BIG MAGIC Open Vol.14 BMOレガシー#1&#2 メタゲームブレイクダウン
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こんにちは!MOパンダ(X:@mopanda_mtg)です。
前回の日本レガシー選手権・春に続いてお手伝いさせていただきました。
チャンピオンズカップシーズン3ラウンド3 日本レガシー選手権・春 メタゲームブレイクダウン
https://mtg.bigweb.co.jp/article/LegacyChampionshipTokyo2025-metagame
早速、「BIG MAGIC Open Vol.14 BMOレガシー#1#2 メタゲームブレイクダウン」をお届けします!
新環境のポイント
前回のイベントから『久遠の終端』が追加され、環境に新たな変化が生まれています。
その影響を中心に、今回のメタゲームを見ていきましょう!
#1メタゲームブレイクダウン
参加者数:353名
集計されたアーキタイプ数:82種類
#2メタゲームブレイクダウン
参加者数:311名
集計されたアーキタイプ数:77種類
その中でも人気が高かったのは、以下のデッキです
・青黒テンポリアニメイト
・カーンフォージ
・イゼットコーリ鋼
・赤単プリズン
・スニークショー
・エルドラージ
「チャンピオンズカップ日本レガシー選手権・春」と比べて、参加者数はほぼ同数。
しかしながら、青黒リアニメイトの使用者数が倍以上に増加しています。
前回環境でトップメタだったセファリッドナドゥの数が極端に減少し、
そのまま青黒テンポリアニメイトへと移行した形です。
世の《Underground Sea》が足りるか心配です!
『久遠の終端』ピックアップ
カーンフォージ
前環境からの大きな変化として、《冷酷な船長、テゼレット》が採用されるようになりました。
メインから対策カードをサーチ可能になり、対応力が大幅に向上
複数枚必要になる《攪乱のフルート》などのメタカードも、《真髄の針》1枚で代替可能に
《通電式キー》の役割も兼ねるため、デッキスペースに余裕が生まれています。
特に注目なのは、《Candelabra of Tawnos》との相性です。
《ウルザの物語》をアンタップしたいのにサーチタイミングと噛み合わなかったこのカードですが、
《冷酷な船長、テゼレット》から唯一効率よくサーチできるマナアーティファクトとして、採用率が一気に上昇。
中には《Candelabra of Tawnos》を4枚採用し、《冷酷な船長、テゼレット》から《Candelabra of Tawnos》をサーチし大量のマナを生み出す構成のリストも見られました。
《ウルザの魔力炉》《ウルザの鉱山》を採用しているウルザトロンも形もあります。
2ターン目《次元の結節点》から《冷酷な船長、テゼレット》をプレイすることができ、より強力なアクションを可能にしています。
最後の審判
『久遠の終端』から登場した《量子の謎かけ屋》が、Doomsdayに採用され始めています。
採用されるパイル例
・《量子の謎かけ屋》
・サイクリング
・《ライオンの瞳のダイアモンド》
・《タッサの神託者》
・《魂の洞窟》
この構成により、《量子の謎かけ屋》で2ドローし、そこからさらにサイクリングで2ドロー、
非常にスムーズに勝利ルートへ移行できるようになりました。
また、《魂の洞窟》からキャストできるため、サイド後のサブプランとの親和性も抜群です。
8キャスト
『久遠の終端』からは以下の2枚が新たに採用されています
《冷酷な船長、テゼレット》
《ピナクルの特使》
《虚空の杯》を減らしつつ、テゼレット経由でピンポイントにサーチする運用が可能に。
初手で出したいけど複数積みたくないカードに対して、非常に柔軟な選択肢となっています。
《ピナクルの特使》はワープで唱えることができ、
横展開から《河童の砲手》の即席コストを支え、サイズアップにも貢献します。
もちろん《思考の監視者》のプレイ補助にも最適。
《河童の砲手》が巨大になっていくのは最高に楽しいので、ぜひ使ってみてください!
まとめ
「BIG MAGIC Open Vol.14 BMOレガシー#1&#2 メタゲームブレイクダウン」をお届けしました!
『久遠の終端』の登場により、メタゲームには新たな選択肢や動きが加わり、
従来のトップデッキたちにも変化が見られるようになってきています。
また次回どこかのイベントでお会いしましょう!
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