2014/02/10 サシーリウムの神語り - Card of the Day -今日の1枚-
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さて、遂に発売を迎え無事発売記念週末も終えた「神々の軍勢」。今週は、このセットのタイトル「神」からとって、神ウィークといきたい。
依然「テーロス」発売後にも同様に、神と関係のあるカードを集めた1週間を行ったのでこれはその第2弾となる。前回は《Divine Intervention》のような激渋なカードも紹介したので是非遡って読んでみて欲しい。今週も負けず劣らず個性的な面々を紹介しよう。
先頭に立ったのは《サシーリウムの神語り》。彼女が住む次元、ナヤでは巨大な生物「ガルガンチュアン」達が神やその使いであるとして崇拝されている。
彼女の能力が参照している「パワー5以上」というのが、その崇拝のボーダーラインだ。彼女はその崇拝の力をもってして、神獣達が現世に顕現する手助けをする。
手札の何かを参照してマナを出し、通常では払えないようなマナコストのカードを展開するカードとしては、他に《金属細工師》が有名である。この神語りは細工師に比べて参照する者の幅が狭く、彼女を機能させようと思うならば相当な量のそれらのカードを投入しなければならない。
ここが彼女の抱えるネックであり、彼女にピンポイントで除去を撃ちこまれてしまうと、手札にはマナが払えない大型クリーチャーがゴロゴロという事態に陥ってしまう。そうならないように中堅どころや他のマナクリーチャー・除去から守るカードを採用しだすと、今度は彼女からマナが出なくなるという本末転倒なことになってしまう。
彼女を使おうと思った時点で、ガルガンチュアン達への信仰心が試されているのだ。祈りが届けば、相手は除去を引かない。そういう強い気持ちで勝負すべきだとこのカードは言っている。