「Christine Sprankle モダン」クイックインタビュー
text by Seigo Nishikawa
今回のGP神戸は「スタンダード」で開催される。それに向けて直前トライアルに出るもの、8人構築で最後の調整を詰める者、色々なプレイヤーがいる中で敢えて「モダン」を選択した40名のプレイヤー。
彼・彼女らこそ真にモダンを愛するプレイヤーといっても過言では無いであろう。
受付開始のアナウンスと同時にずらっと列をなしたプレイヤーの中から、何人かの方に簡易インタビューをお願いしてみた。
Q1.「モダン」のイメージを一言でお願いします
栗山「多様なデッキの種類があって、メタが固まっていないのが面白い」
岩城「モダンはスタンよりも強いカードが楽しめる。レガシーは高いけど、そこまで敷居も高くない」
櫻井「スタンと違ってコンボデッキが使えるので、それを意識したデッキ構築が必要」
石井「環境に存在するデッキが山の様にあって面白い。サイドボードが30枚ほしい」
Q2.現在制限されている中で、解禁しても良いのではというカードはありますか?
栗山「無い」
岩城「始めたばっかりなのであまりわかりません」
櫻井「敢えて言うなら《定
業/Preordain》。《思案/Ponder》は駄目」
石井「《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》か《祖先の幻視/Ancestral Vision》。両方同時は無いけど片方ずつなら」
Q3.新規に禁止されるべき、というカードはありますか?
栗山「無い」
岩城「解禁と一緒ですね。まだわかりません」
櫻井「《精力の護符/Amulet of Vigor》。2ターンキルはちょっと……」
石井「特に無いです」
Q4.明日モダンのGPがあるとしたら、どのデッキで参加しますか?
栗山「ランタンコントロール」
岩城「感染をずっとつかっているので、それですね」
櫻井「Zooか《欠片の双子/Splinter Twin》。今日は双子です」
石井「当然、《蔵の開放/Open the Vaults》」
各質問に対して、図らずも四者四様の答えをいただいた。これだけでもモダンの「何でもあり」な魅力が伝わったのではないかと思う。実際この環境には一強とよばれるデッキは存在せず、ある種のデッキが、使用率10%を超えるのも珍しいというフォーマットだ。これは貴方の好きなあのカードを、あなた自身の手で輝かせることができる環境と言い換えても良い。
さぁ、モダンを楽しもう。