チャンピオンズカップシーズン3ラウンド3 日本レガシー選手権・春 メタゲームブレイクダウン

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こんにちは、MOパンダです!
前回に続き、「日本レガシー選手権・春」のお手伝いをさせていただきました。
今回の参加者はなんと360人超え!熱気あふれる大会となりました。

 

プレイヤーズコンベンション千葉2025 日本レガシー選手権・冬 メタゲームブレイクダウン記事リンク
https://mtg.bigweb.co.jp/article/LegacyChampionshipChiba2025-Metagame

それでは早速、「日本レガシー選手権・春 メタゲームブレイクダウン」をお届けします!

 

新環境のポイント

3月の禁止改定で《カザド=ドゥームのトロール》と《まき散らす菌糸生物》が禁止に。
青黒リアニメイトは本当に弱体化したのか?エルドラージは消えたのか>
そして『タルキール:龍嵐録』の影響は──?
気になる環境の変化を深掘りしていきます。

 

メタゲームブレイクダウン

メタゲームブレイクダウン

 

参加者は360名、集計されたアーキタイプは88種類。
中でも人気だったのは以下のデッキたちです。

・青黒リアニメイト

・セファリッドナドゥ

・イゼットコーリ鋼

・スニークショー

・カーンフォージ

特に、グリクシスリアニメイト(青黒に《オリファント》を採用)を含めると、青黒リアニメイトが依然トップの人気を誇っていました。

また、今大会では《Underground Sea》+《思考囲い》を軸とするデッキが多く見られ、
それに対抗するように「複数コンボパーツを積んだデッキ」も上位に食い込むなど、
まさに「思考囲い vs コンボ」といった構図が浮かび上がりました。

 

青黒リアニメイト

青黒リアニメイト

悲嘆》《超能力蛙》《カザド=ドゥームのトロール》の禁止にも関わらず、トップメタを維持。
動く死体》が減り、代わりに土地や《知りたがりの学徒、タミヨウ》《オークの弓使い》が採用される構築が増えました。

また、エルドラージ減少によりサイドボードの《記憶への放逐》が減り、代わりに除去が増加。
コンボとフェアの両プランを持つ、非常に柔軟で強力な構築となっています。
夏のBIGMAGIC OPENでも注目のデッキになるでしょう。

 

セファリッドナドゥ

セファリッドナドゥ

前回のレガシー選手権でも大人気だった《セファリッドの幻術師》入り《有翼の叡智、ナドゥ》デッキ。

『タルキール:龍嵐録』から《勝利の楽士》が採用されています。

勝利の楽士

多くのセファリッドナドゥに採用されていました。
コンボを通しやすく似た役割も持つ《時を解す者、テフェリー》と入れ替えで採用されています。

まき散らす菌糸生物》の禁止によりエルドラージが減少傾向。
現在、スニークショーや全知系デッキのシェアが上昇しており、赤単プリズンを使用するプレイヤーは減少傾向にあります。
これにより、セファリッドナドゥが苦手としていた「土地を攻めてくるタイプのデッキ」が減少。
環境的に追い風となったことで、セファリッドナドゥの使用者も増えていると見られます。

 

イゼットコーリ鋼

イゼットコーリ鋼

『タルキール:龍嵐録』で登場した《コーリ鋼の短刀》を採用した新型テンポデッキ。

コーリ鋼の短刀

アクションを2回行うだけでトークンを生成、さらに速攻を付与できる強力な装備品です。

ドラゴンの怒りの媒介者》《濁浪の執政》との相性も良く、
少数精鋭のクリーチャーでも高速展開&クロックをかけられるのが魅力。
レガシーチャレンジでも上位入賞多数で、今後も要注目です。

 

スニークショー/青緑オムニテル

スニークショー

青緑オムニテル

使用者数の多かった《実物提示教育》デッキです。
湧霧の村》によってカウンターを乗り越えることが容易になりました。
青単型は減少し、青緑か青赤の《実物提示教育》デッキが主流となっています。

濃霧の村

環境全体が《思考囲い》に寄ってきており、
ハンデス対策が弱点として浮き彫りに。
今後は構築のチューニングが鍵になりそうです。

 

カーンフォージ

カーンフォージ

まき散らす菌糸生物》禁止の最大の恩恵を受けたのがこのデッキ。
エルドラージデッキの減少による《記憶への放逐》の減少も追い風です。
攪乱のフルート》を採用し、セファリッドナドゥやスニークショーの妨害に有効。

紹介するリストにはありませんが、《嵐の目、ウギン》を採用したリストも多かったです。
誘発型能力で除去できる効果は非常に強力です。

 

まとめ

日本レガシー選手権・春 メタゲームブレイクダウンをお届けしました。

カザド=ドゥームのトロール》禁止後も依然として強力な青黒リアニメイト。
勝利の楽士》の採用で簡単にコンボを決めるセファリッドナドゥ。
そして、新規カードで活躍中のイゼットコーリ鋼。

『タルキール:龍嵐録』の影響で、複数のアーキタイプが明確に強化された印象です。
この先のメタゲームの動きにも要注目です!

それではまた、次回のイベントでお会いしましょう!

 

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