【GP名古屋2016】ステージイベント紹介

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text by Tomoya Tsujimoto   BIGMAGIC主催グランプリには豪華なステージイベントがつきものだ。当記事ではグランプリ会場の楽しさを伝えるため、グランプリ二日目に行われたステージイベントをダイジェストで紹介する。 パックウォーズ「ゲートウォッチの誓い」 ステージイベントでは恒例と化したパックウォーズ。 参加するだけで「ゲートウォッチの誓い」1パックが貰えるので参加し得の優良イベントとなっている。 IMG_20160130_100624 リアル・ジョイラ・ベーシック ジョイラ・ベーシックとは言わばモミールベーシックの呪文版である。マナコストを支払い手札を一枚捨てると、払ったマナコストに応じたマナ域の呪文がランダムで三枚選出され、その中から一枚を選んで唱えられる。MOと違い呪文のカードプールは選別されているので極端な泥試合にはならないように設計されている。 ジョイラベーシック特有の試合後半での重スペルの打ち合いは他のフォーマットでは中々経験できない。 遊べるのはこういったイベントぐらいではないだろうか。 岩show コジレックとウラモグリュウジを倒せ 《大いなる歪み、コジレック》や《絶え間ない飢餓、ウラモグ》などが入った超強力デッキを駆る岩showとリュウジにステージに招致された四人のプレイヤーが立ち向かう。 DSC02967 誓いを立てゲートウォッチとなった四人のプレイヤーだが検討虚しく《大いなる歪み、コジレック》の一撃で敗北してしまうのだった……。 やってみよう双頭巨人戦 新エキスパンション「ゲートウォッチの誓い」は双頭巨人戦を前提として製作されている。なので今回のステージイベントでは双頭巨人戦を皆さんにプレイしていただくことになった。 2vs2だけあって長期戦となり、なんと試合はライブラリアウトで決着したのだった。 DSC02981 パウパー体験会 読者の皆さんはパウパーをご存じだろうか。 パウパーとはコモンのカードだけしか使用できない構築フォーマットである。パウパーは主にMagicOnlineでプレイされているのだが、このステージイベントでは多くの人にパウパーに触れてもらうため紙のカードでパウパーのデッキを用意させてもらった。 パウパーで長期間tier1の座を保ち続けている青単は非常に人気で、《昆虫の逸脱者》のアタックで勝負がつくというレガシーの如き試合も見ることができた。 アーティストインタビュー steve argyle 《ヴェールのリリアナ》、《僧院の速槍》など強力なカードの多くを手掛けるアーティストsteve argyle。彼がステージに来て会場の人々の質問に答えてくれる事になった。 IMG_20160130_163303 受け答えされた質問のうちいくつかを紹介しよう Q.自分が手掛けたカードの中で一番気に入っているものは? A.一番好きなのは《ボーラスの奴隷》。《ヴェールのリリアナ》や《燃え立つチャンドラ》も気に入っている。 Q.一枚のイラストを完成させるのにどのくらい時間がかかりますか? A.通常は6週間くらい。 インタビュー後にはじゃんけん大会が行われ、最後まで勝ち残った方には直筆サイン入りプレイマットが贈られた。 IMG_20160130_170047 ジャッジクイズ 「ジャッジ!」 マジックのある場所には常にジャッジがいる。ジャッジがいるからこそマジックが成り立っている。そしてそのジャッジの頭の中にはマジックに関する莫大な量の知識がインプットされている このイベントは観客の方々にジャッジになりきってもらおうという企画だ。ジャッジが出したマジックに関するクイズに見事答えられた方には絶版パックがプレゼントされる。 DSC03001 アーティストインタビュー Tyler jacobson  本日のステージイベントを締めくくるのは《自由なる者ルーリク・サー》や《頂点捕食者、ガラク》を描いたアーティストtyler jacobsonのインタビューとなった。 DSC03006 Q.絵を描く時に描く絵につられて気持ちが変化したりしますか? A.不気味な絵を書く時は不気味な音楽をかけて自分の気分を変えて描いたりする。 Q.スランプに陥った時どうしますか。 A.体を動かす。私は週3回ヨーロピアンマーシャルアーツ(日本でいう剣道のようなもの)をしている。 なんと太っ腹なjacobsonはその場にあった棒で太刀筋を実演してみせてくれた。 DSC03008 インタビュー終了後にはじゃんけん大会を行われ。勝者には直筆サイン入り《静寂を担うもの》が贈られた。 DSC03014 いかがだったろうか。 明日、日曜日も賑やかなステージイベントが予定されている。 中でもグランプリの〆として行われる「BIGMAGIC vs 晴れる屋 東西対決チームシールド関ケ原」は白熱必至なのでぜひ会場でご覧になっていただきたい。 グランプリ・名古屋2016 サイドイベントカバレージページに戻る