思わず、うむ。。。と唸りました。
ドラフト用カードたちがあまりに色々揃っているのでTOP3に入れようか悩みましたが、構築用カードも面白いカードが非常に沢山ありますね。
前置きが長くなってしまいましたが、TOP3を見ていきましょう。
3位《ドラゴン呼びの儀式》
《サメ台風》のサイクリング無しバージョン!
そう聞くとちょっと弱そうですが、ちょっと待ってください。
《サメ台風》を使っていてこういうことはありませんでしたか?
サイクリングがついているせいでプレイできず負けちゃった!
僕はあります。人のプレイを見ていても、ここはサイクリングしなくてもいいんじゃないかなぁという場面もありました。
またリスクを嫌ってサイクリングした結果、最終的に押し負けたこともありました。
そういうことです。
2位《先見者、ニヴ=ミゼット》
構築での活躍率が高いニヴ様の新作。
歴代の青赤とは異なり好奇心系カードで無限にならなくなっていますが、逆に歴代ニヴ様と合わせると無限になります。面白いですね。
今回は単騎ではカードを引くことができない分、カードを引く条件に対して引ける枚数が破格になっています。
《稲妻》が《Ancestral Recall》になり、《黒焦げ》が《連絡》になりますね。
良い・・・。
スタンダードでも十分活躍できるスペックだと思いますが、歴代のニヴと同様の課題があります。
ニヴ=ミゼットデッキは適正ターンにプレイして生き残れば勝てますが、まず適正ターンにニヴ=ミゼットをプレイできるかどうか。
そして除去から守れるかどうか。
最後に能力を達成して大量ドローから勝利に繋げられるかどうか。
過去のニヴ=ミゼットデッキではコンバットトリックやカウンターを構えた上でお祈りすることで生き残らせていました。
守るカードについては十分にありますが、その他の課題をクリアできるかどうかは難しいところ。
でもかっこいいので頑張って使いたいですね。
1位《七つの死の種父》
やっぱりエルドラージはいいですね。
かっこいい!
護法能力を活かすためにもライフをある程度攻められる構築で使いたいところ。
活躍しそうなのはモダンのエルドラージトロンでしょうか。
純正トロンだとプレイするのは容易なものの、護法能力の圧が足りず対処されやすいリスクがあります。
エルドラージトロンではプレイするのが大変なものの、護法能力がほぼ除去耐性として機能でき、1枚で盤面を制圧することができそうです。
速攻があれば純正トロンでも最高の1枚だったんですが、流石にそれは許されなかったみたいですね・・・。
MTGとコラボしてほしい作品
色々あるのですが・・・Fate/Grand Orderですかね。
TYPE-MOON作品が大好きなのでその中でも一番コラボしやすそうな作品として。
Fate作品のオリカを妄想していた学生時代を思い出します。
海外人気は全然足りないかと思いますが、最近はまっているジャンプ漫画にカードゲームも極僅かに遊んでいなくもない鵺の陰陽師という作品があるので、これも出来ればコラボして欲しいですね。はい。
黒田正城
3位《次元の先駆者、ケラン》
スタンダードレベルに調整されてるけど、ほぼ《敏捷なこそ泥、ラガバン》じゃない?
1マナパワー2だけでも赤のアグロなら合格だし、都合よく二段攻撃まで成長したら2枚追加でプレイできるしさすがに強い気がする。
・・・え!?飛行持ってないの?フェアリーなのに?!
2位《上げ潮、キオーラ》
平均的なスタッツで、3ターン目に普通にプレイしてもそれなりの仕事をする。
手札整理の能力も自身の能力を助けているし、とても優秀。
そして後半になれば、ノーコストで目を疑うサイズのクリーチャーを連れてくる。
起動にマナがかからないのはすごいと思う。
いつ引いても嬉しい軽量クリーチャーなので期待できそう。
1位《七つの死の種父》
思いついた能力を何でもつければいいってものではない笑
護法を生かすためには相手のライフを減らしておく必要があるので、コントロールのフィニッシャーとしては《偉大なる統一者、アトラクサ》の方が優秀。
このカードならではの居場所を見つけてあげたいところ。
MTGとコラボしてほしい作品
赤1マナで3点のダメージを飛ばす《かめはめ波》が見たいです。
でも、青や黒の呪文がイメージしづらいからデザインが難しそう。
それとおでんの具は餅巾着がいいです。
今回はここまで。