トリスケリオン/Triskelion

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/10/03

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+1/+1カウンターをギミックとして扱うカードの中でも最古のものと言っていいだろう、《トリスケリオン》先生を紹介しよう。

 

とは言え、改めて紹介するまでもないほど、長くやっているプレイヤーにはお馴染みのクリーチャーだ。

 

6マナ1/1、+1/+1カウンターが3個乗って場に出る。

 

これだけでも初出の「アンティキティー」の生物サイズで考えれば悪くない。

 

してその真価は、「ロケットパンチ」の愛称で呼ばれる、+1/+1カウンターを1ダメージに変換しどこかに飛ばすという能力だ。小さいクリーチャーどもを撃ち落とし、簡単に1:複数交換が出来るカードアドバンテージのお手本のようなクリーチャーだ。

 

愛称「トリ助」彼の真骨頂は、様々なカードとの強烈なシナジーである。

 

最初の相方は《動く死体》だろう。

 

3本腕の内2本を任意の場所に撃ちこんだ後、最後の一発を自らに向けて発射し墓地へ...それを《動く死体》で釣り上げロケットパンチの連打をお見舞いするシナジーを中心に据えた「Animate Mix」から彼(?)の進撃は始まった。

 

続いてのピークは時を隔てた「ミラディン」ここで近代のロボットチックにリシェイプされたイラストでカムバックしたトリ助は「フィフスドーン」で《メフィドロスの吸血鬼》という最高のタッグパートナーと巡り合った。

 

彼らが並べば、クリーチャーに好きなだけロケットパンチをお見舞いして対戦相手の「クリーチャーで勝つ」という一つの道を完全に断つことが出来る。

 

このタッグチームを場に呼び出すのが《歯と爪》。

 

この《歯と爪》を撃つために必要なマナは《雲上の座》で供給、と完璧なお膳立てがされていた環境だった。

 

実はヴィンテージでも、なかなか侮れない。

 

1ターン目に《闇の腹心》を出していい気になっている相手に《Mishra's Workshop》《Black Lotus》から叩きつけて心をへし折ってやろう。

 

ちなみに「トリスケリオン」とは三脚巴という伝統的な文様のことである。3本の人間の足が車輪になったようなマーク、見たことないだろうか?


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