花火破/Hanabi Blast
タグ:Card of the Day, Hanabi Blast, MTGシングル, 岩SHOW, 神河物語, 花火破Card of the Day -今日の1枚- 2013/08/16
花火破/Hanabi Blast
夏の夜と言えば、花火。
イベントの豪華絢爛な打ち上げを見たり、小さな線香花火の灯りを楽しんだり。
何れにせよルールを守って、安全な花火を楽しんで欲しい。
今日の1枚は《花火破》。
英名もHanabi Blastと、まさしく花火そのもののカードだ。
このカードは運の要素が絡むが、繰り返し使える火力となるべく設計をされている。
普通に使えばダブルシンボルで2点飛ばすだけのインスタント、これだけではリミテッドならば使えないこともない除去だが、せめてもう1点と言いたくなるものだ。
そこでオマケとしてこのカードは手札に帰ってきて、ランダムにカードを1枚捨てるという能力を備えている。
これにより、毎ターン3マナとカード1枚で延々2点火力を叩き込める...可能性がある。
あくまで、カードを1枚捨てるのはランダム。そのため、最初の1発ですぐ墓地に消えたり、あるいはとても大事なカードを持っていかれて何とも言えない気持ちになったりするかもしれない。
上手く使うには、構築段階から工夫すべきだろう。
《火を浴びるルートワラ》《癇癪》などの「マッドネス」呪文と組み合わせて、アドバンテージの損失を防ぎながら展開をしていくのが最も相性が良いだろう。
このカードが繰り返し使える火力としてリミテッドで強力(な可能性がある)なのは先ほども述べたが、ここで必殺のコンボを紹介しよう。
それはレアではあるが神河謀反の《梅澤俊郎》とのコンボだ。
手札が《花火破》1枚で俊郎をコントロールしている場合、タフネス2以下のクリーチャーを根こそぎ持っていくことが出来る。
墓地から唱えられクリーチャーを焼いた《花火破》は、その効果中に手札に入ることで、墓地から唱えられたそれとは別のオブジェクトとして扱われる。
結果俊郎の能力のリムーブは受けずに、再度使いまわせるという訳だ。