2014/12/29 サンダーメア - Card of the Day -今日の1枚-

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サンダーメア/Thundermare

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2014年最後の更新になる。今年も1年間、ご愛読いただき誠にありがとうございました。皆さんのレスポンスがあることで、無事に走り切ることが出来た。今年は午年(うまどし)。ということで、走り切ったということともかけて、最後は「馬」なカードについて語って締めることとしよう。
 《サンダーメア》。RPGの呪文のような響きだが、かつてはクリーチャータイプもその名と同じ独自タイプであった、立派な生物(精霊)。6マナ5/5速攻と、攻めっ気溢れるやんちゃなスタイルに、これまた攻め一辺倒としか言えない能力。

戦場に出た時に、自身を除く全てのクリーチャーをタップするというそれは、実に赤らしくド派手で後先を考えないものだ。その姿を現したターンにはこの馬の前を阻む者はなく、敵本陣に5/5を突入させることが出来る。最後の一撃…としては、《溶岩の斧》にやや劣るが、もう一撃欲しい…という場合は5/5残る分こちらがイカしている。

 忘れてはならないのは、この気高き馬の嘶きで自軍のゴブリンやバーバリアン達も怯んでしまうという点だ。この能力がその威力を発揮するのは、対戦相手の戦場にクリーチャーが並び立っているという状況。これらがタップ状態でない=アタックしてこないということは、こちらにも相応の軍備が整えられている、膠着状態というわけだ。

ここで、《サンダーメア》を投下して全軍寝かせるという動きは、メアの一撃で残りライフを削り切れるorこちらのライフが有り余るほどの状況であればOKなのだが、そうでない場合はNGとなってしまうだろう。次のターン、総攻撃を受けることが確定してしまう。

これが対戦相手のクリーチャー限定だったりしたら、それはそれで強すぎるが…まあ、野性の馬を手懐けるのは簡単ではないということで。その性質上、ブロッカーとして用いるのも困難を極める。むしろ全体タップを《静態の宝珠》などでうまく活かしてやるのが構築の妙味というものか。

 名前の意味は、「サンダー」はご存知の事かと思うが、「メア」は牝馬のことを指す。それも仔馬ではなく成長しきった雌の馬だ。雄馬は「horse」と呼び分けている。日本語文化からすれば不思議に感じるものだが、それらを全く別の物として接してきた文化がこのような単語を生んだのだろうと考えると面白いね。ちなみに「Nightmare」も直訳すれば「夜の馬」、ということでこのカードが《夢魔》のサイクルだということはお分かりいただけただろう。

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