2014/06/07 歓楽の神、ゼナゴス - Card of the Day -今日の1枚-
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そして彼は神となった。
昨日の一周年記念で登場したゼナゴスが、本日からの2年目の門出を神様となって祝福してくれる。良いスタートの切り方、なんだけどゼナゴスさんって神になったことで死んじゃうんですよね…?
不吉なスタートになってしまったのかもしれない。
現時点では数少ない「プレインズウォーカー」と「クリーチャー」という2つのカードタイプでカード化されたゼナゴスさん。そのクリーチャー側は、テーロス・ブロックの目玉でもある「神」クリーチャーだ。
これらの強大な存在は「破壊不能」といくつかの強力な能力を持ち合わせ、バリバリに戦闘向きのサイズを誇っている。しかし、彼らを支える「信心」が少ない時は置物となってしまう。ここが一応は弱点として設定されている。
このゼナゴスさんもサイクル共通の弱点を持っているのだが、実はこの人に関してはあまり関係ない。クリーチャー化=顕現しなくとも、十分にダメージを与えるクロックとして計算できてしまうのだ。
その能力は、他の神々に比べると非常に速効性の高いもの。戦闘開始時に選ばれたクリーチャーは、大歓楽の盃を飲み干してマキシマムサイズに膨れ上がって速攻も持つという、《ヤヴィマヤの火》のアッパーヴァージョンと言うべき能力を誇っている。
これがハマればめちゃくちゃに強い。いきなり10/10の《世界を喰らう者、ポルクラノス》が走ってきら、一体どうすれば良いのだろうか。これがトランプルや呪禁持ちになれば破壊力もそれだけ高まる。5マナという重さに十分見合う一撃を放てるカードであり、「グルールモンスター」などのデッキで、怪物を大怪物に育て上げている姿を良く見る。
この能力を見ていると、ゼナゴスさんって案外おだて上手というか…営業マンとしてバリバリやっていけそうである。意外にスーツも似合いそうだ。あくまで若いノリなので、「呪禁世代」のハートはガッチリ掴むが「被覆世代」とはうまくいかないのが残念だが。
プレインズウォーカーである自身との相性も良好。毎ターン4/4速攻を射出したり、奥義で捲って即死を演出したりと、リアル大歓楽デッキは楽しさしか詰め込まれていないので、組むべし。