ヤヴィマヤの蟻/Yavimaya Ants

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Card of the Day -今日の1枚- 2016/07/15

ヤヴィマヤの蟻/Yavimaya Ants

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最近では緑に速攻クリーチャーがいることが不思議ではなくなってきた。いつの間に定着したかなぁ。《地うねり》《茨異種》《復讐蔦》《ガイアの復讐者》《蹄孔のビヒモス》...すべてのセットにいるというわけではないが、数セットに1体はいて、それに違和感を覚えなくなった。強力なものもいるし、あまり使われずに目立たないものもいたりするが...。この緑の速攻クリーチャーの系譜、一体どこから始まったのやら...ちゃんと調べてはいないが、パッと思いつくのは《ヤヴィマヤの蟻》だなやっぱり。

 

まずイラストがインパクトアリ。手前にデカい、クリーム色のアリのバケモノが佇んでいる。この絶妙な気持ち悪さが好いたらしい。その向こうには、一見普通のものに見える赤っぽいアリがわらわらと。その更に向こうには蟻塚のようなものも見ることが出来る。この塚に住んでいるアリの一団なのだろうか、あるいは全く別の種類か。アリの仲間は同種でも働きアリや兵アリなどの役割によって、大きさも見た目もまったく異なるものがいたりする。そういうことを考えながら見ると、それだけでただのイラストも味わい深いものとなる。お気に入りの1枚だ。

 

カードとしては先にも述べた通り速攻持ちクリーチャーである。4マナ5/1速攻トランプルと、なかなかのパンチ力を持っている。さながら歩く火力なスペックだが、それらと違ってターン終了時に生け贄に捧げるという制約が存在しない。つまり2回以上アタックすることが出来、なんだったらこれ1枚で20点のライフを削り取ってしまえる。パンチがあって、継続攻撃も可能とか、至れり尽くせりではないか!

 

...まあ、こういう時って大体、そんな簡単な話じゃないよね。案の定デメリット持ちで、このカードは累加アップキープを持っている。自身のアップキープの開始時に経年カウンターを得て、それ1個につき緑緑の支払いを要求してくるのだ。唱えられたということは緑緑というマナは支払えているので、このコストを一度払うことはおそらく問題ないだろう。問題は二度目三度目を払えるのかということ。まあ、大体のデッキでは払えないし、払ったところに除去を撃たれて悲しい思いをすることだろう。だったら...そんなにこのカードに役目を与えなければ良い。いっそのこと、最後の5点を削る専用のマシーンとして使用すれば良いではないか。そんなわけで、アイスエイジ・ミラージュブロック期のスタンダードでは緑単の「ストンピィ」デッキで最後の数点をもぎ取るカードとして使用されていたようだ。速攻トランプルというのも、《神の怒り》で除去して《Kjeldoran Outpost》の兵士トークンで耐えるというのがコントロールデッキの定番だったこの時代に合っていた。

 

開発時の名前はGorilla Lightning。『アライアンス』は色々と大人の事情があって、制作時はカードがひたすらにゴリラまみれだった。何のカードの回は忘れていたので今調べてみたところ、《ゴリラのシャーマン》回だったので是非そちらも併せて読んでみてほしい。僕はなんだか自分の昔の文章を見返して恥ずかしくなりました。

 

このカードは元々、大群というクリーチャータイプを持っていた。現在では昆虫に変更されているが...一体、このクリーチャータイプは何を狙ってつけられたものだったのだろう。そういった群れを束ねる大群ロードとか出す予定だったのか、あるいは...。

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