Thawing Glaciers
タグ:Card of the Day, MTGシングル, Thawing Glaciers, アライアンス, 岩SHOWCard of the Day -今日の1枚- 2013/10/16
Thawing Glaciers
自身はマナを生み出すことはない。
しかし、溢れるほどのマナを供給してくれる存在...それが《Thawing Glaciers》だ。
とにかく強いカードのオンパレードであった「アライアンス」の中でも、特別な存在感を発揮していた1枚だ。
現在では定番となった最強土地サイクル「フェッチランド」のご先祖様と考えていいだろう。
《Thawing Glaciers》はタップインのため、機能し始めるのは置いた次のターンからだ。
1マナとこれをタップすることで、好きな基本土地をタップインさせる。
その後、次のクリンナップ・ステップの開始時に手札に戻ってくる。
これをまた自分のメインで置いて、次のターン土地をサーチして...という動きを続けていく、超長期戦において力を発揮するカードだ。
はっきり言って、マナを伸ばす手段としては非効率的なものである。
このカードは「《島》《島》《Thawing Glaciers》《神の怒り》その他」のようなハンドを力強くキープさせてくれる存在である。
これが2枚ある状態になると、交互に使用することで土地は延々伸び続けることになる。
こうなると、圧縮されたライブラリーから引いてくるカードの期待値は跳ね上がることになるだろう。
勿論、サーチした後にライブラリーをシャッフルするため《渦巻く知識》や《夢での蓄え》といったカードとの相性はすこぶる良い。
それらが実質3ドローとなれば、もう勝負は着いたようなものだ。
さらに相性が良いカードとしては《政略》があげられる。《Kjeldoran Outpost》という最強クラスのフィニッシャーと交換しつつ、メインで起動していたこの土地はエンドに手札に帰ってくるというよくできたシナジーを発揮したのだ。
このカード、かつては「実存」という今はもう存在しない能力を持っていた時期があった。
この能力は2005年、マジックオンラインで「ミラージュ」が登場するとともに生まれた、ターン終了時に誘発する能力を理解しやすくするための言葉(実存自体は何もしない、マーカーのようなもの)だったが「マジック2010」発売と共に制定されたルールで不要なものとなり、1枚も印刷されたカードが存在しないまま消えてしまった能力なのだ。
「融けゆく氷河」という日本語名が一応存在する。何処で使われたのかは、各自で調べてみよう。