秋の際/Edge of Autumn

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/10/21

秋の際/Edge of Autumn

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秋の際/Edge of Autumn

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近頃、朝晩冷え込むことが続きすっかり秋だなと思う次第である。

 

皆さんも、どうか風邪を引かないように気を付けながら、秋の夜長をマジックで楽しんで欲しいと思う次第である。

 

さて、今週は文字通り「秋」なカードを紹介していきたいと思う。

 

トップバッターは《秋の際》だ。

 

このカード、序盤に使えば所謂「ランパン」、基本土地を1枚サーチしてきてタップインさせるマナ加速だ。

 

2マナから4マナへと一段飛びでジャンプアップできるので、相手よりも1枚上手の脅威を叩きつけていけることになる。

 

マナスクリューや色事故の回避として使うのは勿論、デッキ内のマナカーブをしっかり整えておけば、相手を置き去りに出来るのがこの手のマナブーストの特徴だ。

 

しかし、こういったカードを採用しているデッキの弱点はこれらのブーストカードを、すっかり土地を伸ばし終えた後に引いてきた時。

 

そのマナを使って暴れるべきカードを引きたいのに、もうマナを伸ばしても仕方がない...という状況で引いたのが《不屈の自然》ではなく《秋の際》なら、少し話が違ってくる。

 

このカードを捨て、伸ばし過ぎた土地を生け贄に捧げることでサイクリングを行うことが出来る。

 

トップがこのカードだったので投了、とならずに済む・まだチャンスが残るというのは良いことだ。

 

ただし、そう簡単にオイシイ思いはさせてくれないのも当然のこと。

 

サイクリングは不要牌1枚を「アドバンテージを失わずに」別のものに変えることが出来るのが強みであって、このカードは同じサイクリングでも確実にアドバンテージは1枚分損することになる。

 

しかも、このようなマナブーストを入れている割に、コストが土地を生け贄では少々矛盾も感じてしまう。

 

このカードのやっかいなところは、土地が4枚以上になった途端にそのディスアドバンテージモードに固定されてしまうという点だ。

 

例えば、土地を5枚出している状況で手札は《原始のタイタン》、どうしても6枚目の土地が欲しい!という状況でこのカードを引くと、とても複雑な気分となることだろう。

 

とはいえ、様々な条件において使い道が可変するカードというのは良いものだ。

 

未来枠のため、またいつの日か大勢仲間を引っ提げて帰ってくるかもしれない。


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