セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum
タグ:Card of the Day, Cephalid Coliseum, MTGシングル, オデッセイ, セファリッドの円形競技場, 岩SHOWCard of the Day -今日の1枚- 2013/07/02
セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum
セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum
《根囲い》最後の問題の答え:オデッセイ・ゼンディカー
納得の見送りである。それぞれのブロックでのメインテーマであるスレッショルド、土地絡みとのシナジーが危険であると判断されたわけだ。スレッショルド、土地とくれば、この土地が真っ先に思い浮かぶ。
スレッショルド達成で得る起動型能力は、土地を1枚失い3枚引いて3枚捨てるため実質アドバンテージでは損をしている。
しかし、当時は相性が良いカードやデッキが多かったのだ。
《堂々巡り》《尊大なワーム》といった強力なマッドネス呪文が急襲してきたり、「サイカトグ」のようなコントロールが、長期戦の果てに不要なカードを入れ替えるのだから損をしても強いという側面もある。
ただし、通常運用する場合にはただただ1点が痛い。実によくデザインされた強力な土地と言えるだろう。
しかし、なんと言ってもこのカードが真の実力を発揮したのは、未来予知の登場後となる。
「フリゴリッド」という、マジックに新しい概念をもたらしたデッキに4枚積まれているこれは、ライブラリーを驚異的な爆発力で掘り上げる。
この会心の一撃が、呪文ではないため通常の打ち消しの的にならないときたものだ。
レガシーを遊ぶ上で、一度はこの洗礼を受ける。《通過儀礼》やね。