クラージ実験体/Experiment Kraj

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/10/04

クラージ実験体/Experiment Kraj

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さて、ここまで+1/+1カウンターにまつわるカード・能力を紹介してきたが、本日はそれらの親玉とも言えるカードを紹介したい。
それがこの《クラージ実験体》だ。

 

モミールが愛情を注いで育て上げたこの生物兵器は、シミックにゆかりの深い+1/+1カウンターに関する能力の頂点に立っているとも言える。

 

このカードは、+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー達が持っている起動型能力を「すべて」自分のものにする。

 

乗っていないクリーチャーにも、自らカウンターを飛ばして強引に己の神経系と接続させてその能力を共有してしまうのだ(完全なる妄想である)。

 

情景はどうにせよ、かなり特殊な能力を持ったクリーチャーであることは間違いない。

 

《円環の賢者》《実験体》《細胞質の根の血族》といった進化・移植クリーチャーと相性が良いのは勿論、同じくシミック連合に所属する《シミックのぼろ布蟲》とも相性は抜群だ。

 

これらを抜きにしても、相性の悪いカードというのはほとんど存在しないだろう。

 

ぶっちゃけ、リミテッドや「モミール・ベーシック」なら回避能力持ちのサイズを上げつつ自身は堅いブロッカーとなるだけで勝ててしまう。

 

相手がモミールを8で起動して《悲哀の化身》を出して来たら、さっさと能力をパクって除去してあげよう。

 

しかしこのカードの本来の力を味わいたいのなら、先述したようなカード達とのめくるめくコンボを狙っていくべきだ。

 

3枚コンボになってしまうが、《壊死のウーズ》がブイブイ言わせた《Phyrexian Devourer》+《トリスケリオン》コンボを墓地ではなく場で決めることが出来る。

 

「統率者」にて一度は決めてみたいコンボではある。

 

さて、ルールのお勉強の時間です。

 

《ギデオン・ジュラ》をクリーチャー化してカウンターを乗せた場合・あるいは「テーロス」の神様達にカウンターを乗せた後に彼らの信心が5未満になった場合...どういうクラージは状況になるか、考えてみよう。

 

答えはお近くのジャッジへ!ジャッジの皆さんは、プレイヤーにルールの質問をされるのが大好きです。


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