冬眠の終わり/Hibernation's End

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Card of the Day -今日の1枚- 2015/02/28

冬眠の終わり/Hibernation's End

冬眠の終わり/Hibernation's End

冬眠の終わり/Hibernation's End

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 一週間に渡りお届けした「冬眠ウィーク」は今回にて終了、というわけでストレートなカード名のこちらを紹介してシメにしよう。ただ単に《冬眠》と《冬眠の終わり》を見てパッと思いついただけなんだが、なんとか書ききることが出来た...一安心。

 

 緑の重いエンチャントで、なんかテキストが長い。この時点でもうちょっと怪しい存在に思えてならないが...まあまあ、我慢して読んでいこう。「累加アップキープ①」あぁ、逃げないで逃げないで。これはそこまで、そーこーまーで、ややこしい1枚ではないから。累加アップキープを支払う度に、支払ったマナと同等のコストのクリーチャーをライブラリーからサーチして直接戦場に出す。最初のアップキープには1マナのクリーチャーしか持ってこれないので効果は薄く感じるが、これが2、3、4と進んでいくと...あれ、強いね。支払ったマナの分だけの仕事はキッチリするため、維持している間に展開の足を引っ張ってしまう一般的な累加アップキープ持ちに比べると、随分と使いやすい1枚に仕上がっている。これが4マナだったりするとたしかに軽く思えるので、一見重い5マナと言うのも妥当なコストと言って良いだろう。

 

 息切れ防止や全体除去に対するリカバリー手段として、マナクリーチャーを採用した中速デッキに採用するのがベストだろう。最初に持ってくるのが1マナと言っても、今なら《貴族の教主》がいるので馬鹿には出来ない。これから生み出されるマナを、更に累加アップキープの支払いに充てていけば良い。段々と本当に強そうに思えてきたが、事実本当に良い仕事をする1枚で、各種CiP持ち(戦場に出た時に能力が誘発するクリーチャー)が多数とられているデッキに投入されていぶし銀の活躍を見せたりしたものだ。

 

 同じ『コールドスナップ』に収録された《炎の編み込み》と並ぶと楽々運用出来る。ここに《逆説のもや》が絡むと、所謂バイバイン現象。一度でいいからこんなデッキでトーナメントシーンで活躍してみたい、そう思っているうちに...春が来たみたいだ。さあ、穴蔵から飛び出そう。


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