うなる類人猿/Simian Grunts

タグ:, , , , ,

Card of the Day -今日の1枚- 2015/08/24

うなる類人猿/Simian Grunts

うなる類人猿/Simian Grunts

うなる類人猿/Simian Grunts

今日の1枚のこのカードの購入ページはこちら
 

夏、と言えば...海、山、プール、フェス、スイカ、花火、素麺...それらがイメージされると思う。

 

ここで1つ確認したい。夏から連想されるものに「猿」が含まれるのは僕だけだろうか?

 

いや、どっちかと言うとカタカナで「サル」だな。夏場になると、樹上で暮らしたり木陰に佇んだりしているサル達の姿が思い浮かぶ。サル...何故なのか。おそらくは、僕が動物園ジャンキーな幼少時を過ごしたことが一因なのかもしれない。

 

夏休みは毎週のように動物園へ連れていけと懇願し、それが叶っていたのを憶えている。僕は動物全般を愛してやまないが、最寄りの動物園では夜行性動物館があったりネコ科のマイナー種が飼育されていてそのあたりがお気に入りだった。

 

そしてもう1つ、サルに強い園だった(今でも強い)。サル舎みたいなシンプルな名前で、集合住宅宜しく多種多様なサルが並ぶ光景はこの上なく面白い。それらのサル達を灼熱の日差しの中、一心不乱に観察していたため、夏=サルなのだろうか。あとサルって南国に住んでるしね。というわけでまだまだ蒸し暑い今週は「サル・ウィーク」だ。

 

 マジックの世界にもサルは溢れているよ...と思って調べたら、イメージよりもずっと少なかった。類人猿のクリーチャータイプを持つカード、たったの28種類。これにサル感のあるイラストのカードなんかを合わせても、50もいかない程度だろうか。

 

意外や意外。基本セットを除けば、最新のサルは『タルキール覇王譚』にて登場、その1つ前はなんと『ワールドウェイク』まで遡る。サル、いねーもんだな。確かにミラディンやイニストラードの次元イメージにチンパンジーなんかの類人猿は似合わないね。古くは『アルファ』から存在する由緒正しい伝統的な部族なんだがな...。


 

僕に最初にインパクトを与えたマジックのサルと言えば、今日の1枚《うなる類人猿》。見た目がパンチ効いてる。道具を持った白とオレンジの毛のゴリラなんて、マジックでしか見れないイメージだぞと。

 

構築済みデッキ「壊し屋」のパッケージも飾ってその存在感は尋常ではなかった。カードとしても3マナ3/4瞬速と、悪くないスペックを持っている。エコーだけはどうしても気になるが、対戦相手の小粒のアタックをサッと出てきてブロック、こん棒でド突きまくる姿は使っていて「悪くないのでは」と感じさせたものだ。

 

というか資産の無い中学生プレイヤーの僕らにはとっては緑の主力みたいなところもあった。皆で《怨恨》つけて殴ったよなぁ。


Card of the Day 過去のカード一覧(2015.11.19~)