2014/04/05 Yet Another AEther Vortex - Card of the Day -今日の1枚-

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Yet Another AEther Vortex

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何でもアリ。ジャンルによってはそれが一番面白いことがある。ルールで守られたもの、それは素晴らしい。

ルールをブチ破った先にあるもの。
これは時としてゴミクズであり、ダイヤモンドにもなる。

絶妙なバランス、匙加減のもとに行われた何でもアリは類を見ない輝きを放つダイヤとなる。 総合格闘技なんかがそうでしたね。

某大会の最初の頃とか実に何でもアリで、幻想(ファンタジー)度が高くて興奮したものだ。

今現在のルールが整備され、技術が洗練されたそれも勿論素晴らしい。
しかし、何でもアリ感は薄れているように思う。

《Yet Another AEther Vortex》は実に何でもアリな1枚だ。

テキストに書かれているのはすべてのクリーチャーは速攻を持つ。
プレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを公開した状態でゲームをプレイする。

いずれかのライブラリーの一番上にあるインスタントでもソーサリーでもないカードは、 そのライブラリーにあるのに加えてオーナーのコントロール下で戦場に出ている。

というもの。

すごいよね。「戦場に出ている。」とかいう意味不明な一文が堂々と書かれたカードはさすがにこのカードくらいのものだ。

勿論、銀枠なればこそのカードではあるが、個人的にはこれぐらいのカードがあってしまっても良いと思っている。 《騙し討ち》や《実物提示教育》が許されてるんだから良いでしょう。

似たようなトップオープンでアドバンテージを稼ぐエンチャントである《未来予知》も許されてるんだから良いよね。ハイパーカオスタイムの始まりや!

…ダメよね。

このカードが使えるフォーマットではライブラリー操作が軒並み禁止になってしまう。 そうなると完全に運ゲーとなってしまう。

これ4枚とマナブーストと大型クリーチャーだけ入れておけば厨デッキとなってしまう…かな? 意外と対処できそうではある。トップにいる間だけやからね。

《グリセルブランド》で7枚ドローすればトップからいなくなってしまうので
二の矢・三の矢を連打されるという訳ではない。あれ?意外と問題ないんじゃない?

フレイバーテキストの解説をすると、「flavortext」という文面の中に「vortex」という文字が隠れているよ!というかわいい一文が記されているのだよ。

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