映し身人形/Duplicant
タグ:Card of the Day, Duplicant, MTGシングル, ミラディン, 岩SHOW, 映し身人形Card of the Day -今日の1枚- 2013/07/31
映し身人形/Duplicant
どんなクリーチャーでも触れることさえできれば取り込め、そのクリーチャーのサイズを我が物とする驚異的なアーティファクト・クリーチャー。
6マナと少々重いが、それに見合う強力なカードであったため、当時のスタンダード、ミラディン・ブロック構築、統率者戦、そしてヴィンテージでも活躍するパワーカードだ。
《Mishra's Workshop》さえあれば簡単に場に出せてしまうだろう。レジェンド・ルール変更で《ファイレクシアの変形者》が対伝説のクリーチャー除去として機能しなくなった今、またよく見ることになるかもしれない。
この人形も、今回M14の発売に合わせてオラクルが変更されている。
これまでも、このカードによって複数のクリーチャーが追放されている時にパワー・タフネスを複数持ってしまうという、マジックにおいて非常にややこしい状況を作り出してしまうため様々な変更がなされた。
まず、最後に追放したカードを参照するように能力が変更された。
続いて、複数のクリーチャーが追放されている時はパワー・タフネスの変更が起きないという、より混乱を招きにくい能力へと置き換わる。そして、M10の発売時に「刻印」能力自体にメスが入る。
これにより、刻印は自身の能力で追放したもののみを参照とし、特殊な方法で刻印したものは人形に何ら影響を及ぼさないというルール自体の変更により、《映し身人形》は最初期のテキストに戻ることになった。
して此度M14。《ストリオン共鳴体》によって、再び複数のパワー・タフネスを持ってしまうという問題が再浮上したため、以前有していた最後に追放したクリーチャーのみ参照というテキストに出戻りすることとなったのだ。