BIGsが選ぶ!『イニストラード:真紅の契り』注目カードTOP3
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今回はBIG MAGIC ELDERSの黒田正城氏を加えた16名に注目カードと各プレイヤーの好きな漫画を聞いてみた。
並びは最初に挙げた漫画の1巻発売が古い順である。
史上最短でスタンダード環境が変化する今回、週末に行われるBIGs対抗戦と併せてスタンダード新環境の解明に役立ててほしい。
仲田涼
3位《信仰縛りの審判官/Faithbound Judge》
出して3ターンは殴りにいけませんがそもそもそのようなデッキでは使わないでしょう。
3/4/4という白いカードにしては破格のスペック。トロールやドラゴン、戦車を止められます。また裏で出せばゲームに勝ちます。耐えれば勝てる。
2位《マナ形成のヘルカイト/Manaform Hellkite》
4/4/4という及第点のスペックに能力が攻防どちらにも使えます。
攻めてるときはメインでスペルを打てば殴りに、受けているときは相手ターンでスペルを打てばブロッカーに。
参照がインスタントやソーサリーではなく『クリーチャーでない呪文』であるため、プレインズウォーカーやアーティファクトでも誘発します。デッキに入れるカードの幅が広がりそうですね。
1位《耕作する巨躯/Cultivator Colossus》
出した時の手札が増える訳ではありませんが、出すと最終的に手札の全てがスペルになるという生物。すごい。
土地参照する生物はそもそも土地を並べてから出さないと強くなかったはず。しかしこの生物は引いてきた土地が全て場に出せるため、リアニメイトや《エルフの笛吹き》で手から出しても強い(はず)。
最近は新しい漫画を読めていないのですが...好きな漫画を3作ほど。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
ゲームのドラクエをやったことはありませんがハマりました。初めて全巻揃えた漫画です。
最近はアニメ化しましたね。同じ原作作画者の作品に「冒険王、ビィト」があります。
スプリガン
超古代テクノロジーを擁した遺跡・物品を悪の手から守る結社のエージェント、通称スプリガンの話。
巻数も10巻ほどで読みやすい。Netflixでアニメ化予定ですね。
ギャラリーフェイク
美術品を通じて話が展開されていく作品。私自身、美術品の知識はありませんがなくても好きになりました。
同作者の作品に「太郎」、「愛しのバットマン」などがあります。
斉田逸寛
3位《歓迎する吸血鬼/Welcoming Vampire》
白の3マナクリーチャー、パワー2以下で誘発ドローと《弱者の師》を彷彿とさせるカード。毎ターン1回の制約が付いた代わりにマナが不要になり、タフネスも上がって飛行も得たので差し引き大幅プラスに見えます。
スタンダードでは《クラリオンのスピリット》や《レオニンの光写し》を使った軽めの白単や、土地の強化でマルドゥも検討できるようになった吸血鬼デッキなどで使えそうです。また、自身が3マナでインスタントタイミングでクリーチャーが出ることで相手ターンにもカードが引けることから《集合した中隊》と相性が良く、ヒストリックやパイオニアでの採用も検討できます。
2位《墓所の照光者/Cemetery Illuminator》
自分と相手の双方のターンで軽い呪文をプレイできるのがベストなので、真っ先に追放したいのはインスタント。墓地に別のカードタイプも落とせる可能性がある《考慮》や、アドバンテージはこのカードが獲得してくれるのでテンポを取れる《消えゆく希望》などが一緒に入りそうです。
それらのスペルに加えて、クリーチャーも軽いに越したことはないとすると...《秘密を掘り下げる者》! 前回スタンダードに再録されたもののパーツ不足で目立った活躍がなかったので、ここで改めてデッキを考えたいですね。
デッキの上から唱える能力が強力ではあるものの、そもそも3マナ2/3飛行という戦闘性能、墓地対策も兼ねて、デッキの上がいつでも確認できるのは非常に高スペックで文句のつけようがありません。
1位《捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector》
青の神話レア、2マナ0/2、手札入れ替えの起動型能力、反転まで揃っていて今度は《ヴリンの神童、ジェイス》を彷彿とさせるカード。当時スタンダードのカードながら1万円越えを記録したジェイスほどの強さではありませんが、現在のスタンダードを代表する《アールンドの天啓》と相性が良いため注目しています。
6マナ目が出るターンの起動で《アールンドの天啓》を追放して反転。そのままプレイすると追加ターンでまたカードを1枚マナコストを払わずに唱えることが可能です。盤面に何もない時の追加ターンはよく「ほぼ《探検》してるだけ」などと揶揄されますが、このカードがあればその心配はありません。
好きな漫画
スラムダンク
ジャイアントキリング
ONE OUTS
カイジ
アクタージュ act-age
バクマン。
銀の匙
capeta
ミュージアム
予告犯
僕たちがやりました
先生の白い嘘
羣青
RAINBOW-二舎六房の七人-
ザ・ファブル
吉森奨
3位《真紅の花嫁、オリヴィア/Olivia, Crimson Bride》
速攻な上に攻撃した状態でリアニメイトするので一度殴れれば元が取れそうなカード。
色を問わず墓地対策するカードが増えているので扱いづらい環境かもしれませんが、企みがいがありそうです。
スタンダードより下の環境やカジュアルでは《傲慢な血王、ソリン》や《生き埋め》系のカードで欲張ってみたいですね。
2位《船砕きの怪物/Hullbreaker Horror》
《潮吹きの暴君》をさらに乱暴にしたようなクリーチャー、少々重いですが書いてあることめちゃくちゃですね。
呪文を戻せるので《溺神の信奉者、リーア》と組み合わせれば攻守共に無双しそうな予感がします。
1位《マナ形成のヘルカイト/Manaform Hellkite》
縛りが緩い能力を持っているため使用したいデッキコンセプトに合わせ攻守どちらの役割も持てますし、自身のサイズも申し分ないのがいいと思いました。
ぱっと思いつくのは赤青や赤緑あたりになりそうですが、スロウランドも増えるので3色以上のデッキでの活用も考えてみたいです。
好きな漫画
彼氏彼女の事情
ARIA
川崎慧太
3位《首無し騎手/Headless Rider》
《腐れ肺の再生術師》や《ザスリッドの屍術師》の系列に連なる一枚。この系列はアグロが粘り強く戦ったり、サクリファイス系のデッキが生け贄用クリーチャーを確保するのに使われてきた実績があるのでこちらも同様に使われるのではないでしょうか。
2位《掘り起こし/Dig Up》
調整されて帰ってきた《ウルヴェンワルド横断》。本家と比べて切除のコストが高い分デッキ構築への制限はなくなったので、ミッドレンジやコントロールで使いたいです。
1位《耕作する巨躯/Cultivator Colossus》
リアニメイトを組みたくなる一枚。一度釣れれば手札の土地を全て場に出した上で後続を確保し、その後続も手札から唱えられるようになっているはず。墓地を肥やす《根囲い》や《レンと七番》と相性が良い点も加点要素。一枚でマナ加速、ドローソース、フィニッシャーと複数の仕事をこなせる点を評価しました。
好きな漫画:えの素
普通に選ぶと自分の場合はブラックジャック、レベルE、チェンソーマンの三択で誰かと被りそうなので、外してこちらにしました。内容としてはエロ・グロ・ナンセンスをポップな絵柄で包んだギャグ漫画って感じです。万人受けする内容じゃないんですが、自分が好きな漫画を選べというお題では上位に入るので今回選びました。
黒田正城
3位《洗い落とし/Wash Away》
3マナの打ち消しとしては普通の性能だが、1マナの方がすごい。
前環境で活躍した《神秘の論争》に近いお手軽さがある。
予顕と《表現の反復》があるうちは頻繁に使われそう。
2位《信仰縛りの審判官/Faithbound Judge》
防御的な青白のコンセプトにぴったりの、優れたカードに見える。
これ以外に勝ち手段を入れなくてもデッキが成立しそう。
ターンが経過すればするほど強いので、《アールンドの天啓》がますます強くなるだけかもしれない。
1位《血瓶の調達者/Bloodvial Purveyor》
サイズと能力を見る。強いなと思う。
テキストを読み進めてデメリットを探す。
「あれ、見落としたかな」と不思議に思って最初から読み返す。
「え、これデメリット扱い?」と声に出す。
ほとんどの人がこんな反応だったのでは?
おすすめ漫画
公権力横領捜査官 中坊林太郎
北斗の拳のケンシロウが半沢直樹の世界で活躍するような話。原哲夫らしく爽快感抜群。
1998年の漫画なので半沢のオリジナルと言い張ってほしい笑
読後、主人公の口癖はついつい使ってしまう。
藤本岳大
3位《歓迎する吸血鬼/Welcoming Vampire》
3マナ2/3飛行のスペックはそこまで強くないかもしれないけど能力が恐ろしい。《ドゥームスカール》を撃たれた後でもこいつと何か出して1ドローしたらすぐ損失分を取り戻せそう。《弱者の師》で強かった時代があるんだからこいつは強い!!!!!はず。
2位《血瓶の調達者/Bloodvial Purveyor》
《冒涜の悪魔》じゃないか!
『テーロス還魂記』の発売当時あれだけ騒がれた《悪夢の番人》の弔い合戦でもあるランクイン。当時のBIGsが選ぶランキングを見に行くのはやめましょう。
なお《致命的な一押し》がある環境で使うと《血・トークン》を出すせいで相手の場に何もなくても自然死します。
1位《吠え群れの笛吹き/Howlpack Piper》
《エルフの笛吹き》も偉くなったもんだ。
狼か狼男を出すと弱くなるような気がするのもポイントが高い。スタンダードではこれを入れてる暇があれば素直に《ウルヴェンワルドの奇異》を入れとけとアドバイスをせざるを得ないが、いつだってマナコストを踏み倒すカードは大人気。英語版はそのうち高くなる気がする。
好きな漫画:サバイビー
松本友樹
3位《真紅の花嫁、オリヴィア/Olivia, Crimson Bride》
統率者にしたい伝説のクリーチャーNo.1
《巨大なるカーリア》の墓地版みたいな感じですね
当然手札よりも墓地の方がカードを用意しやすいので、ヘイトを一心に背負いながらリアニメイトしましょう!
2位《蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosive》
久々に来たインパクトのある重量級クリーチャー
リアニメイトしたいですね。
《傑士の隆盛》を使うと伝説のナメクジ・ホラー天使を召喚できます。
1位《不笑のソリン/Sorin the Mirthless》
かっこいい・・・
私ほどの闇の心の持ち主でも、ときめきを感じずにはいられなかった。
過去リリースされたすべてのソリンも大なり小なり活躍していますが、このソリンもきちんと活躍してくれそうです。
《倍増の季節》があってもひとりにしかソリン砲が飛ばないのが唯一の欠点。
好きな漫画:へうげもの
小林崇人
3位《見事な再生/Splendid Reclamation》
「すべて」と書いてあるカードは強い(と昔から言われています)。
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》の別軸のデッキができないものだろうか。
2位《夢鎖の霊/Dreamshackle Geist》
《コーの鉤の達人》を構築で使っていた身としては驚きの性能。
タップ状態の生物を選び続ければ、ほぼ《地下牢の霊》と同等の疑似除去としてに機能する、これが1マナ軽くなってるなんて。
遅めのデッキがサイドボードから入れて守りに使うプランもありです。
1位《移り気な放火魔/Volatile Arsonist》
《黄金架のドラゴン》の出番を奪えるか結構気になる生物。
インスタントを構えたり《アールンドの天啓》に繋げるなど宝物からの有効なマナの使い道があるデッキならドラゴンですが、そうでなく5マナをマナカーブの頂点にするようなビートダウンならこちらの方がよいと思います。
威迫速攻も飛行並みに止めにくく、打点の高さと盤面への干渉は《黄金架のドラゴン》を超えているので。
《氷牙のコアトル》では止まらなかったり、ついでにプレインズウォーカーに触れたりとより下の環境のほうが向いている可能性も。
好きな漫画:たいようのマキバオー
普通に泣けます
中道大輔
3位《吠え群れの笛吹き/Howlpack Piper》
懐かしい《エルフの笛吹き》と同等の能力を持ったクリーチャー。
ミッドレンジデッキのカウンター呪文に弱い点を補ってくれるのは嬉しい限り。
手札にクリーチャーがなくても裏面でクリーチャーを探すことが出来るのでかなり自己完結しています。
サイドでも居場所はありそうですし、デッキによってはメイン採用もあり得そうです。
とんでもない怪物クリーチャー。
瞬速で打ち消されないというフィニッシャーが欲しい要素を持ち、呪文を唱えるだけで土地以外であればパーマネントや呪文をバウンス可能という完全無欠。
コントロールミラーは大変そうですね。
ハイスペックなサイズを持つクリーチャーで飛行トランプルとチャンプブロックは許さない点が優秀。
デメリットとして相手に《血・トークン》を生成してしまいますが、《血・トークン》自体がアドバンテージに繋がらないので大したデメリットではなく、生け贄にマナもかかるため動けば動く程に《血・トークン》が溜まってこいつのパワー強化になるので相手としては即対処必要なクリーチャーといえるでしょう。
即座に対処されてしまうと強くないと感じるかもしれませんが逆に対処されなければゲームを決め得る強さが感じられます。
タフネス6が《老樹林のトロール》+《吹雪の乱闘》だけでは倒されないのが素晴らしいです。
好きな漫画
ワールドトリガー
ホイッスル!
アイシールド21
ライジングインパクト
暗殺教室
ACMA:GAME
金色のガッシュ!!
ベイビーステップ
ダイヤのA
DAYS
朴高志
3位《アヴァブルックの世話人/Avabruck Caretaker》
裏面で出て来たらとんでもない事になる狼男。
《軍団のまとめ役、ウィノータ》での呼び出し候補であり、マナクリーチャーで加速した先のフィニッシャーにもなります。
重いものの、打ち消せなかったら終わる程の性能、果たして使われるのか注目です。
2位《マナ形成のヘルカイト/Manaform Hellkite》
え?いや、え?
思わず能力二度見した、凄いドラゴン。
出したターンにすぐ呪文を唱えられたら最高ですが、そもそもコイツが落ちにくいスペックな上にコストも軽く、扱いやすいのが良いですね。
スタンダードからレガシーまで幅広く活躍のチャンスがあるカードなのでは...?
1位《捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector》
裏返る条件が簡単なルーター&コスト無視カード。
凄い重いカードをタダで唱えるのを狙うも良し、ルーター活かして序盤を支えるも良し、腐りにくい良いカードですね。
伝説のクリーチャーなのに4枚積める噛み合いも素敵です。
好きな漫画:となりの吸血鬼さん
アニメ公式サイト
候補は多かったのですが、今回はイニストラード次元、しかも吸血鬼が主役のセットという事で、この漫画を挙げさせていただきました。
とは言えマジックのストーリーとは真逆の、至って平和なほのぼの系なので、癒されたい人にオススメですね。
渡邊崇憲
3位《過充電縫合体/Overcharged Amalgam》
《神秘の蛇》の~と話し始めるとMTGおじさんたちに絡まれそうな危険なカード。4マナ3/3飛行瞬速は現代MTGでも通用しそうなサイズ感!打ち消せる範囲は広いですが、スタンダードでは呪文を対象に取る事が多そうです。見え見えの《アールンドの天啓》をバキッと打ち消したいですね!4マナ構えてコレか《幽体の敵対者》でニヤニヤするのも悪くなさそう。ただ濫用のコストは決して軽くはないのが苦しいところか。《堕ちたる者の案内者》などでトークンを出せるとカードを使わずに濫用できていいですね!
2位《錬金術師の計略/Alchemist's Gambit》
《最後のチャンス》と《最後の賭け》の弟分ってところでしょうか。スタンダードで見る機会は少なそうですが、統率者戦ではなかなか使えそう!兄貴分たちに比べると重くなって固有色の青が追加されている分使いづらそうではありますが、そこは新弾かつスタンダードでは使われなそうなカードということで入手難易度は低め!Foilで1枚持っておきたいですね。ダメージ軽減不可もいぶし銀で《独房監禁》みたいなカードをこの1枚で乗り越えるのは兄貴分にはないメリット!地元の統率者メタに釘を刺せ!!
1位《血瓶の調達者/Bloodvial Purveyor》
4マナ5/6飛行トランプル。「流石にキツめのデメリット持ってるんだろうなぁ...」と思ってテキストを読み進めると、ん?緩くないか??血トークンを与える事がどの程度のデメリットか未知数ですが、既存のデッキでは起動以外には消費できなそう。重ねて出す事で使いきれない血トークンによる高打点にも期待か!?タフネス6で《家の焼き払い》にも耐えられて《黄金架のドラゴン》も優しくキャッチ!黒系アグロの復権に期待大ですね!!!
好きな漫画:さよなら私のクラマー
最近のマンガだとコレですね!全14巻で程よく読みやすいので是非是非
マエノソノケンタ
やぁ、ノソノスキーだ!
構築で日の目を見ることのなかったオドリックが闇堕ちしてまで3度目の登場をしたにも関わらず、ほぼバニラでありやはり日の目を見ることができない(吸血鬼だけに)だろうことに涙を禁じ得ない。
そして、今回も例によって下環境向けのカードを選ばせてもらった。
3位《二重屍/Necroduality》
『モダンゾンビに未来はあるのか?』
《ゲラルフの伝書使》とコイツの2枚コンボで気持ち良くなりたい。あわよくば、サクリ台と《血の芸術家》で絡め手も搭載してみたい。そんな牧歌的ゾンビデッキがモダンで息をしていけるのか(反語)。
いつまでも足りない2マナ域に思いを馳せて幾星霜、ゾンビデッキの明日はどっちだ。
2位《危難の道/Path of Peril》
『《バントゥ最後の算段》はおいてきた。ハッキリいってこの闘いにはついていけない。』
黒待望の3マナ全除去。3マナでは2マナ以下しか除去できないというペナルティがあるが、《夢の巣のルールス》デッキを筆頭にクリーチャーが低マナ域に寄っているモダン環境では、腐りにくい全除去として使うことができるはずだ。(ここ最近の白のカードが強すぎて、黒系コントロールがモダン環境についていけてないことには目をつぶっておこう...)
1位《吠え群れの笛吹き/Howlpack Piper》
『こいつから出してみたいクリーチャーは?』
『...そうだね!《引き裂かれし永劫、エムラクール》だね!』
"打ち消されない《Eureka》"もとい"《紅蓮破》されない《秘儀の職工》"。レガシー《実物提示教育》デッキのナイスサイドとして活躍できる可能性を秘めたカードだ。変身させられてしまうと踏み倒せなくなるデメリットはあるが、裏面のアド取り能力も表面と噛み合っており、ムキムキボディも素晴らしい。
自ターンドローゴー、相手ターンに変身スタックで《引き裂かれし永劫、エムラクール》を叩きつけるうまぶりプレイで、フィーチャーテーブルを魅了していきたい。(※できないので注意)
好きな漫画:さよなら私のクラマー
あのBIGsでかなべも推薦!女子サッカー漫画界のスラムダンクとも呼べる作品!
『女子サッカーに未来はあるのか?』
女子サッカーというニッチな世界でひたむきに頑張る少女たちの物語。
報われるとも分からないその世界で輝きを放つ少女たちの姿はまるで、マジックに打ち込む俺たちのよう。
女子サッカーの未来を憂う人たちの姿はまるで、マジギャザの未来を憂う俺たちのよう。
...女子サッカーはマジックザキャザリングだった?!
もちろんそんなことはないんだけれど、マイノリティな世界で頑張る彼女たちの姿に感動せずにはいられない!!
『カイブッディにできて俺たちにできないってことはありませんわ!』
矢田和樹
3位《無謀なる衝動/Reckless Impulse》
高効率な衝動的ドロー。表現の反復に似たスペックだが、こちらはカウンターや高コスト呪文を手札に溜め込むことはできない代わりに2ターン目に唱えてもアドバンテージを得ることができる。最近のスタンダードでは下火だった赤いアグロの復権に期待できる1枚だ。
2位《船砕きの怪物/Hullbreaker Horror》
土地を戻せなくなった代わりに能力マシマシになった《潮吹きの暴君》。統率者戦では、自身のコスト以上のマナを産み出すマナファクト(《太陽の指輪》など)2種類を交互に唱えることで簡単に無限マナを達成することができる。スタンダードでもコントロールミラー活躍するだろう。
1位《隆盛な群れ率い/Ascendant Packleader》
緑系アグロ待望の高スペックな1マナクリーチャー。現状マナを出すのが不安定な《ヤスペラの歩哨》以外にプレイアブルな1マナクリーチャーが緑におらず、後手時のテンポに難があった緑系の弱点を克服する1枚になるだろう。ただでさえ強かった《エシカの戦車》の使用率が更に上がりそうだ。
好きな漫画:左ききのエレン
「天才になれなかった全ての人へ」
"天才"エレンに追いつこうとする"凡人"光一の努力を描く熱い少年マンガ。マジックの大会前に読むとテンションが上がります。
加藤健介
3位《血瓶の調達者/Bloodvial Purveyor》
4マナ5/6飛行にトランプルまでついた凄まじいスタッツ持ちの吸血鬼です。
相手に血・トークンを与えてしまう能力もトークン能力を起動する余裕のない中盤までならメリットの方が勝りますし、
ロングゲームとなっても大抵の場合はこのカードを放置できないはずなのでデメリットも限定的なものになるのではと予想しています。
その昔、《マハモティ・ジン》(6マナ5/6飛行)というカードがありまして信頼性の高いフィニッシャーとして結構使われていたのですが、
このカードと比べると隔世の感を禁じ得ませんね。ちなみに、マハモティ・ジンの初出を調べたら28年前(アルファ)らしく気絶しました。
2位《洗い落とし/Wash Away》
手札以外というとスタンダードでは予顕された呪文や墓地からのフラッシュバック呪文が思い浮かびますが、このカードはPVこと《精鋭呪文縛り》との相性が抜群です。
追放されマナが重くなった呪文をいざ唱えて1マナでカウンターされたら私なら暴れます。
そうでなくとも最低限《取り消し》なのでメインボードから採用できるカウンターとしても優れていますね。
下環境まで見ると手札以外から唱える呪文は山ほどあるので、こちらでも採用の余地があるかもしれません。
個人的に"耐えてれば勝つ"系の特殊勝利カードが大好きなのでピックアップしました。
大抵そのようなカードは基本的にクソ重い(《副陽の接近》etc...)ので序盤に引くと「このカードを入れた奴は誰だ!」と叫びたくなるのですが、
《信仰縛りの審判官》は一味違います。序盤は3マナでその高いスタッツにより盤面を支えつつ、ゲーム後半に裏面の特殊勝利に向かえるようなカードに仕上がっています。
しかも場に出た3ターン後には警戒で攻撃できるようになるのでうっかり5回殴って勝ったりすることもあるかも?
これはもう創作デッキを握って試すしかない!エンジョイ!!
好きな漫画
忍者と極道
紛争でしたら八田まで
東独にいた
寿エンパイア
加茂里樹
3位《ヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathi》
出たターンから選択肢のある能力を使うことができる伝説の吸血鬼です。
《悪ふざけの名人、ランクル》と似た能力を持っており、生け贄能力によって盤面をロックしたりカードを引いてアドバンテージを得ることが出来ます。
裏面に変身すると減ったライフを回復できるので、一枚でカバーできる範囲が広いです。
基本はずっと表で運用して、ライフを押されてたりライフを詰められるようになったら裏返して柔軟に使いましょう。
2位《掘り起こし/Dig Up》
《地勢》の上位互換で、新キーワード能力「切除」を持っています。
切除コストで何でもサーチすることは出来るので、ゲームの後半でも強いのが素晴らしいです。
1位《耕作する巨躯/Cultivator Colossus》
ETBの能力が派手!絶対楽しい。
トランプルもあるので、フィニッシャーとして十分なクリーチャーです。
手札の土地は全部スペルに出来るので、やられたとしても次のターンから引き続き強いアクションが取れるのはいいですね。
好きな漫画:寿エンパイア
こんな街――――ブチ壊してやるよ。俺の寿司で!!
簗瀬要
3位《船砕きの怪物/Hullbreaker Horror》
コントロールの新たなフィニッシャーです。7マナと重いですが1度戦場に出てしまえばやりたい放題!そしてその後は7/8というサイズが速やかにゲームを終わらせてくれるでしょう。青単色のカードなので、いろいろなコントロールに入れて試してみたいカードですね。
2位《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
再録カードですが、これもスタンダードで活躍しそうな1枚です。緑単アグロとイゼット系デッキの両方に効果的なカードはあまりなかったのですが、サリアはその両方に非常に効果的です。前回のスタンダード収録時にはあまり強烈なインパクトがなかったのですが、今回のスタンダードでは白単アグロを強化する1枚になるでしょう。
1位《血瓶の調達者/Bloodvial Purveyor》
黒にこういうカードを待っていました!
4マナと比較的軽いマナコストでありながら《エシカの戦車》や《黄金架のドラゴン》に負けないサイズ!緑単アグロ、白単アグロ、イゼット系デッキの三つ巴の状態であったスタンダードに4つ目のデッキが登場しそうな予感がします。
好きな漫画:特に無し
007ほど好き!という漫画はないですね。。。
高校生くらいまでは名探偵コナンやポケットモンスターSpecialの単行本を買って読んでいましたが、大学生になってからは全然買ってません。
「仙豆」を大学生まで知らなかったくらいなので、僕の漫画の知識はそんなもんだと思っていただければと思います。
マジック:ザ・ギャザリング『イニストラード:真紅の契り』Bigweb特設サイト