始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon
タグ:Card of the Day, MTGシングル, Scion of the Ur-Dragon, 始祖ドラゴンの末裔, 岩SHOW, 時のらせんCard of the Day -今日の1枚- 2013/12/02
始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon
始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon
昔はフレイバー重視の1枚でしかなかった。
しかし今ではすっかり統率者戦での5色デッキの筆頭である。
いや、このカードに関しては統率者ではなく「エルダー・ドラゴン・ハイランダー」と言いたくなる。
ドミナリアの全てのドラゴンのご先祖様にあたるとされる始祖ドラゴン、その血を引いた正統なる末裔である。
言うなればサラブレッド・オブ・サラブレッズ、その能力も一般ドラゴンなぞ及ばない全知全能タイプだ。それではこのカードがやれることをざっとあげたいと思う。
相手が単体除去を使ってきた→モード《水銀のドラゴン》で相手のクリーチャーを除去
《金粉のドレイク》で相手にコントロールを奪われそうになった→モード《機械仕掛けのドラゴン》の0/0になりコマンド領域へ撤退
しつこく全体除去→《ヘルカイトの首領》で再生
相手が超大量ドロー→《ニコル・ボーラス》で全て叩き落とせば良かろうなのだ
相手の場に細かいパーマネントがズラリ→《鋼のヘルカイト》で残らず消し飛べ
今まで使い捨てたドラゴンが今もう一度欲しい→《収穫するものテネブ》で釣り上げる
パッと思いつくだけでこれだけの選択肢を持っている。
カードリストとしっかりにらめっこすればまだやれることがあるはずだ。
これら単体での臨機応変さに加えて、各種コンボパーツと絡めて一瞬で勝負を決める《火想者ニヴ=ミゼット》《シヴのヘルカイト》といった面々を加えて、あとは5色の強いカードを入れれば...なんという万能感。勝ちや。
このカードのフレイバーは「インベイジョン」にて登場した始祖ドラゴンの顕現した姿・デアリガズら5体のドラゴンに仕える「従者サイクル」と呼ばれる5体のゴーレム達のフレイバーを模倣したものとなっている。ご覧あれ。
今週はこんな感じで「コマンダーウィーク」いってみよう!