2014/05/02 金之尾師範 - Card of the Day -今日の1枚-

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金之尾師範/Sensei Golden-Tails

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センセイ・ゴールデン・テイル!「ゴールデンウィーク」最終枠は狐人の剣術師範だ。師範本人は2マナ2/1武士道1と、コストパフォーマンスは悪くない(平均的な3マナのクリーチャーと相打つことが出来る)ものだ。

しかしてこの師範の本領は、あくまで師範としての仕事にアリ。1Wタップで弟子を採用すると、その者の肉体はもとより精神の修練を開始する。基本的にはどんなものでも、《カーノファージ》や《ピョンピョン自動人形》にさえ、「武士道精神」を植え付ける凄腕の先生なのだ。彼の指導を受けた面々は、皆「修練の証」(訓練カウンター)を授かり、以後「侍」として、己が信ずる者のために戦うことになるのである。

この「修練の証」を、あやかしの術の類で奪われるようなことがあっても、弟子たちは武士道精神を失うことはない。それはもう、彼らの生き方である。師範の教えは、文字通り血肉となってその者が息を引き取るその時まで心の臓の奥底にあり続ける。

また、修練は積めば積むほど強くなるのは当然のこと。既に武士道1を備えた者でも、さらに剣術に磨きをかけることが出来る。何度も何度も繰り返し指導することで、《ゴブリンの英雄》でさえも

「武士道1 武士道1 武士道1 武士道1  武士道1 武士道1 武士道1 武士道1」

のような大剣客へと変貌を遂げ、妖魔《グリセルブランド》さえ一刀両断。金之尾の教えあらば、忠義無き悪漢など「なます斬り」にされるがオチよ。

師範自身も、片時も鍛錬を積むことを忘れない。弟子非ず時は、ひたすらにご自身の居合の閃きを磨かれておられるのだ。

この素晴らしき師範をもってしても《ブラストダーム》などに武士の道を説くことは叶わず。まことに残念極まる。

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