日下部恭平『くーやんの「今」、これを買え!』第60回
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BMO Vol.8渡辺雄也杯が終わったその日の夜に、マジック熱が高まった状態で筆を執っております!
BMOでは「青白フラッシュ」の活躍が目立ち、同日に開催されたGPクアラルンプールやGPプロヴィデンスでも《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》や《密輸人の回転翼機》が活躍しまくり...前環境の「バントカンパニー」のような一大勢力になりつつありますね。
日本ではこれからGP千葉へむけてレガシー・シーズンに入っていきますが、先日スタンダード・ローテーション制度の変更が発表されたこともあり、『戦乱のゼンディカー』『ゲートウォッチの誓い』のカードがスタンダードで使える期間が延びたこともあり...直近のセットのカードも目が離せませんね!
というわけで今週も行ってみましょう!
《折れた刃、ギセラ/Gisela, the Broken Blade》
『異界月』発売時、スペック・前評判ともに高かったのですが...今まであまり使うデッキが無く、どんどんとその値段を落としていました。
しかし「青白フラッシュ」のサイドボードとして存在感を示しだしたので、その値を戻しつつあります。
そこまで高騰は無いと思いますが、どうせ使うのであれば安いものを見かけたら抑えておくのが吉!
《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》
レガシーやヴィンテージでかなりのやり手と噂の『コンスピラシー:王位争奪』のカードですね。
元々高いカードですが、皆さんが思っている以上に市場から枯渇気味でして、今後さらに高騰することが予想されます。
GP千葉の会場で5000円!とか言われてもおかしくないレベルで出回っていないですね。
ということで全国のBUG使いの皆さま、早めに買ってしまいましょう!
特に2000円代で見かけたら、悩むよりも先に買え!!!!
《灰からの再興/From the Ashes》
以前にも書きましたが、このカードやはり収録されているセットが『統率者2013』だけという特殊なカードのため、あれからジワジワ値上がりを続けております。
通常のセットには再録もしにくい能力なので、今後かなりの確率で今よりも上がると思います。
まだお小遣いで間に合うぞ!迷わず買え!!!
《悪意の大梟/Baleful Strix》
BUGデッキのお供として活躍中のこのカードですが、『プレインチェイス2012』『統率者2013』そして『エターナル・マスターズ』と3セットに収録され、かなりの枚数印刷されているはずですが...海外ではジワジワ値段が上がり続けています。
カジュアル人気もあるのでしょうか?
なんにせよレガシーをプレイしているなら4枚は持っておいて損は無し!
さらなる再録が無い限り、今が一番安い時期だと思うので早く買え!!!
おまけ~海外で高いカード~
恒例の英語版限定で海外にて高値で取引されているカードを紹介するコーナーです!
《漸減/Attrition》
『ウルザズ・ディスティニー』出身のこの怪しいエンチャントは初代『統率者』に再録されているにも関わらずアメリカでは8ドル前後で取引されております...。
なんと英語のFOILだと35ドル前後!!昔プレイされていた方は、なんか押入れの中で眠っているような気がしませんか??笑
ぜひ一度探してみるべし!
《極上の血/Exquisite Blood》
こちらは割と最近の怪しいエンチャントですが...こちらもなんと海外では10ドル前後で取引されています!!
アメリカのカジュアル・プレイヤー達は「ライフを得る」という効果が大好きらしく、ライフを得ながら相手を倒せるかもしれないと言うこのカードは本当に大人気みたいですね。
というわけで今週はここまで!!!
また次回お会いしましょう!