2014/03/07 The tabernacle at Pendrell Vale - Card of the Day -今日の1枚-
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最も英語の文字数が多いカードは、今週の頭に紹介した通り《先祖の院、翁神社》。このカードは非常に文字数の多い=長い名前な訳だが…元祖「名前の長い土地」とくれば、やはりこの「ザ・タバナクル・アット・ペンドレル・ヴェール」だ。
文字数では翁神社に一歩(一文字)及ばずの敗北となってしまったが、この「名前の長い土地」は語感では断然ヘヴィで長ったらしく感じるものとなっている。
カードとしても、「レジェンド」を代表するレアであり、大変高価で手に入りにくいものとなっている。それは名前が長いのみならず、効果も強力そのものだからだ。
「レジェンド」当時では当たり前だった、特殊な能力を持つ「マナが出ない土地」群を代表する、影響範囲の非常に広いカードである。その能力は…
すべてのクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたが(1)を支払わないかぎり、このクリーチャーを破壊する。」を持つ。
というもの。これが場にある限り、相手は戦線の維持のためにマナの支払いが強要される。たった1マナとは言え、1ターン目に《極楽鳥》→相手の1ターン目がこれ、という展開になるとゲンナリするものである。
これと《Maze of Ith》や《冬の宝珠》、《プロパガンダ》などが合わさると、もうクリーチャーで何かしようという気もなくなってしまう。
以前はオラクル変更で、「破壊」ではなく「生け贄」となっていたが、現在は発売当初の「破壊」に戻っている。
正直なところ、テーロス・ブロックの「神」を抑えられないなどのパワーダウンは否めないが、それでも信心を稼ぐ周りのクリーチャーはバシッとシャットアウトしてくれることだろう。後に《幕屋の大魔術師》に生まれ変わっている。僕の大好きなクリーチャーの1つだ。