「BMワンダーフォーゲル部」 第11回 ローウィン《山/Mountain》#295

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2015.5.29
text by Hayashi Shoya

今週末皆さんが集合する千葉には、大きな山が存在していません。
一番大きな山で愛宕山の408.2mで、47都道府県中「最も低い県内最高峰の山」だそうです。
全体的になだらかな県で、人間が住みやすい地だと言えるでしょう。

それでも鋸山(乾坤山)など観光名所としての山は存在し、大きさ・標高だけが山の取り柄では無いと証明してくれています。

鋸山は特徴的な外観だけでなく入ってからも楽しめるポイントが沢山あり、その中でも谷から上を眺める「地獄のぞき」は有名です。
切り立った崖から突き出している場所にある展望台から景色を眺める行為をそう呼ぶのですが、その景色がまた絶景なのだそうです。
展望台のある場所が場所なので、視界内ほぼ全てで景色を体感出来るのがポイントでしょう。

山全体が日本寺の境内という事もあり、登山途中に大仏等が見られるのも観光地を一辺に巡っている感があって良いですね。海も近いですし。

 


この山が一番鋸山のイメージに近いです。

 


こちらはより切り立った感が出ていて素晴らしいのですが、緑要素が少ないのが気になりました。
サイズ感なども、キスキンやフェアリーが暮らすローウィンの雰囲気に近いものがありますね。ヌッと巨人が顔を出してきそうな雰囲気もあるし。ローウィンと言えば、夜らしい夜が来ない、永遠に初夏のような気候の楽園だそうです。もう、5月の鋸山はローウィンであると言っては良いんじゃないでしょうか。苦い香りの花が咲いていたりして...。

さて、少しはこのファンタジーを感じられる山に行きたくなった方もいるのではないでしょうか?
そんな人のために、会場から鋸山へのアクセスを記載します。



幕張メッセから電車で3時間弱。結構遠めですね。

遠征にかこつけて金曜月曜に休みを取ってる方、どうでしょうか?

(編集長コメント:遠ッ!大阪に帰るんと時間変わらんやん!)