『Prepare for Modern Masters Weekend』 5/22～5/28号

2015.05.28

今週は、ついに発売された『モダンマスターズ2015年版』の話題ばかりでしたね！ そこで今回の「Prepare for FNM」はすこし内容を変更して、今週末に迫った 「モダンマスターズ・ウィークエンド」への準備をしていきたいと思います！

とはいっても、攻略記事などはプレイヤーの皆様にお譲りしまして、ちょっと違った視点でいきますよ！  

・準備編 『モダンマスターズ2015年版』（以下MMA2）で遊ぶ時には、2色のダイスを準備しておきましょう！また、ダイスはすこし多く準備しておきましょう！

近年では+1/+1カウンターと-1/-1カウンターを扱うカードは、同時には登場しませんでした。 そのために、ダイスを乗せると+1/+1カウンターなのか、-1/-1カウンターなのかすぐ判別できるようになっていました。しかし、MMA2では久しぶりに+1/+1カウンターと-1/-1カウンターが混在します。 また、カウンターを乗せる効果を持ったカードが多く存在します。

ですから、いつものリミテッドの準備をしてダイスを1色しか用意しないと、どれがどれなのかわからなくなる恐れがあります。

「赤は+で青は-です」といったように、すぐにわかりやすくしたほうが良いでしょう！ ちなみに、《タルモゴイフ》に各種カウンターが乗ることもありますので、パワー/タフネスのためにダイスは使わないほうが良いと思います。

実際にBIG MAGIC秋葉原店のイベントでMMA2シールドの試合を数多く観察したのですが...デッキタイプにもよりますが、だいたい1ゲームで5個から15個のダイスをプレイの際に使用していたかなと思います。

MMA2で遊ぶ時には、トークンをすこし多く用意しておきましょう！

MMA2では、トークンを出すカードも多く、また出てくるトークンの種類もさまざまです。 少ない枚数でも必ず持っていった方がいいトークンは、断トツで細菌トークンです。  

生体武器は、コモンに2種類、アンコモンに1種類あり、クリーチャーカウントするため使用者が多かったと思いました。 ほとんどの場合1-2枚あれば足りるのであらかじめ準備しておきましょう！

青白親和デッキでは、このマイアトークンがかなり活躍しますので、少し多く準備したほうが良いでしょう。

「エルドラージ・落とし子」トークンは、多くのコモンのカードから生み出されますので、少し多めに準備したほうがよいでしょう。

これらのカードから出てきますので、どうせ準備するなら3枚まとめて準備したほうがいいでしょう。

これらは無理して準備しておかなくてもよいでしょう。もしグランプリ千葉で必要になった時は、ぜひバイヤースペース（BIGMAGIC）でお買い求めを！

以上から 細菌トークン1-2枚

汎用トークン10枚くらいを絵柄別にして2セット

3枚必要なトークンが出たとき用に、別絵柄で3枚

を用意しておけば、おそらく大丈夫だと思います。

・ルール編
「どんなカードに関する質問が多かったですか？」と
5/23に行われた秋葉原店主催のMMA2シールド大会に参加したジャッジに聞いてみました。
一番質問が多かったのは、このカードだったようです。

《不気味な苦悩/Grim Affliction》を、+1/+1カウンターが2個置いてある《水辺の蜘蛛》を対象としてプレイしました。 では《不気味な苦悩/Grim Affliction》が解決されると-1/-1カウンターは増殖できるのでしょうか？ それとも、増殖前に+1/+1カウンターと相殺されるのでしょうか？ (《水辺の蜘蛛》カード画像、赤いカウンターが2つ・青いカウンターを１つカード上に。カード横に青いカウンターを1つ、横に？を添える)

答えは

増殖できます。

呪文を解決する際に、まず-1/-1カウンター1個置きます。増殖します。その結果、追加の-1/-1カウンターが置かれるでしょう。
次にプレイヤーが優先権を得るときに、このカードに置かれた+1/+1カウンターと-1/-1カウンターが相殺され、全て取り除かれます。（この場合、タフネスが0以下になった《水辺の蜘蛛》は墓地に置かれます）

次に多かったのはこのカードです。  

《魂光りの炎族》は、いろいろな質問がありました。

・同じ対象をとれるのかどうか。
取れます。このカードには「トランプルを持っていないクリーチャーを対象とする」とは書かれていません。

・3回目の能力の対象がいなくなったらどうなるのか。その後でこの能力を起動したどうなるか。
3回目の能力は対象がいなくなったので打ち消されます。その後の4回目の起動は、解決されると3回目の解決になるので、マナが出ます。

・3回目の能力の起動の後、《魂光りの炎族》がいなくなったらどうなるのか。
この能力は、このカードが場にいることとは関係がありません。

このカードはスタンダードでもよくありましたね。